保育園の運動会に欠かせない親子競技の年齢別アイディア集

2019.08.26保育 , 保育の仕事

保育園の運動会の親子競技アイディア
保育園の運動会には、保護者参加で行う親子競技が欠かせません。0歳児から年長さんまで、年齢とともに競技内容がレベルアップするおもしろさや、その年齢ならではの「ほほえましさ」は、保育園の運動会だからこそ見られる貴重な姿です。

そんな大切なイベントですから、参加する親子の心に残る楽しい競技を準備したいですね。今回は、保育園の運動会で行いたい親子競技のアイディアを年齢別に紹介します。

0歳児のかわいさが引き立つ運動会の親子競技

まだ歩けなかったりよちよち歩きだったりする赤ちゃんたちの代わりに保護者が走って活躍するのが「0歳児の親子競技」です。
泣いたり、驚いたり、勝手に動き出したり、先が読めないのが赤ちゃんたち。そんな様子を見られるのもまた、保育園ならではのおもしろさですね。

【0歳児向け親子競技】ひっぱれベイビー

0歳児向け親子競技保護者に抱っこされた子どもが、つるされているプレゼントをひっぱる競技です。

【競技の流れ】
①物干し竿を2本準備し、プレゼントをつるしておきます
②保育士が物干し竿を持ち、物干し竿同士の間隔をあけて立ちます
③保護者は子どもを抱っこして、1本目の物干し竿まで走ります
④子どもがプレゼントをひっぱって取れたら、今度は2本目に向かいます
⑤2本目でもプレゼントをひっぱって、取れたら最後はゴールまで走ります

プレゼントは2種類準備します。赤ちゃんがひっぱっても取れるように、プレゼントはゆるめに取り付けましょう。

【0歳児向け親子競技】親子で変身ゴーゴーゴー

三輪車をこいだり、抱っこして走ったり、元気なパパママが大活躍する競技です。どの保護者が何のかぶりもの(お面、帽子など)を選ぶか、それぞれの個性が出て楽しいですね。

【競技の流れ】
①保護者は三輪車に乗ってA地点に向かいます
②A地点で待っている子どもを、保護者が抱っこして走ります
③B地点に用意してある「お面や帽子」から1セット選んで親子でかぶります
④再び子どもを抱っこしてゴールまで走ります

保護者の身長や体型によっては、三輪車に乗るのが難しいこともあります。その場合は、片足でこぐ「立ち乗り」でもOKなどのように、臨機応変にルールを変えるようにしましょう。

1歳児ができそうな親子競技

1歳児になると、保護者と手をつないで走ることができるようになります。競技の前には1人ずつ名前を呼んで「見せ場」を作り、はりきってスタートできるようにしましょう。

【1歳児向け親子競技】雨の向こうにレインボー

1歳児向け親子競技:雨の向こうにレインボー雨のカーテンをくぐって、虹のアーチを渡ってからゴールします。雨あがりをテーマにした、見た目もかわいらしい親子競技です。

【競技の流れ】
①ひもに長めに切ったスズランテープを付けて、雨のカーテンを2つ作ります
②巧技台を2~3台重ねて低めの橋を作り、虹を描いたボール紙を手前に飾ります
③保護者と手をつないで「雨のカーテン」をくぐって「虹の橋」を渡ったらゴールです

雨のカーテンは、1本目と2本目でスズランテープの長さや色を変えてもOKです。子どもたちの手形を使って虹を作るのもいいですね。

【1歳児向け親子競技】おなかペコペコわんちゃん

1歳児向け親子競技:おなかペコペコわんちゃん保護者と走るだけではなく「絵カードを選ぶ」「口に入れる」「なでる」という動きが加わります。子どもの表情や動きがほほえましく、思わず親子を応援したくなります。

【競技の流れ】
①ダンボールで作った「わんちゃん人形」を準備します
②さまざまな種類の「食べものカード」を準備しておきます
③よーいどんで、保護者と子どもが手をつないで走ります
④A地点で、子どもがわんちゃんにあげる「食べものカード」を1枚選びます
⑤わんちゃん人形までたどり着いたら、わんちゃんの口に食べものカードを入れ、頭をなでてからゴールに向かいます

