【2023年】保育士さんなら知っておきたい雑学や由来が丸わかり!1月の行事・イベントカレンダー
公開日: 更新日: 保育お役立ち情報季節が変わるごとにやってくる、行事計画や製作物づくり。どんなものにするかをイチから考えて、つくって、という作業を日々の業務の合間に行うのは大変ですよね。他のクラスと似かよってしまった、ついついワンパターンになってしまう…。そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回は、1月の行事やイベントについて、由来や雑学をまとめました。新年のご挨拶や成人式などお祝い事が多く、人がたくさん集まる時期。こちらを参考にワンステップ上の行事や制作物をつくったり、日々のちょっとした会話のネタに活かしてください!
目次
お正月/1月1日~7日
初詣に行ったり、おせち料理を食べたり、年末から寝る回数を数えて楽しみにするのが「お正月」。実は知らなかったことがいっぱいあります!
「お正月」っていつまで?
1月1日は「元旦」、1日から3日までを「三が日」、7日までを「松の内(松七日)」をいい、一般的にその期間が「お正月」と呼ばれます。
お正月をお祝いする由来は?
お正月は、稲の豊作などを司り、子孫の繁栄を守る「歳神様(としがみさま)」をお迎えする行事です。歳神様は初日の出とともにやってきて、門松を目指して家を訪れます。お正月に欠かせないしめ縄や鏡餅も、歳神様を祀るためのものなんです。
お年玉はもともと○○だった!
諸説ありますが、「お年玉」は昔、「御歳魂(おとしだま)」と今とは違う漢字で示されていたとか。歳神様の魂が宿った鏡餅を分け、家長が家族みんなに配ったたことが由来とされています。この餅には歳神様のパワーがたくさん詰まっています。
お正月遊びに込められた願い
お正月の遊びといえば、凧あげや羽根つき。凧あげには「子どもの願いごとを天まで届けたい」、羽根つきには「子どもが病気になりませんように」という願いが込められています。今ではなかなかする機会も少なくなりましたが、願いを込めながら遊んでみると、上手く凧が上がったとき、羽根つきができたときの喜びもひとしおですよ。
春の七草/1月7日
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの春の七草でつくった「七草がゆ」を食べたことはありますか?おいしさだけではなく、願いや思いも込められているんです。
七草がゆの歴史
お正月の最終日、人日の節句の1月7日に七草がゆを食べ、邪気を払って無病息災を願う風習です。江戸時代、人日は幕府が定めた祝日であり、公式行事として行っていたことで、七草粥を食べる風習も広まっていったとされています。
七草がゆについては「【春の七草】すぐに使える七草の豆知識と七草がゆレシピ」でも詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
鏡開き/1月11日
お餅を重ねて、みかんをのせて。最近ではミニサイズのものなど、手軽に飾れるようになりました。お正月飾りに欠かせない「鏡餅」には、どんないわれがあるのでしょうか。
鏡餅を飾る由来
お正月の間、歳神様が宿っていた鏡餅をみんなで食べ、歳神様の力を分けていただく風習で、家族の健康を祈って行います。関西では1月15日を松の内とする地域もあり、その場合は15日や20日に鏡開きを行います。
なぜ「開く」というの?
元々は武家から広まった鏡開きの風習。包丁や刀で切ると切腹を連想させてしまうため、木づちなどを使って割り、食べやすくします。また「割る」というのもあまり縁起がいい言葉ではないので、末広がりや運を開くといった言葉を連想させる「開く」を使うようになりました。
成人の日/2023年は1月9日
新成人たちは自身が大人になったことを自覚し、周りの人たちは新成人を祝い励ますのが成人の日。「成人」の元々の由来や今後について、ご紹介します。
成人の日の由来
1948年に1月15日を成人の日として制定。2000年以降は1月第2月曜に変更されました。 昔、男子は15歳前後になると「元服(げんぷく)」をし、女子は12歳前後で「裳着(もぎ)」を行い、その儀式が成人式とされていました。どちらも初めて冠をかぶったり、髪を結いあげてかんざしを飾ったり、見た目も大人のように美しく調えていたそうです。
成人年齢変更で今後はどうなる?
成人年齢は1896年に制定された民法で20歳と定められましたが、ご存知のとおり、2022年4月には18歳に成人年齢を引き下げる法律が施行されます。「高校3年生は受験前なのに成人式をするの?」「初年度は18、19、20歳がいっぺんに成人するの?」などと議論されています。
1月の二十四節気
昼が最も長くなる「夏至」と、夜がもっとも長くなる「冬至」を軸に、太陽の動きを元にして生まれた季節の言葉が、二十四節気です。ひと月に2回訪れる二十四節気でも、四季の移ろいを感じてみましょう。
小寒[しょうかん]/2022年は1月6日
「寒の入り」という言葉を聞いたことはないでしょうか?それが小寒。本格的な寒さのはじまりです。小寒から節分までを「寒の内」「寒中」といいます。寒中見舞いはこの期間に出しましょう。
大寒[だいかん]/2022年は1月20日
春からはじまる二十四節気の最後、一年で最も寒さが厳しくなるころです。大寒は一番寒い日という意味があり、大寒を過ぎて立春を迎えることを「寒明け」とも表します。
まとめ
1月は古来より続く行事が多く、当たり前のように続けていた習慣にあるその由来や込められた願いを知り、発見がたくさんあったのではないでしょうか?ぜひ新しいレクリエーションづくりや日々の会話などにお役立てください。
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