保育士のエプロンの選び方!おすすめの形・素材は?洗濯のコツもご紹介!
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エプロンをつけた瞬間、保育士は仕事モードへと切り替わります。保育士にとって、エプロンは大事な仕事着でもあり、なくてはならない必須アイテムなのです。
今回は、どんなエプロンにすれば良いのか迷っている保育士の方向けに、おすすめのエプロンやお手入れの仕方をご紹介します。仕事用のエプロンを新調しようと考えている保育士さんは、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
保育士がエプロンをつける理由
保育士がエプロンをつける最大のメリットは、服が汚れるのを防げることです。もちろん、普通の主婦の方など誰にとっても同じことがいえますが、保育士の相手は複数の子どもたちです。泥水や排泄物、食べものや飲みもの、絵の具や糊など、さまざまな汚れがついてしまう職業であるため、エプロンの着用は必須となります。
エプロンのメリットはもうひとつあります。それは、手軽に着替えができるということです。汚れたらさっと脱いで、替えのエプロンにチェンジできます。服の場合は、場所を変えて着替えなければならないので、子どもから目を離さずに着替えができるエプロンは保育士に合った仕事着だといえます。
最近の保育士エプロン事情
保育士といえばエプロン。そんなイメージを持つ人は多いですね。実際に、エプロンを身につけて仕事をしている保育士は圧倒的多数で、自分たちの仕事着であるという意識が定着しています。
では保育士のエプロンは、どのように変化してきたのでしょうか。最新のエプロン事情をチェックしてみましょう。
エプロンの種類が増えて選択肢が広がった
エプロンの種類がとても少なかった頃は、どれも同じような柄で丈も長く、保育士が使いやすいものではありませんでした。トレーナーとジャージで仕事をする時代が長く続きましたが、その後ネットで注文ができるようになると、保育士用のエプロンもさまざまなタイプのものが登場しました。
エプロンの選択肢が広がり、自分の好みや価値観に合ったものを自由に選べるようになったのは大きな変化でした。スマホの利用が定着すると、カタログやパソコンがなくても気軽に注文できるようになったので、保育士用のエプロンを製造・販売する業者も増えてきました。
エプロンに対する考え方が多様になってきた
保育士がエプロンを仕事着として着ることが定番化したのとは裏腹に、見た目やイメージを重視する保育園が増えてきたのも新しい流れです。保育士のエプロンをNGとする考え方は以前からありましたが、企業イメージをアップさせたいという意識を持つ経営者が増えているのが現状です。
また、経営者だけではなく、保護者側にも「もっとおしゃれな服装で保育してほしい」という意見も出てきました。保育園も「見た目の印象」を重んじるようになり、業界ではエプロンに対しての価値観が多様化しています。園の方針によって、保育士の服装にも大きな違いが出てきました。
保育士のエプロンの形はどれがおすすめ?
保育士が実際に使っているエプロンには、どんなものがあるでしょうか。特に多いのは次の3タイプです。
保育士のエプロン①「ラン型エプロン」
ラン型とは、ランニングシャツのようにノースリーブで、被って着るタイプのエプロンです。ラン型のエプロンには、片側が横開きになっているものも多く、動きやすいように工夫されています。肩ひものずれを気にしなくていいのも大きなメリットです。
保育士のエプロン②「H型エプロン」
エプロンのひもが背中でH型になるタイプはオーソドックスなデザインが多く、男性保育士にも愛用されています。ラン型と比べると背中をおおう面積が少ないので比較的涼しく、夏に重宝する形です。H型以外にも、Y型やV型など新しいタイプも増えてきています。
保育士のエプロン③「スモック・かっぽう着」
スモックやかっぽう着は、袖が長いので保温性に優れています。普段はラン型やH型のエプロンを着ている保育士でも、寒くなるとスモックやかっぽう着にする人もいます。かわいい柄のものから、シンプルなものまで、幅広いデザインがそろっています。
おすすめの形はどれ?
