保育園の進級式とは?保育士さん向けの当日の流れや必要な準備、出し物アイデアをご紹介
公開日: 保育 , 保育お役立ち情報子ども達の学年が一つ上がる際にお祝いする催しが「進級式」です。こちらのコラムでは、保育園での進級式について、保育士さん向けに解説しています。当日の流れや必要な準備をまとめましたので、担当になった方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
保育園の進級式とは
進級式とは、子ども達の学年が一つ上がることをお祝いするイベントです。新しい担任の先生やお友だちとの出会いの始まりの行事で、内容は園によって異なります。
保育園で進級式を行うねらい
保育園での進級式のねらいをご紹介します。
ねらい1:進級したことのよろこびを感じる
ねらい2:保育園での新しいスタートへの期待を高める
ねらい3:新しい先生や友だちを知る
無事に一つ学年が上がったことを保育園全体でお祝いし、子ども達に成長することのよろこびを感じてもらいましょう。また、新しい先生やお友だちとの親睦を深め、これからの1年が楽しみになるような会になることが理想です。
進級式の当日の流れ
進級式のプログラムは園によって様々ですが、ここでは一般的な流れをご紹介します。
(1) 園長先生のあいさつ
(2) 進級する園児の紹介(名前を呼んで元気にお返事、など)
(3) 職員紹介
(4) 園児の出し物
(5) 保育士の出し物
当日の流れは保育士全員が把握しておくようにしましょう。
進級式に向けて必要な事前準備
進級式の流れを決めたら準備を勧めましょう。進級式を行う際に必要な準備や保育士さんの作業についてご紹介します。
役割分担を決める
当日必要になる役割は主に下記が挙げられます。
・司会進行役
・園児の誘導、見守り役
・出し物担当の保育士
・ピアノを弾く保育士
・保護者の誘導役
園内の整理整頓や飾りつけ
園内の整理整頓や清掃をしておき、春らしい華やかな装飾を行いましょう。保護者向けの案内板を設置するところもあるようなので、例年どのように対応しているか確認しておくといいですね。
保護者へ事前にお知らせをする
進級式に保護者が参加する場合は日程が決まり次第早めに周知します。座席の用意のため、参加の可否を必ず把握しておくことが大切です。
出し物を用意する
どの年齢の子どもでも楽しめる出し物がおすすめです。段取りを確認するため、リハーサルや練習の時間を設けておきましょう。
進級式におすすめの出し物アイデア
進級式でのおすすめの出し物アイデアをご紹介します。
園児の出し物
子ども達の出し物は歌やダンスが一般的です。練習期間を考慮し、昨年度で子ども達が練習したものの中から選択することをおすすめします。
保育士さんの出し物
ペープサート、大型絵本の読み聞かせ、演劇、歌などできることは様々です。「新しいお友だちとの出会い」や「保育園でのこれから」など、進級式に関連するストーリーを選ぶのが
おすすめです。
保育園の進級式で気をつけたいポイント
進級式を行う際のポイントをご紹介します。
別室を用意しておく
特に乳児クラスの場合、いつもと違う雰囲気で行う式の途中に泣き出してしまう場合があるようです。長時間静かに過ごすのが難しい子もいるため、別室で遊べる場所の確保が必要です。保育士さんはなるべく子どもが安心できるようそばで見守り、すぐに対応できるようにしておくと良いですね。
参加できない保護者の対応を行う
仕事の都合でやむを得ず参加できない保護者が出てくることが予想されます。参加できない保護者の方のために写真の提供やお便りでの発信のほか、お迎えの際に様子をお伝えするなどフォローできるようにしましょう。
保育士さんの服装について
進級式の保育士さんの服装は、スーツの場合と普段の保育用の服装の2パターンに分かれるようです。普段の保育用の服装の場合は、きれいなエプロンを着用するなど清潔感を心がけると保護者の方の印象が良くなります。
まとめ
保育園での進級式の流れや準備をお伝えしました。子ども達の成長と進級をお祝いする大切な節目のイベントですので、しっかりと準備して成功に繋げましょう。職員全体で連携し、楽しい会にしてくださいね。
kiralike編集部
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