わんちゃんの口は大きく開けて、絵カードがスムーズに入るようにするのがポイントです。

2歳児が楽しくなってくる親子競技

2歳児になると簡単なルールが理解できるようになり、競技を楽しむことができるようになります。

【2歳児向け親子競技】トキメキお片付け

2歳児向け親子競技:トキメキお片付け保育園で毎日がんばっているお片付け。運動会では保護者と一緒にパワーを発揮して、ごほうびのメダルをもらいましょう。

【競技の流れ】
①親子は手をつないでAシートまで走ります
②Aシートにあるぬいぐるみを、すべて箱に入れて片付けます
③次は、Bシートにあるブロックを、すべて箱に入れて片付けます
④園長先生からごほうびのメダルをもらったらゴールです

ぬいぐるみやブロックは他のおもちゃに替えてもかまいません。子どもだけでがんばってもらうのも良いですし、親子で協力してお片付けしてもらうのも楽しいですね。

【2歳児向け親子競技】お馬でハイハイ

2歳児向け親子競技:お馬でハイハイ子どもが大好きなお馬さんごっこをアレンジした親子競技です。
【競技の流れ】
①保護者は子どもと手をつないでスタートします
②A地点では、シートの上を親子それぞれがハイハイして進みます
③B地点では、保護者がお馬になり子どもを乗せて進みます
④最後は子どもをおんぶしてゴールします

パパもママも体力勝負の競技です。保護者と子どもそれぞれの見せ場を作るためにも、同時にスタートするのは2~3組におさえましょう。

3歳児(年少さん)がチャレンジできる親子競技

3歳児になると、競うことの意味がわかるようになるので、保護者を交えた団体競技ができるようになります。自分のチームが勝つよう応援する姿もかわいいですね。

【3歳児向け親子競技】ドキドキ抱っこリレー

3歳児向け親子競技複数の保護者が並んで、子どもを抱っこして隣の人に送る「バケツリレー式」の団体親子競技です。3歳児はまだ体が大きくないので、抱っこリレーに向いています。

【競技の流れ】
①1チーム6~8組の親子が参加します
②A地点は子どもの待機場所、B地点はゴールです
③保護者は全員AとBの間に横一列で並びます
④スタートの合図で、保護者は1番目の子どもから抱っこして隣に送ります
⑤1番目の子どもを隣に送ったら2番目の子、3番目の子と次々に抱っこしては渡していきます
⑥最後の子どもが一番早くゴールしたチームが勝ちです

子どもにとっては「他の親に抱っこされた経験」がとても新鮮で、運動会後も親しみを持つようになります。

【3歳児向け親子競技】走れ!ダンボールカー

子どもをダンボールカーに乗せて、保護者が走る競技です。2チームに分かれてリレーをするので、自分たちが終わった後も仲間を応援します。

【競技の流れ】
①ダンボール箱に穴を開けて、ロープを通してダンボールカーを作ります
②子どもはダンボールカーに乗り、保護者はロープを持って前に立ちます
③1番目の親子からスタートし、折り返して戻ったら次の親子にバトンタッチします
④すべての親子が早く終了したチームの勝ちです

ダンボールカーの強度を高めたい時は、箱を2つ重ねたり、ガムテープなどで補強をしましょう。競技中に壊れる可能性もあるので、予備のダンボールカーを作っておくと安心です。

4歳児(年中さん)がはりきる親子の競技

4歳児になると、保護者と協力して競技に参加できるようになります。子どものほうがルールをよく理解して、保護者に教える場面もよく見られるようになります。

【4歳児向け親子競技】おっとっと危ないボール

4歳児向け親子競技バスタオルの上にボールを乗せて運ぶリレーです。ゆっくり静かに運ぶ人、急ぎすぎて落としそうになる人など、さまざまなタイプの親子がいるので、見ているほうも楽しい親子競技です。

【競技の流れ】
①親子で向かい合ってバスタオルの角を持ちます
②保育士がバスタオルの真ん中にボールを置きます
③ボールが落ちないように走り、折り返して戻ります
④次の親子にバスタオルとボールを渡します

ボールの数を増やしたり、コース上に三角コーンや階段などを設置したりして難易度を上げるのもおすすめです。

【4歳児向け親子競技】パパママタクシー

子どもをマットに乗せて運ぶという、保護者同士の連携がカギとなる団体競技。子どもも楽しい気持ちになる親子競技です。

【競技の流れ】
①クラスを2つに分けて2チームにします
②保護者4人でマットの持ち手をつかみ「パパママタクシー」になります
③マット中央に子どもを1人乗せて、保護者はマットを持ち上げます
④よーいどんでスタートし、折り返して戻ります
⑤保護者のメンバー交代をしたら次の子どもを乗せて再びスタートします
⑥最後の子どもが先にゴールしたチームの勝ちです

