保育士の履歴書マニュアル!「趣味・特技欄」の書き方とポイントをご紹介

公開日: 更新日: 保育 , 保育士転職マニュアル

履歴書の「趣味・特技欄」は選考にあまり関わらないと思われがちですが、応募者の人間性を見るための重要な項目の一つとされています。さらに、仕事に活かせる趣味・特技がある場合は、積極的にアピールすることで転職を成功させやすくなります。そのため、趣味・特技欄の基本的な書き方やポイントに沿って記入することが大切です。

今回は転職を考えている保育士に向けて、履歴書の趣味・特技欄の書き方や例文をご紹介します。

\ 履歴書の書き方がわからない…書くことが何もない…とお悩みの保育士さんへ /

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保育士採用者が趣味・特技欄で重視しているポイント

履歴書の自己PR・特技欄履歴書の「趣味・特技欄」は、応募者のことを知るために必要な項目です。採用担当者は趣味・特技の内容から応募者の人柄や仕事の適性、どのようなことが好きで何が得意を見て園の雰囲気に合いそうかなどをチェックしています。

もし、仕事に活かせる趣味や特技を持っていれば選考で有利となる確率が高まるでしょう。また、履歴書の記入欄がすべてきちんと埋められているかというのも、転職に対する意欲の高さを見るために重視している点です。

保育士の履歴書の趣味・特技欄の基本的な書き方

それでは、履歴書における趣味・特技欄の基本的な書き方とポイントをご紹介します。

箇条書きで端的にまとめる

趣味・特技欄に書く内容は、箇条書きで端的にまとめるようにしましょう。履歴書は採用担当者にとって読みやすく、一目で分かるように情報を伝えることがポイントです。面接時に緊張を和らげるために趣味・特技について聞かれることもあるため、具体的な詳細は面接で説明することで会話のキャッチボールができます。

嘘の内容は書かない

趣味や特技は嘘の内容を書くと面接時や入職後にばれてしまう可能性が高いです。面接で質問された際にも一貫性のない答えを言ってしまうと面接官には一発でばれるでしょう。嘘をつくことは周囲からの信頼を失うことにつながるため、趣味や特技がない場合でも嘘の内容を書くことは避けましょう。

「特になし」や空欄は避ける

履歴書の中で空欄があると記載漏れと誤解されたり、意欲が低いと捉えられたりすることもあります。趣味・特技の内容は面接時に会話を広げるきっかけとなることもあるので、最低でも一つは記入するようにしましょう。

応募先に「●●が得意な○○さん」と関連付けて覚えてもらえやすく、もし記入した内容が採用担当者の興味を引けば、より強く印象を残せるというメリットもあります。

履歴書の趣味・特技欄でアピールするときのポイント

履歴書に書く趣味・特技は採用担当者に興味を持ってもらえるように書く内容や書き方を工夫してアピールすることがポイントです。

自己PRにつながる文章を1文程度入れる

ピアノを弾く保育士趣味や特技は、自己PRにつながる材料となることもあるため、どのくらい打ち込んでいるかという姿勢を1文程度補足して入れると伝わりやすいです。

<例>水泳を趣味としている場合

「〇年間継続してプールに通っており、スピードや距離を意識して泳いでいます。」

どれくらい継続しているかを伝えることで、継続力・持続力・忍耐力をアピールでき、向上心がある人という印象につながります。

趣味や特技は保育につながるものを書く

保育士の仕事に活かせるような趣味・特技を書くとプラスの印象を与えるため、なるべく保育に関連するものを書くのがおすすめです。保育に活かせる趣味・特技の例としては以下のようなものがあります。

  • ピアノを弾くこと
  • 絵を書くこと
  • スポーツが得意
  • 製作・工作が好き
  • 読書 など

保育士が履歴書の趣味・特技欄で活かせる例文

ここからは、保育士が仕事に活かせる趣味・特技について例文を使ってご紹介します。

ピアノを弾くこと

<例>

ピアノを弾くことが得意です。

幼少期から〇年間習い、小・中学校と合唱コンクールでは伴奏を務めました。

ピアノなど楽器の演奏ができることは、実際に保育の現場で役に立つスキルのため採用担当者の目を引きます。ほかの楽器も経験があれば何を演奏したかなど書いておくとよりスキルが伝わりやすいでしょう。

絵を描くこと

<例>

絵を描くことが得意です。

小さい頃から絵を描くことや塗り絵が好きで、集中力が身に付きました。また、お便りのデザインや壁面装飾といった作成物を作るのも得意です。

保育士は保育業務のほかにお便りや壁面装飾の作成で絵を描く機会があるため、絵を描くことが好きな方は良い印象を与えます。想像力やアイデア力が養うため、あらゆるテイストの絵描きに挑戦していると保育の幅を広げられるアピールにつながるでしょう。

