ブランクありでも大丈夫!潜在保育士の復帰のポイントや補助金について

2020.01.22保育士転職マニュアル
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職場復帰した潜在保育士「潜在保育士」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。言葉を知っていても、どのような保育士を「潜在保育士」と呼ぶのか具体的な内容は知らないという方もいるかもしれません。

今回は、潜在保育士をメインテーマに、一度離職してブランクがある保育士の職場復帰についてご紹介します。そろそろ仕事をしたいと考えている保育士さんに、ぜひ読んでいただきたい情報を集めてみましたのでご参考になさってください。

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「潜在保育士」を知っていますか?

潜在保育士とはまず、潜在保育士とはどんな保育士なのか、そして今なぜ潜在保育士に関心が向けられているのかをご説明しますね。

「潜在保育士」という言葉の意味

潜在保育士とは、保育士でありながら保育業界では働いていない人のことを指します。具体的には、保育士資格取得後や保育園退職後に、他の仕事に就いたり、子育てや家事に専念したりしている人のことです。

潜在保育士はなぜ注目されているのか

待機児童対策によって保育園はさらに増えていますが、そこで働く保育士が足りないという問題はなかなか解消されません。現役の保育士だけではカバーできない「保育人材不足」を、補える存在として注目されているのが「潜在保育士」です。資格も経験もある潜在保育士は、園の即戦力として大いに期待されています。

ブランクがある潜在保育士でも再就職できる!

再就職を目指す保育士潜在保育士の方の中には「ブランクがあるので採用されないだろう」と諦めている方も多いのではないでしょうか。ですが、実は「ブランクOK」の求人はたくさんあります。

次のような「再就職を成功させるコツ」を意識すれば、きっとうまくいきますよ。

【再就職のコツ①】ブランク中に経験したことをアピールする

保育の仕事をしていなかった間に「子育て」や「他の仕事」を経験して、自分のプラスになったことを面接の場などで伝えましょう。さまざまな経験をしたことで、離職前よりも成長した自分をアピールしたいですね。

【再就職のコツ②】仕事への熱意を見せる

保育の現場から離れたことで、保育士という仕事の素晴らしさを改めて実感することがありますね。そんな自分の気持ちを積極的に伝えるようにしましょう。情熱や意欲をアピールできれば好印象につながります。

【再就職のコツ③】転職サービスのサポートを受ける

たくさんある求人の中から、自分の条件に合ったものを探し出すのは大変な作業です。転職サービスを利用すれば、専任のコンサルタントが希望通りの求人を探してくれます。園の詳しい情報も教えてくれるので、より自分にマッチした職場が見つかります。

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潜在保育士向けの再就職支援制度も

潜在保育士向けの再就職支援制度厚生労働省は、2013年より「待機児童解消加速化プラン」において、保育士確保施策のひとつとして潜在保育士の再就職支援をスタートしました。就労支援機関が設置され、セミナーや実技研修などが実施されるようになったのです。

さらに2015年には「保育士確保プラン」が策定され、潜在保育士対策が強化されました。

厚生労働省が推進する「潜在保育士を確保するための施策」の実施主体は、都道府県または指定都市です。ここでは実際に行われている支援内容をご紹介しますね。

【再就職支援①】保育士・保育所支援センターの設置

保育士・保育所支援センターは全国に設置され、潜在保育士が再就職するための支援を行っています。

【センターの主な業務】

・就職相談

・求人情報の紹介

・保育士と保育園のマッチング

・保育の仕事出張相談会

・再就職に必要な講習・セミナー・イベントの実施

・職場見学、職場体験のコーディネート

保育士・保育所支援センターは、都道府県によって「名称・運営団体・支援内容」が違うので、利用する時は事前に確認をしましょう。

【再就職支援②】就職準備金貸付事業

就職準備金貸付とは、潜在保育士が再就職するにあたり掛かった費用の一部について貸付を受けられる制度のことです。

就職準備金として認められるのは、保育園で身に着けるエプロンや通勤用の自転車などの購入費用などで、申請すると最大40万円までの就職準備金が補助されます。返還については、2年以上保育園に勤務することで免除されます。

【再就職支援③】未就学児を持つ保育士の職場復帰支援

子育て中の保育士にも、再就職支援として貸付事業が実施されています。未就学児を預けた時の保育料の半額(最大27,000円)が補助されます。貸付期間は1年間で、就職準備金貸付と同じく、返還は2年以上の保育園勤務により免除されます。