パパママタクシーに乗り終わった子どもは、待機場所に移動するように保育士が誘導しましょう。保護者4人のメンバー構成をどうするか、その場で保護者同士が話し合うようにしても楽しいですよ。

5歳児(年長さん)の成長を見せられる親子競技

年長さんになると身体的な能力もかなり発達して、大人と同じ動きができるようになります。親子競技でも「保護者と協力する様子」がたくさん見られるので成長を感じます。

【5歳児向け親子競技】なかよしボールレース

親子でボールをはさみ、落ちないように注意しながら走ります。体が大きい年長さんならではのレースで、保護者と呼吸を合わせてボールを運びます。

【競技の流れ】
①保護者が少しかがんで子どもと顔を寄せ合い、ほっぺとほっぺの間にボールをはさみます
②保護者は子どもの肩を抱いてボールを固定させます
③よーいどんで走り出し、折り返してスタート地点に戻ります
④次の親子にボールを渡します

身長差があるため、保護者が体勢を崩して走るドタバタ感がこの競技の面白さです。保育園最後の運動会だからこそ、親子の仲の良さが光る競技を取り入れましょう。

【5歳児向け親子競技】じゃんけん勝ったら親孝行

5歳児向け親子競技
じゃんけんに勝ったらおんぶから降り、じゃんけんに負けたらおんぶのまま走る競技です。
年長さんにもなると、子どもをおんぶする機会は少なくなるもの。親子競技のわずかな時間とはいえ、保護者におんぶしてもらったことがうれしい思い出になることでしょう。

【競技の流れ】
①親子は2チームに分かれてスタート地点で待機します
②保護者は子どもをおんぶしてA地点まで走ります
③A地点に着いたら、子どもが保育士とじゃんけんします
④じゃんけんに勝ったら、子どもを背中から降ろして手をつないで戻り、じゃんけんに負けたら、そのまま子どもをおんぶして戻ります
⑤スタート地点に戻ったら、次の親子にバトンタッチします

じゃんけんの勝敗で保護者が一喜一憂する様子が場内の笑いを誘います。手をつないで一緒に走るのと、おんぶで走るのとどっちが速いのかも見ものですね。

保育園の運動会で行う親子競技に託す保育士の思い

運動会の親子競技には保育士たちのさまざまな思いがこめられています。保育士は、親子が楽しそうに笑っている様子をイメージしながら親子競技の計画を立てます。

子どもの成長を感じてほしい

親子競技とは、保護者と子どもが一緒に取り組むものです。競技を通して、我が子の運動能力が昨年よりも高くなったことに気づくでしょう。
友だちとのやりとりから、精神的な成長を感じることもできるのも「親子競技」ならではです。

他の親子ともふれあってほしい

リレーや団体競技は、他の親子とふれあう良い機会です。保育園は、小学校や幼稚園と比べると保護者同士が交流する機会が少ない傾向にあるだけに、親子競技をきっかけに交流の幅が広がるのはうれしいことですね。

保育園の親子競技をさらに盛り上げるためのアイディア

親子競技が楽しくなるためには「保育士パワー」が欠かせません。プログラムや演出を工夫することで、親子競技が10倍楽しくなります。

楽しそうな「競技名」を考える

子どもの家族がプログラムを目にした時、見ただけでワクワクするような競技名は、本番への期待がますます高まりますね。また、年中さん以上になると言葉への理解も深まるので、おもしろい競技名は子どもたちも喜びます。

競技を盛り上げるのは「実況」

親子競技をさらにおもしろくするのは、保育士の「実況」です。いつもよりもテンションを高くした、ユーモアたっぷりの楽しい実況はみんなが耳を傾けます。会場全体が笑いにあふれ、みんなの意識が親子競技に集中するのでとても盛り上がります。

まとめ

保育園の運動会を盛り上げる親子競技のアイディアを、年齢別にご紹介しました。
運動会の計画では、親子競技のアイディアをそのまま使用するのではなく、クラスの人数や親子の個性を考慮してアレンジを加えることが重要です。担任保育士の配慮がある親子競技は、さらにほほえましく親子の良さが光る競技になるでしょう。

子どもにも保護者にも「新たな発見」があるのが、保育園の運動会です。1年に一度の大イベントを、ぜひ楽しいものにしてくださいね。

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kiralike編集部

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