スポーツ

<例>

テニス経験があります。

小学校から始め、大学卒業までクラブチームに所属していました。そのため体力には自信があります。今でも休日は大学時代の友人とテニスをすることもあります。

保育の現場では子どもと一緒に身体を動かして遊ぶため、体力が求められます。部活動やクラブチームに所属していたことや今も続けている旨を記載し、面接時にはスポーツの経験から得たことなどを具体的にアピールすると良いでしょう。

製作・工作

<例>

手芸や工作が得意です。

休日は手芸やハンドメイドにはまっており、家族や友人に作って喜んでもらったこともあります。そのため、制作物は得意です。

保育士は作り物が多いため、手先が器用な人に向いています。手芸・工作といった趣味や特技を持っていると、保育士の仕事につながるアピールポイントとなるでしょう。

読書

<例>

読書をすることです。

好きなジャンルは△△で、月に〇冊を必ず読んでいます。

保育士は読み聞かせをするなど絵本に触れる機会が多いため、読書が好きなことはアピールポイントとなるでしょう。また、どのような本を読んでいるか、どのような知識を得ているかなどを考えておくと面接の際に質問されてもスムーズに答えられます。

歌うこと

<例>

歌を歌うことが好きです。

定期的にカラオケへ行き、友人と一緒に歌うことがストレス発散にもなっています。

保育士は歌を歌う機会が非常に多いです。歌に関する知識がなくても、子どもたちと楽しく歌うことが好きというのは大きな強みとなるため、趣味・特技欄に書いて積極的にアピールすると好印象です。

履歴書の趣味・特技欄に書くことがないときはどうする?

趣味・特技がないため、書くことがなくて悩んでいるという方もいらっしゃるかと思います。そのような場合に参考にしていただきたいポイントをご紹介します。

日頃から行っていることにアピール要素を加える

「趣味」「特技」と考えるとなかなか思い浮かばないかと思いますが、少し視点を変えて「日頃行っていること」から見つけてみてください。

<例>片付け・収納の場合

限られたスペースでいかに効率的に収納するかを考えるのが得意です。

片付けや収納といった、日常の中で普段行っていることを特技とすることで、物事に対する対応力や考える力があることをアピールできます。片付けは保育園で子どもたちに教えることでもあります。子どもたちがぱッとみてわかる収納の仕方など保育士として働く上で活用できる知識です。

ありきたりな趣味には具体性をプラスする

仕事や職種に関連しないようなありきたりな趣味・特技を記入する場合でも、具体性をプラスするなど書き方によって採用担当者に印象付けることが可能です。

<例>料理を作る場合

ほぼ毎日自炊をしています。一汁三菜、栄養を考えながら献立を考えたり、苦手な食べ物も食べられるように試行錯誤したりするのが好きです。

料理を作るという趣味にプラスし、健康管理ができていることや園児が好き嫌いを克服するのをうまくサポートできたり、食育に活かしたりすることできます。

<例>旅行の場合

旅行をすることが趣味です。これまでに20都道府県を訪れたことがあり、地元の方と交流するのが好きです。

旅行は、スケジュール管理ができる人、計画を立てて実現できる人という印象につながります。さらに、同僚や友人と行くことや地元の人との交流について答えると、周囲との協調性やコミュニケーションスキルが高いことをアピールできます。

履歴書の趣味・特技欄に書かないほうが良いこと

悩む保育士履歴書に書く趣味・特技は、内容によっては、書かない方が良い場合もあります。例えば、ギャンブルといった面接で話しにくいことや応募先の勤務条件と合わないような趣味・特技は避けましょう。息抜き程度にギャンブルをしている方はいますし、それが悪いことではありません。

ただし、面接で伝えると、お金にだらしなく見える、などマイナスなイメージを持たれやすい内容です。こういったマイナスな印象を持たれる趣味・特技は履歴書に記入しない方が良いでしょう。

「応募先の勤務条件と合わない趣味・特技」というのは、例えば休日出勤もある職場で「海外旅行へ毎月行っています」と言うと、旅行へ行けない職場だと辞めてしまうのではないか、と懸念されてしまう可能性があります。

このように、応募先の職場の雰囲気や勤務条件から大きく外れているような趣味・特技は、なるべく書かない方が良いでしょう。

また、趣味や特技が思いつかないために嘘の内容を書くこともNGです。面接で深掘りされたときに一貫性がないと嘘だということが分かり、社会人としての信頼性を得られず、選考に影響してしまいます。

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まとめ

今回は、保育士で履歴書を作成するときの「趣味・特技欄」の書き方のポイントについてご紹介しました。履歴書の趣味・特技欄は、採用担当者に興味を持ってもらえる重要な項目です。自身がどういう人柄かを伝えるきっかけにもなるため、印象に残るような書き方で記入しましょう。応募先の仕事内容や職種に関連している内容であれば、より好印象となります。忙しい場合は転職エージェントの活用も、転職の近道です。履歴書の作成や求人探しのお困りの場合は、キララサポートをご活用ください。

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kiralike編集部

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