保育士の給料は安いって本当?平均額はいくらぐらい?

2019.06.07保育士の給与・年収

保育士の給料保育士は、昔から変わらず人気のある職業の1つです。子どもが好き、子どもと触れあう仕事をしたいと考えている方にとってはうってつけの職業でしょう。

しかし、実際に働き出すとやはり気になってくるのがお給料。仕事内容が自分にマッチしていても、給料額があまりに見合わないとモチベーションを保てないこともあります。
一般的には保育士の給料は安いといわれていますが、本当はどうなのでしょうか?ここでは、平均額がいくらぐらいなのかもあわせて、保育士の給料事情についてご紹介します。

保育士の給料の平均額はいくら?

保育士の給料の平均額

内閣府が公表している資料「平成29年度保育士及び幼稚園教諭の平均賃金等の実態について」によると、保育士女性の給料の平均額はひと月あたり22.8万円でした。さらに年間のボーナス額は65.8万円で、年収にするとおよそ340万円となります。
これは一般的に見て安いのでしょうか?その他の職業とも比較しながら見ていきましょう。

参考資料:平成29年度保育士及び幼稚園教諭の平均賃金等の実態について

保育士の給料は安い?

保育士の給料は安いのか
上記の資料によると、平成29年度の女性全体の平均給料はひと月あたり26.3万円でした。保育士の平均給料と比較すると、その差は3.5万円と多少の開きはあるものの、他の職業と大幅な違いがあるわけではありません。
また女性全体の平均ボーナス額は61.5万円となっており、保育士のほうがボーナス額は多いという結果が出ています。

また、保育士に近い職種である幼稚園教諭の平均給料もひと月あたり23.1万円と、保育士とほぼ同じです。
保育士給料比較
このように、保育士の給料は確かに一般的に安めとはいえそうですが、保育士の給料だけが特別に安いわけではないことが分かります。

年収は上昇傾向にある

平成25年にスタートした保育士の処遇改善などにより、保育士の給料は上昇傾向にあります。

平成27年度の平均年収は323.3万円でしたが、28年度には326.7万円、29年度には342.1万円と、徐々にではありますが保育士の平均年収は上昇しています。

保育士の給料は○○によって変わってくる!

保育士の給料を左右する要素

保育士の給料は、役職、年齢(経験年数)、地域などさまざまな要素によって変わってきます。

保育士の給料は都道府県で変わる!

保育士に限らず、同じ職業であっても地域によって給料に大きく差があります。というのも、各都道府県や地域によって政策や人材不足の状況などが異なるためです。
一般的に都市部のほうが地方よりも給与水準が高く、最大で100万円以上の差が出ることも。

「平成30年賃金構造基本統計調査」をもとに調査したところ、保育士女性の平均月給が高い都道府県TOP5は以下のようになりました。
【第1位】東京都29.2万円【第2位】京都府26.3万円【第3位】神奈川県25.7万円【第4位】岡山県25.6万円【第5位】千葉県25.4万円
もっとも月給が高い東京都では、なんと30万円近いという結果に。やはり保育士不足が叫ばれている首都圏など都市部の地域では、平均給料が高い傾向にあることが分かりますね。

参考資料:平成30年賃金構造基本統計調査

保育士の給料は園の種類で変わる!

私立、公立、小規模・大規模など園の種類によっても給料は変わります。

基本的には公立のほうが給料は高い傾向にありますが、公立保育園で働くためには公務員試験をパスする必要がありますし、民営化によって公立保育園が減少傾向にあるため、公立保育園への転職はハードルが高いといえるでしょう。

保育士の給料は年齢で変わる!

保育士は、基本的に年齢や勤続年数を重ねれば給料も上がっていきます。

就職1年目は20万円ほどだったとしても給料は年齢とともに上がり、特に賞与は大幅に上がることが期待できます。数年で辞めずに勤務を続けていれば、年収も上がってくるでしょう。

保育士の給料は役職で変わる!

保育士も、役職につけば給料が大幅に変わることがあります。例えば、主任や園長になれば今より10万円以上アップの高給与も夢ではないかもしれません。

また、2017年から導入された副主任や職務分野別リーダーなどの肩書を持てば、給料アップのチャンスは十分にあります。
副主任になるためには経験年数が7年以上で、かつ4分野以上のキャリアアップ研修を修了していることが条件。職務分野別リーダーになるためには経験年数が3年以上で、かつ担当分野のキャリアアップ研修を修了していることが条件とされています。

ただし、経験年数に関してはあくまでも目安であって、最終的には各施設長の判断に委ねられますので、場合によってはチャンスが早めにくることもあるでしょう。

ある程度の経験がある場合は、主任の求人を探したり、キャリアアップが進めやすい職場を探したりするのも良いかもしれません。

まとめ

今回は、保育士の給料事情についてご紹介しました。
保育士の給料は一般的に見て高いとはいえませんが、園や地域によって給料などの待遇は大きく変わります。また、勤続年数や年齢を重ねれば自然と給料もアップする傾向にあります。
仕事自体に不満がないのであれば辞めずに保育士を続けキャリアアップ研修を受けてみたり、主任などの求人に応募してみたりするなど、給料アップのチャンスをうかがうことも1つの手です。

保育士の仕事自体は好きだけど現在の給料と仕事量が見合っていないと感じる方は、キャリアアップしやすい職場や、より好待遇の職場への転職を考えてみてはいかがでしょうか?

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kiralike編集部

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