保育士は副業禁止?保育士がダブルワークしやすいおすすめ職業4つ

公開日: 更新日: 保育士の働き方・環境

保育士の副業
保育士として働いている方のなかには、給与明細を見て思わず「副業でもしようかな…」と思ったことがある方も少なくないはず。しかし、体力を消耗する保育士のお仕事以外にさらに仕事を持つとなれば、体力面や日常生活との両立など不安な点も多くなりますね。

そこで今回は、保育士さんの副業(ダブルワーク)についてくわしくご紹介します。
保育士の副業は現実的に可能なのかどうか、そしておすすめの副業についても取り上げますのでご参考にしてください。

保育士は副業禁止?

保育士は副業禁止かそもそも「保育士は副業禁止という決まりがあるんじゃないの?」と気になっている方もいるかもしれません。保育士は副業禁止なのでしょうか?
結論からいうと、保育士の副業が禁止されているかどうかは保育園によって異なります。まずは、働いている保育園で副業が認められているかどうかを確認しておきましょう。

基本的に、公立の保育園で働く保育士さんは一切副業ができません。これは公立園の保育士さんが「地方公務員」として働いていることが理由ですから、仕方ありませんね。

ただし正職員ではなく、臨時職員として働いている方の場合は例外的に副業が認められる場合もあります。その場合も、まずは園に必ず確認してから副業を検討しましょう。
私立の保育園にお勤めの場合は、園の就業規則をまず確かめてみましょう。私立園でも保育士の副業が禁止されていることは多いため、「よく確認せずにダブルワークし始めたら職場にバレちゃった!」といったようなトラブルを招かないよう、事前の確認は必須です。

保育士が副業するときの注意点

保育士が副業するときの注意点就業規則で副業が禁止されていない私立保育園であれば、ダブルワークすることができます。ですが、どんな仕事でも大丈夫というわけではありません。

ここでは、保育士さんが副業を決める際に注意したいポイントをご紹介します。

接客の副業は保護者さんにバレるリスク大

店頭接客をする店員さんや飲食店のお仕事は求人も多く、すぐに働き始められることで副業先として検討している方もいるかもしれません。しかし、不特定多数の人と接する可能性がある接客業は、副業中に保護者さんとばったり顔を合わせる機会もありそうです。
保育士がダブルワークしていることが保護者さんに知られることはあまり好ましくはありませんから、できれば接客系の副業は避けるのが無難でしょう。

頑張りすぎは禁物!

良い副業先が見つかり、保育士や家事との両立を図ろうと頑張るのはとても良いことです。
しかし、1日のうち使える時間には限りがありますから無理は禁物。どんなに頑張れても、無理して身体を壊してしまったら後悔どころではないでしょう。

ダブルワークをするなら、ご自身が1日のうち保育士のお仕事と家での日常生活にどのくらいの時間を割いているか、事前に必ずシミュレーションしてみましょう。「○時間までなら自由に使える」と思える時間があることを確認し、無理のないように計画を立ててみてください。

保育士が副業・ダブルワークしやすい職業

保育士がダブルワークしやすい職業ここでは、保育士がダブルワークしやすいおすすめの職業を具体的に4つご紹介します。
ここでご紹介する仕事は、実際に保育士さんの副業先として選ばれることも多い職業なので、副業先選びにぜひ役立ててください。

1.ベビーシッターのお仕事

ベビーシッターは、保育士さんとしての知識や身につけたノウハウが役立つ、うってつけの副業先といえるでしょう。休日に数時間~半日だけなどの単発出勤もあるため、都合の良い時間帯にお仕事できるメリットもあります。

2.在宅ワークのお仕事

内職やブロガー、Webライターなど、在宅でできる副業も保育士さんのダブルワークにおすすめ。
育児や介護をしている方などは、自宅を離れることなく副業できるところがうれしいですね。ですが、収入が安定しない場合が多いことはデメリットといえるかもしれません。

3.倉庫作業のお仕事

倉庫作業と聞くと、力仕事で体力が要るのでは?と思うかもしれません。しかし、大型スーパーや衣料品量販店などのバックヤード作業は重い物を扱う機会も少なく、女性の方も多く活躍中。
早朝の数時間のみという働き方も選べるため、パート・時短勤務の保育士さんには選びやすいお仕事といえます。

ただし、同世代の女性が多い職場なので、勤務先が保育園から近い場合は保護者さんバレに注意が必要です。

4.単発アルバイト

接客業以外の単発アルバイトなら、日給も高めで好きなときに働ける仕事が選べます。
コンサート・イベント会場の裏方作業や、百貨店でのギフトシーズンの接客がない短期アルバイトなどはおすすめ。保育園がお休みになる日曜・祝日だけを選んで、仕事に入れる点もメリットです。

まとめ

今回は、保育士さんの副業に関する疑問や、おすすめの副業先などについてご紹介しました。

副業禁止かどうかは、勤めている保育園によって異なります。副業OKの場合でも、保護者にばったり会いそうなところで働いたり、本業に支障が出るほど無理して働いたりするのは厳禁です。

また、良い副業先が見つかり、本業の保育士と両立しながら生き生きと働ければ何よりですが、「保育士の仕事だけでも大変なのに、副業なんてできるのかどうか正直不安…」という方もいれば、「就業規則に副業禁止と書いてあった!」という方もいるでしょう。
今のお給料に不満をお持ちの場合、もちろん副業で副収入を得ることも選択肢の1つですが、今より高待遇の保育園に転職するのもひとつの方法です。

ダブルワークを始めるにしろ、転職を試みるにしろ、頑張りすぎや焦って即決してしまうのは禁物です。友人や家族、転職コンサルタントなどの意見も聞きつつ、じっくり考えてみてくださいね。

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タグ : 副業・ダブルワーク
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kiralike編集部

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