【保育士の実技試験】実技の内容と合格率、当日の服装を解説

2019.10.15保育士の資格取得

実技試験に挑む保育士保育士試験は、筆記試験を突破した後に「実技試験」が待ち構えています。「実技試験ってどのようなことをするの?」「どんな勉強をしておけばいいの?」など、分からないことだらけで不安に思う方も多いことでしょう。

今回は、保育士試験の実技試験の内容や気になる合格率、当日の服装の注意点などについてご紹介します。

保育士試験の実技試験の内容とねらい

9科目の筆記試験(一次試験)と保育実習実技試験(二次試験)からなる保育士試験。一次試験に合格すれば、二次試験の実技に進むことができます。

実技試験は「音楽」「造形」「言語」の3分野のうち、あらかじめ選択した2分野で受験をします。ここでは、それぞれの試験内容を簡単に説明します。

音楽に関する技術

音楽試験のピアノ
保育士に求められる歌や楽器演奏の技術、そしてリズム感や豊かな表現力を問う試験です。ピアノ・ギター・アコーディオンのいずれかの楽器を使用して伴奏をつけながら、課題曲となっている2曲を弾き歌いします。

造形に関する技術

造形試験の色鉛筆
保育の状況をイメージし、人物や情景を色彩豊かに表現する力を問う試験です。45分の制限時間内に、指定された保育の一場面について、色鉛筆などを用いて絵画を描くことで表現します。他の実技試験とは違い、絵の課題は当日にならないと分かりません。

言語に関する技術

保育士として必要とされる基本的な声の出し方や、幼児に対しての話し方・表現力を問う試験です。3歳児クラスの子どもたちに「3分間のお話をする」ことを想定し、4つの課題から1つを選択し、子どもたちが集中して聴けるようにお話をします。

分野選択のタイミング

上記の3分野のうち2分野を受験者自身が指定して受験をしますが、どの分野を選択して受験するかについては、保育士試験の出願の時点で決める必要があります。

「受験申請の手引き」に、その年の課題の詳細が発表されているため、そちらを参照した上で自分の得意な分野を選びましょう。

参考:令和元年保育士試験 受験申請の手引き【後期用】

参考:受験申請の手引き|一般社団法人全国保育士養成協議会

保育士試験の実技試験の合格基準と合格率

実技試験の合格率
過去10年間(平成17年から26年)の統計では、実技試験の平均合格率は82.5%となっています。筆記試験の18.1%と比較しても、実技試験は合格の確率が高いといえるでしょう。

実技試験の配点は、各科目50点満点です。そのうち、6割以上得点できれば合格となります。つまり30点以上が取れれば、合格できる計算です。

しかし、その合格基準は明確には公表されておらず、何を評価してつけられた点数であり、どこに不足があったのかなどについては把握できないようになっています。
ピアノや絵がうまいかどうかなどの技術的な評価というよりは、保育士として求められる子どもへの接し方について重点的に評価されていると推測されています。またこの評価基準は、3分野ともに共通していると考えられています。

保育士試験の実技試験当日に着て行く服装

実技試験の服装選び
毎年8割と高い合格率を出している実技試験ですが、実は面接試験も兼ねていると言われています。保育技術の評価はもちろんのこと「子どもを預かる保育士として身なりや立ち居振る舞いかどうか」という点も評価されます。具体的には服装や挨拶、笑顔など、試験管に与える印象などがチェックされていると言われています。

では「どんな服装で行けば良いのか」ということになりますが、試験の手引きには服装に関する規定について、特に記載がありません。そのため、保育士試験の会場ではさまざまな服装の受験生がみられます。

試験だからとビシッとスーツ姿で、というのは保育士試験ではあまり考える必要はないでしょう。堅苦しくなりすぎると、「保育士としてふさわしい身なり」という面で、マイナスの印象を与える可能性があります。かといって、「保育士だからエプロンとジャージ」ではカジュアルすぎるため注意しましょう。

ここでは、試験に着て行く服装に関する注意点をまとめました。

これはNG!絶対に避けたい服装

ミニスカートやキャミソールなど、肌の露出が高い服装は好ましくありません。保育士は子どもに触れたり手を使ったり仕事が多いため、派手なネイルや伸ばした爪、アクセサリー類もNGです。

また、髪形にも気をつける必要があります。顔に髪がかかると、表情が暗く見えがち。長い髪は結んでまとめるなど、すっきりとした印象に見えるようヘアアレンジをしましょう。

目指すは「キレイめカジュアル」

基本的には、ご自身がリラックスできる服装で、ちょっと「キレイめ」な印象を与えられる服装が適切です。オーソドックスに「襟つきシャツ+チノパン」や「きちんとした印象のカットソー+スカート」などで良いでしょう。

なお、ボトムスとしてジーンズ(デニムパンツ)を選択することはあまりおすすめできません。もともと作業着だったジーンズは、公の場にはふさわしくないとされがちなためです。保育園の服装規定でも、ジーンズを禁止しているところが多くあります。

着る服の色について注意事項はありませんが、明るめの色なら顔写りも良く、明るく見える効果があるようです。とはいえコントラストのきつい色や派手な柄などは避け、「保育士らしい身なり」にポイントをおいて考えましょう。その範囲内で自分の気持ちも上がる服装を選べば自然と表情も明るくなり、試験官への印象も良くなることでしょう。

服装が決まったら1度写真を撮り、自身の姿を確認してみることをおすすめします。鏡で見るのではなく写真で見ることにより、自分自身を客観的に見ることができます。家族や友人にコーディネートを見せてみて、意見を聞くのも良いでしょう。

また暑い場合や寒い場合を想定して体温調整ができるように、重ね着をしたり上着を準備したりするなど対策をしておくのもおすすめです。

まとめ

今回は、保育士試験における「実技試験」にスポットを当て、その概要や合格率、そして試験当日の服装についてご紹介しました。

実技試験は80%以上と高い合格率ではありますが、人によっては筆記試験よりはるかに緊張するものかもしれません。ご自身がリラックスできて、かつ、だらしなく見えない服装を心掛けると良いでしょう。

自信がある分野を選び、自分に自信の持てる服装で試験に挑み、実技試験合格を目指してくださいね。

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kiralike編集部

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