ブランクありの保育士が職場復帰するのをためらう理由

職場復帰を悩む保育士ここまでご紹介してきた通り、さまざまな支援制度などもあり活躍が期待されている潜在保育士ですが、職場復帰するのをためらう方も多いといわれています。

厚生労働省が行った「全国潜在保育士アンケート調査」によると、潜在保育士が職場復帰をしない理由は大きく分けると5つあります。

1.家庭との両立が難しい

保育園は休暇が取りづらい職場環境なので、出産を機に離職する保育士は少なくありません。仕事量が多く多忙なので、子育て中の保育士にとって「復帰のハードル」はとても高く、家庭との両立は難しいと諦める人が多いですね。

2.40代以上なので体力に自信がない

潜在保育士を年代別に見ると「40代・50代」が最も多く、全体の50%以上を占めています。子育てが一段落して保育の仕事を再開したいと思っても、園児たちのパワーや激務についていけるか自信が持てないので、現場復帰は難しいと考えるのです。

3.自分の条件に合う求人がない

再就職のために就職活動をしても、今の自分に合った求人が見つからず、復帰を断念する保育士もいます。家庭に支障のないように、自分の好きな時間帯だけ働きたいと考える保育士は多く、条件にマッチする求人を探しているうちに、就労意欲が下がってしまうこともあります。

4.給料が安い

園の給料に不満があった人の割合は多く、離職理由の第1位に挙げている保育士も多くいます。保育士の給料は他の国家資格に比べても低く、さらに「仕事の大変さに見合わない」「なかなか昇給しない」ということが、復帰に希望が持てない理由です。

5.人間関係に不安がある

職場の人間関係が原因で離職した保育士は、復帰を考える時に「また同じような悩みを抱えてしまうのでは…」という不安が大きくなり、新しい職場への恐怖感が出てきます。特に、初めての勤め先で人間関係に苦しんだ保育士は、「保育園=人間関係が怖い」と思いこむ傾向があり、二度と保育士はしないと考えてしまうこともあるのです。

ブランクから復帰する前に保育士がしておきたいこと

復帰前に家族と相談をする保育士上記でご紹介した通り、復帰にあたり不安を抱えている潜在保育士の方も多いことでしょう。

職場復帰することを決めたら、再就職に向けて準備を始めましょう。就職先が決まってからではなく、早めに行うことをおすすめします。

【潜在保育士が復帰前に準備すること】

  • 再就職について家族と話し合う
  • 子どもの預け先を確保する
  • 新生活にあたって家事を工夫する
  • 復帰するために必要な研修やセミナーを受講する
  • 必要であれば職場見学や実習にも参加する
  • 保育所保育指針を読んでおく
  • 保育や子育て支援に関する新しい制度について勉強しておく
  • 体力作りをする
  • 生活リズムを整える

ブランクありの保育士が復帰する時のポイント

潜在保育士が職場復帰をする際、重要点となるのが「働き方」です。下記のポイントを整理して、自分がどのように働くのかを考えましょう。

  • 正規雇用か、非正規雇用か
  • 週に何日出勤するか
  • フルタイムか、パートタイムか
  • どの時間帯に勤務するか
  • 残業や持ち帰り仕事はできるか
  • 土曜日に働けるか、休むか

大切なのは「無理をしないこと」です。仕事に復帰する時は少し余裕がある方が、自分や家族のためにも良い選択です。

「働き方」がはっきりしていれば、センターや転職サービスで支援を受ける時に、求人を探しやすくなります。家族と相談して、今の自分に合った働き方を決めましょう。

ブランクありの潜在保育士に関するまとめ

今回は、保育士資格を持ちながら現在保育士として働いていない潜在保育士について、ブランクを経て復帰する際のポイントや補助金などの支援制度についてご紹介しました。

潜在保育士が復帰をためらう理由については、離職時とは事情が好転している可能性もあります。転職サービスのコンサルタントへの相談などを通して再就職のネックになっていることが解消されれば、職場復帰に弾みがつきますね。

保育士の仕事を一度でも経験した人なら、子どもに関わる楽しさや喜びを覚えているでしょう。思いきって前に踏み出せば、再びあの感動を味わいながら仕事をすることができます。職場復帰の不安も、子どもたちの笑顔を見ればきっと軽くなりますよ。

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タグ : 潜在保育士
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