ご紹介したとおり、エプロンの形が違えばメリットもそれぞれ異なります。気になるポイントや園内の気温などに合わせて、その時々に合った形をチョイスするのがおすすめです。
まずは基本のラン型エプロンを使ってみて、「背中が蒸れる…」と感じるようならH型エプロンを、「ちょっと寒いかも」「腕に汚れがつくのが気になる」と感じるようならスモックやかっぽう着も購入してみるのが良いのではないでしょうか。
エプロンを新調する保育士さん必見!エプロンの選び方のポイント
保育士がエプロンを選ぶ時、デザインや価格が先に気になってしまいますが、実際に着用して仕事をしてみるとマイナス点に気づかされガッカリすることもありますね。保育士のエプロン選びのポイントを覚えておくと、買い物の失敗も少なくなります。
保育士のエプロンは「安全性」が最優先
保育士の服装全般にいえることですが、やはりエプロンも「安全性」が何よりも大切です。子どもたちを危険から回避するためにも、下記のようなエプロンは避けましょう。
【保育士に向かないエプロン】
- ボタンがたくさんついているもの
- ビーズや飾りがついているもの
- ひもが長すぎるもの
- 丈が長いもの
保育士のエプロンに適した素材とは
保育士のエプロンに向いているのは、綿とポリエステルの混紡素材です。丈夫で、乾きやすく、シワになりづらいので、手入れがとても楽なことがメリットです。生地自体が重いもの、ゴワゴワと硬い素材のものは動きづらく、長い時間着ていると疲れてしまいます。
キャラクタータイプか、シンプルタイプか
アニメや絵本のキャラクターがデザインされたエプロンは、なんといっても子どもが喜び、保育士への親しみが増します。子どもたちの笑顔が見たくて、キャラクタータイプを選ぶ保育士も多いのではないでしょうか。
シンプルタイプのメリットは、キャラクタータイプより安く買えることです。無地や落ちついたデザインが多いので、プライベートでも使えて便利です。キャラクタータイプとシンプルタイプ、どちらを選ぶかは「保育士の価値観と好み」によります。
何度も洗濯できるエプロンが一番
保育士のエプロンは使用頻度が高いので、デリケートな素材でできているものは向きません。洗濯に耐える素材で劣化しづらいものを選ぶのが、長持ちするエプロン選びのコツです。
エプロンを長持ちさせよう!洗濯やお手入れのコツ
お気に入りのエプロンを購入したら、できるだけ長く使いたいと思いますね。洗濯時にほんのひと手間を加えるだけで、大好きなエプロンの寿命がのびるかもしれません。
汚れがついた時は先に「つけ置き」をする
気になる汚れがついたら、まずはタライ等に入れて水につけておきましょう。それだけでも、汚れはかなり落ちやすくなります。保育士のエプロンにつく汚れは「水溶性」のものが多いので、下洗いはとても効果があります。
必ず「洗濯ネット」を使う
洗濯ネットを使わずにエプロンを洗うと、ひも等が他の衣類と絡みやすくなり、ほころびの原因になります。頻繁に使うものだからこそ、洗濯ネットでエプロンを守りましょう。
エプロンが転職の理由になる?
保育士のエプロンについては、保育園によって下記のように方針が異なります。
【保育士のエプロンについての方針例】
- 保育士のエプロンは基本的に自由
- 指定されたエプロン(制服)がある
- エプロンの着用がNG
- キャラクタータイプのエプロンはNG
エプロンが直接の転職理由になることは少ないですが、不満のひとつに挙げる保育士は少なくありません。好きなエプロンで仕事ができることを、「転職してうれしかったこと」として話す保育士もいます。
まとめ
今回は、保育士のエプロン選びについてのアドバイスをご紹介しました。保育士の仕事用エプロンを選ぶ際は、動きやすさと安全性、洗濯に耐えられる丈夫さを重視しましょう。
保育士のエプロンは「消耗品」です。基本的に、「エプロンは汚れてもいいもの」として考えることが大事です。そんな意識をベースにして、いかにお気に入りのエプロンを見つけるか、それもまた保育士の楽しみでもありますね。
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