保育士のボーナス平均額はいくら?いつ出るの?

公開日: 更新日: 保育士の給与・年収

保育士のボーナス(賞与)
保育士さんとして働いていて、ご自身の頑張りを実感できるときといえばやはり「ボーナスをもらうとき」ではないでしょうか。
「他の園はどのくらいボーナスをもらっているの?」「保育士全体の平均ボーナス額っていくらなの?」など、保育士のボーナスについてふと気になったことがある方も多いはず。また他の園への転職を検討中なら、ボーナス額も応募を検討する大きな理由の1つになっているかもしれません。

そこで今回は、保育士さんのボーナス事情についてご紹介します。

保育士のボーナス平均額はいくら?

保育士のボーナス平均額「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、保育士のボーナス平均額は年間約70万円となっています。保育士の月収平均額が239,300円ですから、年間で給料3カ月分のボーナスが支給されている計算です。
ボーナスは夏と冬の年2回に分けて支給されるケースが主流と考えられますから、1回あたりだと「35万円」ほど支給されているということになります。つまり、2回支給の場合は1回あたり「1.5カ月分」ほどのボーナスが出ているということになりますね。
これを多いと考えるか少ないと考えるかは保育士さん次第ですが、保育士というお仕事の大変さや体力・気力の消耗度を考えると「もっともらいたい」と考える方も多いのでは?

転職を考えているなら「ボーナスがきちんと支給されて、かつ多めにもらえる園がいい」という条件で考えている方もいるでしょう。
参考資料:平成30年賃金構造基本統計調査

保育士のボーナスはいつ出る?

保育士のボーナスはいつ出るか保育士のボーナス支給時期は、園によって異なります。主に夏・冬2回というケースが大多数を占めると思われますが、ボーナスは年1回支給という園もあります。
ちなみに、毎年のいつごろボーナスが出るかについては、夏のボーナスは公立園の保育士さんの場合で6月30日ごろと決まっていますが、私立園の場合は6~7月ごろと園ごとにまちまちです。冬のボーナスは、公立園の場合で12月10日ごろと決まっており、私立園は12月中旬ごろが一般的なスケジュールとなっています。
夏は6月~7月、冬は12月が保育士さんのボーナスの支給時期になっていると考えられます。

一年目の保育士でもボーナスはもらえる?

入職して一年目の保育士でもボーナスを支給している保育園は多いです。ただし、働き始めた期間を条件に金額を設定している保育園もあるため春に就職した場合は夏のボーナスが寸志になることがほとんどです。もちろん一年目からでも夏・冬ともに満額のボーナスを支給するところもありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

私立保育士はボーナスがない場合も

私立の保育園の場合にはボーナス=業績給扱いとなるため、ボーナス支給の有無やその金額に関しては、園の経営状況次第で変わることがあります。そのため私立の保育園では、園の経営状況が芳しくない場合には年度によってはボーナスが出なくなる可能性もあります。

公立保育士について

公立の保育園・保育施設で勤務する保育士を「公立保育士」と呼びます。自治体で採用された地方公務員であるため、企業や社会福祉法人で働く私立保育士とは異なります。基本的に、公立の保育園の場合は年度によってボーナスが支給されないということはありません。都道府県にもよりますが、公立保育士のボーナスは給与の3~4か月分が支給されることが多く、高額なボーナスを希望する方には嬉しいポイントといえます。

確実にボーナスをもらうには

入社前にしっかり調べておくことが大切です。賞与実績はあるか、賞与が出なかった年は過去に何年あるか、等インターネットやハローワークで調べることが可能です。数ある保育園の中から、ボーナスのある転職先を選びたい方は保育の転職に特化したエージェントに頼るのも良いかもしれません。

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また、中には就職や転職をしたばかりで勤務1年目にあたる保育士には、ボーナスを支給しないという職場も。1年目の場合はまったく支給されないケースもあれば、初回のボーナスは数万円程度という場合もあります。

ボーナス金額をアップさせたいなら

ボーナス金額アップこれまでご紹介したデータを参照いただき、どう感じたでしょうか。「他の職業のお友達はもっとボーナスをもらっていると思う」「これだけ一生懸命やっているのだから、もっとご褒美として反映してほしい」など、現状のボーナス額に満足していない方もいるのではないでしょうか。
ここでは、保育士さんがボーナスの金額をアップさせるための、さまざまな手段についてご紹介します。

研修の受講や資格取得によるキャリアアップ

持っている資格やスキルによって、通常の給料に手当が加算される保育園も少なくありません。通常の給料が上がることでボーナス支給額もアップさせられますから、熱心に勉強すれば給料・ボーナスともにアップさせられるかもしれません。

長く勤める

勤続年数によって昇給する園なら、長く勤めれば給料もボーナスも上がっていくでしょう。特に公立保育園の場合は勤続年数で確実に給料・ボーナスともに上がりますから、園によっては根気よく働き続けるという方法ももちろんアリです。

条件の良い園に転職する

勤め先が昇給もあまり見込めず、何年も働いているのにボーナスも横這い……という園で、将来を不安に感じる状況であれば、思い切って転職を検討するのも一案です。
好待遇の求人を探して園を移ることはもちろん、給与水準が高い地域の保育園に転職するという手段もアリ。特に待機児童数が多く、保育士不足が深刻化している地域は給料・ボーナスなどの面でも保育士の待遇向上に積極的な所が増えています。

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保育士の仕事は続けたいけれど、このまま同じ園で働いてもボーナスが上がらず張り合いがないと感じているなら、保育士不足の今こそ転職のチャンスかもしれません。

まとめ

今回は、保育士さんのボーナス事情についてご紹介しました。
ボーナスは「金額にかかわらず、出るだけありがたい」と考えている保育士さんも多いかもしれません。しかし、せっかく日々やりがいを感じながら一生懸命お仕事をしているなら、その頑張りが形になって返ってくればさらなる意欲につながるはず。
日々のお仕事の成果を正当に評価してくれる保育園を見つけて、転職することでボーナスアップを図ることも得策かもしれません。好条件の求人を探し、やりがいとその成果を両立できる保育士生活を実現してみませんか?

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kiralike編集部

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