梅雨の時期も楽しもう!雨の日のお散歩の楽しみ方や保育士が注意することをご紹介

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6月の梅雨に時期になると室内遊びなどで1日を過ごす日も増えてきますよね。
そんな時期だからこそ外に出ることで、いつもとは違った新しい発見や体験が得られることもあります!

今回は雨の日のお散歩の楽しみ方や保育士が気をつけておかないといけないことをご紹介します!

雨の日に散歩に行くねらい

梅雨に入ると室内遊びの機会が増え、遊びの内容がワンパターンになってしまったり、
外に出て体を動かすことができず子どもたちもストレスが溜まってしまうかもしれません。
そんな雨の日にこそ外に出て、雨の日ならではの自然との出会いや発見を子供たちに体験してもらうのはいかがでしょう。

【ねらい】
・梅雨、雨の日だからこそ出会える生き物や自然に興味を持つ
・雨具の正しい使い方を覚える
・雨の音、におい、感触を五感で味わう

※室内遊びのアイデアについてはこちらの記事からご覧ください
2歳児が保育園できる室内遊び14選!準備なしでもできる室内遊びもご紹介
3歳児の室内遊び!発達や保育のねらいに合わせた室内遊びアイデア
保育園でも活用できる!4歳児の成長に合わせた室内遊びのアイデア
5歳児の室内遊び!発達や保育のねらいに合わせた室内遊びやゲームアイデア11選

雨の日にお散歩に行く為の準備

雨の日にお散歩に行く為の準備
雨の日に散歩にいく為の保育士が準備する事をご紹介していきます。

天気を見定める

雨の日の散歩は雨が降っていればいつでもいいというわけではありません。
大雨の日や風の強い日は危険が伴うので避けましょう。
理想的なのは小粒の弱い雨が降っている日です。
また気温が低い日も雨に濡れて子どもたちの体温が下がってしまうので注意です。
そういった観点では梅雨の時期が気温もちょうどいい時期です!

道具を準備する

【持ち物】
・レインコート、カッパ
・長靴
・タオル
・傘(年齢や状況で判断)

雨の日の散歩を考えている時期は雨の日に長靴を履いてきてもらう事や
レインコートを持ってきてもらうことを保護者へお願いをしておきましょう。
あわせて普段の散歩とは違うため、雨の日の散歩を行うことを保護者に必ず連絡しておき、理解をしてもらったうえで協力してもらいましょう。

傘については手がふさがり前も見にくくなってしまうためレインコートをおすすめします。
人数や年齢によっては使ってみてもいいかもしれません。

お散歩コースの確認

雨の日は普段より滑ってしまうので危険が伴う道は避けましょう。
また普段の距離より短い距離で十分ですので、生き物や自然に触れあえる場所があるとより子どもたちにとって充実した時間になります。

園に戻ってから

お散歩終了後に濡れたレインコートを干す場所や長靴の置き場所などを事前に決めておき、
子どもたちがスムーズに部屋に戻れるようにしておきましょう。
体が濡れていることもありますので用意しておいたタオルを使って、保育補助の先生にもサポートをお願いしておきましょう。

雨の日のお散歩の楽しみ方

雨の日のお散歩の楽しみ方
普段とは違う雨の日の散歩というだけでも子どもたちにとっては特別な体験と感じます。
そこでさらに子供たちにいつもとは違う世界に興味を持ってもらいましょう。

五感で感じる

雨の音、いつもとは違う外のにおい、手にかかった雨の感触など五感を使って普段と違う体験を味わってもらいましょう。
子どもたちの視点では大人の考え方とはまた違った見方、聴き方、感じ方を教えてくれるかもしれません。

生き物や自然を観察する

カエルやかたつむりなど雨の日に出会える生き物を観察してみたり、
植物にたまった雨を見たり、道の水たまりに映った自分を覗いてみたりと、
普段はできないことをすることで新しい発見や気づきがあります。
反対に普段見つけられる鳥や虫がどこにいるのか探してみるのも面白いですね。

雨宿りしてみる

大きな木の下に入って、隙間から落ちる雨や葉っぱにたまって落ちてくる雨を見たりすると、また違った感じ方ができるかもしれません。
子どもたちの想像力は大人には計り知れないものがありますので、また新たな発見ができるかもしれません。

雨の日のお散歩の注意点

雨の日のお散歩の注意点
雨の日は普段の散歩の注意点に加えてさらに保育士が気を付けなければいけないことがあります。
・歩行が安定している2歳児以上で行う
・安全なコースを確保する
・子どもの体温に気を配る
・保護者に雨の日に散歩に行くことを伝えておく
・子どもたちと事前に約束事を確認しておく

室内に長くいた子どもたちが普段とは違う雨の日に外に出ると、それだけでテンションが上がってしまい、雨水をかけあってしまう、慣れない長靴で走って転んでしまうなど事故がおきてしまうかもしれません。
外に出る前にしっかりと子どもたちと、水をかけない、走り回らないなど約束事のおさらいをしておきましょう。

まとめ

今回は、雨の日お散歩の楽しみ方や保育士が注意する事についてご紹介しました。
梅雨の時期は戸外遊びができず園児・保育士ともに室内にいる機会が増え憂鬱になってしまうかもしれません。
そんな雨の日だからこそ思い切ってお散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。
保護者の方々とも協力して、子どもたちの安全をしっかりと守れば、きっと貴重な体験になります♪
事前準備をしっかりと行い雨の日のお散歩を楽しみましょう!

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kiralike編集部

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