保育士の冬の服装と寒さ対策!トレーナーやニットはOK?
公開日: 更新日: 保育お役立ち情報
風が冷たく感じるようになると、保育士さんも「冬の服装」について考えますね。寒い時期の服装にはさまざまなアイテムがあるので、何を着て仕事をすれば良いのか迷ってしまう方も多いことでしょう。
今回は、保育士の仕事着におすすめの冬の服装と寒さ対策や、冬の大敵である静電気対策についてお伝えします。トレーナーやニットなどの冬のファッションアイテムについて、何がOKで何がNGなのか分からないという保育士さんは、ぜひ参考にしてください。
目次
保育士は「トレーナー」を着てもいい?
保育士が着る冬のトップスといえば「トレーナー」ですね。安くてかわいいものが多いので、保育士さん向けのアイテムです。「裏起毛タイプ」の暖かいトレーナーは人気があります。
ただ、冬の服装としてベストアイテムといわれるトレーナーでも、着用が禁止されている保育園もあります。ジャージと同じように、トレーナーは「運動着なのでNG」と考える園も少しずつ増えています。保育士の服装は、園の方針に大きく左右されます。
保育士の仕事には向かない「ニット」もある
ニットにも、保育士にマッチしないものがあります。ふわふわした「モヘア素材」は、毛足が長いので抜けやすく、子どもの口に入る危険性があるのでNGアイテムです。
また、太い毛糸でざっくり編んである大きめのセーターは、仕事で着ると動きづらいので避けたほうが良いでしょう。
保育のシーンごとに「保育士の冬の服装」をご紹介
保育士には、シーンごとに服装のポイントがあります。こちらでは3つのシーンについて留意点をお伝えしますね。
【ポイント①】「室内」では着る枚数を最小限にする
園内では、保育室・ホールなど「子どもたちがいる場所」は常に暖かいので、保育士は厚着をして動き回ると汗をかくこともあります。「薄くて暖かいインナー」と「暖かいエプロン」があれば、あとは間に着るトレーナーなどで調整できます。
寒いからといって動きづらくなるほど重ね着をするより、保温性にすぐれた衣類を選んで、できるだけ着る枚数を減らすようにしましょう。
【ポイント②】「外遊び」では天気によって着るものを変える
保育士が着る外遊び用のアウターは、温かくて動きやすい「フリース素材」のものがおすすめです。自分で洗濯ができて速乾性のあるフリースは、保育士のマストアイテムですね。
雪が降ってきたら「アウトドア用のウインドブレーカー」など、撥水性にすぐれたものを着るようにしましょう。雪の多い地域では、子どもも保育士も「スキーウェア」を着て遊びます。冬の外遊びは、気温・風の冷たさ・積雪量によって、着るものを変えましょう。
【ポイント③】「通勤」では仕事でも着られるアウターを選ぶ
通勤用のアウターは、朝と帰りだけではなく仕事中でも着ることがあります。業務上の外出、園外保育、研修会など、保育士が勤務時間中に出掛ける機会はたくさんあります。通勤用に着るアウターは、色やデザインがシックなものを選ぶようにすると、どんなシーンにも応用が利きます。
保育士の必需品・エプロンも冬バージョンに衣替えを
秋までは「ランニングタイプ」のエプロンをつけていた保育士さんも、冬になると肩や腕が冷えてきますね。エプロンも冬仕様のものを選ぶようにすると、玄関や窓から教室に冷たい風が入ってきても防寒できますよ。
おすすめは「スモックタイプ」のエプロン。裏起毛や裏フリースのものは特に暖かいですよ
エプロンの種類や選び方については以下の記事でご紹介しています。冬に向けてエプロンを新調したいと考えている方は、合わせてチェックしてみてください。
保育士の寒さ対策グッズをご紹介
冬の服装に欠かせないインナーやアウターを揃えて、さらに「寒さ対策グッズ」をプラスすると、気温が低い日々が続いても安心して過ごすことができますね。
ネックウォ―マー
寒い時は「首」を温めると、全身を冷えから守ることができます。ただ、マフラーやスヌードは「子どもが引っ張る可能性」があるので、仕事では使わないほうが良いでしょう。
保育士に最適な首元の寒さ対策グッズは「ネックウォ―マー」です。ぴったりフィットしていて安全で、気軽に取り外しできるので便利ですね。
レッグウォ―マー
足の冷えは「足首」を温めることで軽減します。レッグウォ―マーの種類は豊富で、長いもの・短いもの・厚手のもの・薄いものなど、用途に応じて選ぶことができます。数種類のレッグウォーマーを使い分けている保育士さんもいますよ。冬だけでなく、春や秋の肌寒い時期の調節にも使えますね。
ルームシューズ
未満児を担任している保育士さんは、上履きを脱いで保育室に入るので、冬は足先の冷えに悩む方もいますね。
内側が起毛しているルームシューズは、靴下に重ねて履くことで足が暖かくなり着脱も楽にできるので、忙しい保育士さんにはおすすめの「寒さ対策グッズ」です。
静電気にお悩みの保育士さんにおすすめの静電気対策
静電気の「バチバチッ」という衝撃は、何度経験しても嫌なものです。今回は手軽にできる「静電気対策」を3つご紹介しますね。
静電気防止グッズを使う
静電気防止グッズは、スプレー、シール、マット、ブレスレットなど、種類が豊富です。気に入ったものを購入して保育園にも常備しておくと、静電気を未然に防ぐことができます。
乾燥を防止する
冬に静電気が起きやすくなるのは、空気が乾燥しているためです。空気中に水分が少ないので、電気が逃げづらくなり溜まってしまうのです。
静電気が起きにくくなるよう、室内では加湿器などを使って、できるだけ乾燥を防ぎましょう。風邪や感染症対策にも加湿は有効なので、一石二鳥ですね。
洗濯時には「柔軟剤」で仕上げをする
重ね着した服と服の摩擦も、静電気の原因の1つです。洗濯の最後に柔軟剤で仕上げをすれば、衣類の表面が滑らかになり、電気が溜まりにくくなります。
保育士の冬の服装に関するまとめ
保育士の冬の服装と寒さ対策をご紹介しました。
保育の仕事は外に出る機会も多く、室内は子どもの体温に合わせた空調設定になっているため、大人にとっては肌寒い場合もままあります。ですが、体を冷やして風邪を引くわけにはいきません。裏起毛のトレーナーを着たり、防寒エプロンやネックウォーマーなどの寒さ対策グッズをつけたりして体温調節をして、温かく過ごせるように工夫しましょう。
保育士の冬の服装は、シーン・場所・天気によって「応用すること」がポイントです。さまざまなアイテムを試してみて、自分に合ったものを見つけたいですね。同僚が愛用しているアイテムやグッズはどんなものか、チェックしてみるのも楽しいですよ。
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