保育士の服装選び。ジャージはOK?おしゃれはどこまで許される?

2019.08.19保育 , 保育お役立ち情報
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保育士の服装選び
保育士の服装に対する考え方が多様化してきて、何がベストなのか判断が難しくなってきました。多くの保育士は園の方針や保護者の目を意識しつつ、自分が毎日着るものに頭を悩ませています。

「保育士だっておしゃれしたい!」そう考える保育士の方にとっては、何がOKで何がNGか迷うところです。今回は「保育士の服装選びのポイント」をさまざまな視点から考えてみました。ジャージはOKなのか、どれくらいならおしゃれができるのかなどの情報と合わせて、季節に合ったおすすめのアイテムもあわせてご紹介しますね。

3タイプの「保育士の服装」の方針

保育士をとりまく環境にも新たな制度ができて、保育園を経営する企業やサービス会社が増加し、保育業界は大きく変化しています。保育士の服装については新しい価値観が生まれ、保育園の在り方も多種多様になってきました。

今、保育士の服装は、保育園の考え方によって3つのタイプがあります。保育士は自分が働く園の方針に合わせて、服装を調整する必要があります。

1.基本的に服装は自由「ジャージOK」の保育園

ジャージOKの保育園
保育士の服装に制限がない保育園は、全国的に見ると圧倒的多数を占めています。
このような保育園の保育士は、下はジャージ、上はトレーナー(Tシャツ)&エプロンという定番スタイルで仕事をする人が多いです。エプロンの上から、上のジャージを羽織る方もいますね。
ジャージの着用は、動きやすいことが大きなメリットになっています。

2.一部制限のある「ジャージNG」の保育園

一方で、保育士が着用するジャージに否定的な保育園が増えています。

以前は、ミッション系の法人に「ジャージNG」の保育園が多くありましたが、今では、企業や保育サービス会社が経営する保育園がイメージアップのため、服装を制限することがあります。また、その影響を受けて、今までは制限のなかった園が「ジャージNG」に変更する傾向も見られます。

【ジャージNGの理由】

  • おしゃれじゃない
  • 作業服のイメージがある
  • あかぬけない
  • 子どもの美的感覚が育たない

服装の一部制限については、園によって程度が異なります。ジャージNGだけではなく、服の色や模様など細かい指定がある保育園もあります。

3.園指定の「制服」がある保育園

数は少ないですが、保育士の服装が決まっている保育園もあります。トップス・ボトムス・エプロンなど、園指定のものを制服として保育士が着用します。
職員の服装に統一性が出ることがメリットですが、好みと違う服装をしなければならないことに不満を持つ方もいるかもしれません。

保育士の服装でNGはどんなもの?

一般的に、保育士の服装で「避けた方がいいもの」とは何でしょうか。自分自身の服装を振り返ってみて、NGアイテムはないか考えてみましょう。

子どもの危険につながる服装はNG

子どもに危険な服装はNG
保育士の服装は、子どもたちにとって「安全なもの」であることが何より大事です。たとえお気に入りの服装でも、思いがけないものが危険につながることがあります。
【子どもの危険につながるもの】

  • パーカー(フードやひもを子どもが引っ張る)
  • ビジュー、ビーズ、ラメ(子どもの肌にあたると傷つける)
  • 飾りボタン(子どもが口に入れる)
  • リボンなど飾りが多いもの(子どもが指を引っかける)

たとえワンポイントの飾りであっても、危険性が1つでもあれば「保育士の服装としてNG」となります。

派手すぎる服装はNG

派手すぎる服装はNG
派手か派手でないかのボーダーラインは本人によって違いますが、一般的に「派手」と言われる服装とは下記のようなものです。
【派手な服装とは】

  • 派手な色使いのもの
  • 模様やキャラクターが大きく描かれているもの
  • デザインが奇抜なもの
  • 肌の露出が多いもの
  • 飾りがたくさん付いているもの

派手な服装をすることで、保育士という職業のイメージからかけ離れてしまい、人間性やプロ意識が問われます。保護者の目も非常に厳しくなり、信頼されなくなる可能性もあります。

保育士の服装選びのポイントは?

保育士が服装に悩んだ時は、まず以下のようなポイントを重視して選ぶようにしましょう。その上で、自分に似合うデザインや色を決めていけば、失敗は少なくなります。

ポイント1:動きやすさ

動きやすいさを重視した服装
保育士にとっての「動きやすさ」とは、自分の動きを服によって邪魔されないということです。硬くて伸縮性のない生地は、立ち座りの際に体が引っ張られることもありますね。動きやすい素材でできていれば、服のことを気にせずに仕事ができます。

ポイント2:汚れてもいいもの

保育士の基本は「汚れてもいい服」を着ることです。汚したら困るような服は、保育の仕事に適しているとはいえません。
食事の時間や、絵の具などを使用する製作遊びの時間に汚れることはよくあるため、汚したくない大事な服は、仕事ではなくプライベートで着るようにしましょう。

ポイント3:下着が見えづらいもの

暑くなってきて薄着になると、保育士の肌の露出も気になるところです。胸元、肩、背中、脇、ウエスト、ハーフパンツの裾など、下着が見えないような服を選びましょう。
男性職員や保護者の目もあるので、大人の女性として「節度」のある服装を心がけたいものです。

ポイント4:手入れしやすいもの

洗濯をしても劣化しにくい服や、乾くのに時間がかからない素材は、手入れがしやすいですね。洗う度にアイロンがけが必要な服は、手間がかかり管理にも気をつかうので、忙しい保育士には向いていません。

保育士におすすめの服装を季節ごとに紹介

季節に合った保育士の服装には、どんなものがあるでしょうか。具体的なアイテムを挙げてご紹介しますね。

春は調節しやすい服装を

春はまだまだ寒い日も多いので、インナーで調節することをおすすめします。カーディガンなどの羽織りものは、ボタンを留めておかないと子どもが引っ張って脱げてしまうことがあります。
また、チノパンを持っていると園外保育などで重宝します。保育士はさまざまなタイプのボトムスがあると、TPOに合わせて使い分けができますよ。

夏はだらしなくならないように

夏の服装はTシャツやポロシャツ、七分丈のパンツが保育士に向いています。
どんなに暑い日でも、水遊びの際に着ていたタンクトップや短いハーフパンツのままで、保護者の前に現れるのは避けたいですね。夏は、時間帯によって服装を変えることをおすすめします。

秋は寒暖差を意識したアイテム

秋は着る「薄手のブルゾン」を1枚持っていると何かと便利です。撥水性のものは急な雨にも対応できるので、保育士には特に役立ちます。
また、エプロンも「肩ひもの幅が広いタイプ」にすると、ベスト代わりになって体を保温できます。一年中同じエプロンではなく、季節によって使い分けるのも「保育士のおしゃれ」ですよ。

冬は暖かくてスッキリした素材

冬でも外遊びがある保育園では、薄くても保温効果の高いインナーを愛用している保育士が多いですね。上に着る服も「裏起毛タイプ」や「フリース」が人気です。
モコモコ素材の服は暖かいですが、子どもの口に繊維が入ることもあるのでできるだけ避けましょう。

保育士のおしゃれは許される?

保育士のおしゃれ
保育士が今の服装に満足できるかどうかは、それぞれの「おしゃれ観」や「仕事観」によってちがいます。もっとおしゃれをしたいと考えている保育士は、どんな服装が自分にとって「おしゃれ」なのか、じっくり考えてみることも大切です。

保育士の服装は「プライベートのおしゃれ」とはちがう

プライベートで着ている服を仕事でも着たいと思っているなら、少しだけ意識を変えることが必要です。服装が自分の好みではなくても、保育士として優先するべきことを守るのがプロ意識。仕事としてわりきって考えることが求められます。

制限があってもおしゃれはできる

保育士の服装に制限があることで、おしゃれを楽しめない職業だと決めつけてしまうのは少し早いかもしれません。実際に、限られた範囲内で自分らしくおしゃれを楽しむことは可能です。たとえば服に制限がある場合、靴下やインナーでおしゃれをしている保育士がたくさんいますよ。

おしゃれ以前に園の方針に納得できていないのかも

服装に制限が多いと、保育士は疑問を感じて不満を覚えます。その場合、服装だけでなく、園の方針そのものが自分に合っていないため服装に関するきまりにも納得できていないというケースがとても多いのです。
ストレスがたまり精神的につらくなってきたら、転職をするのも選択肢のひとつ。自分に合った方針の園に移り、納得できる服装で仕事をしたいですね。

まとめ

子どもにとって保育士は「環境」でもあります。ほんの少しでも服装に「危険の可能性」があれば、着用することを避けなければなりません。
保育士のおしゃれは、まず安全性をクリアすることがファーストステップになります。これは、今後さらに服装への価値観が多様化しても、変わることのない最も大切なことだといえます。
つまり、安全性と清潔感が保たれていれば業務上は問題ないはずですが、さまざまな規定を設けている保育園もあります。勤務中の保育園の服装について、安全性以外のことを意識したきまりがあまりに多く不満を感じているようであれば、服装自由の保育園への転職を検討してみるのもひとつの手ではないでしょうか。

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タグ : ファッション
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