品川区の保育士事情！借り上げ社宅制度・家賃補助など、どうなってる？

日本でも屈指のビジネス街でありながら、商業施設や自然豊かな公園もある東京都品川区。その利便性や治安の良さからビジネスマンだけでなく、ファミリー層にも人気のあるエリアです。また、保育環境や保育士向けの支援制度も充実しているため、保育士が働く環境としてもおすすめといえます。保育士求人探しにおける条件はさまざまですが、一人暮らしの方の中には「借り上げ住宅制度」について気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、品川区の借り上げ社宅制度・家賃補助について解説します。品川区の保育施設への就職や転職を考えている方が参考にしてください。

キララサポートでは、保育士業界に特化した転職エージェントとして、一人ひとりの希望条件に合った求人をご紹介しています。借り上げ社宅制度のある保育施設への転職を検討している方はぜひご相談ください。

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東京都品川区はどんなエリア？

東京都品川区は23区の南部に位置し、東京湾に面した臨海部と山の手に連なる台地からなるエリアです。鉄道路線が多いことが特徴で、日本有数のターミナル駅である「品川駅」があります。都内主要エリアや地方へのアクセスも抜群で、古くから交通・交易の拠点として栄えており、多くのビジネスマンが集うオフィス街としてのイメージが強いですが、自然豊かな公園や商店街があるのも魅力の一つです。

大崎地区や荏原地区では住宅が立ち並んでおり、子育て支援も充実しているため、ファミリー層にとって住みやすいエリアといえるでしょう。

品川区の家賃相場

品川区の1人暮らし用物件の家賃相場は、1R～1Kで9万5,000円程度、1DKで12万円程度、1LDKで17万円程度です。

東京都の平均家賃は1カ月で約8万1,000円なので、品川区の家賃は東京都全体の平均よりも上であることが分かります。ただ、物件のエリアや部屋の広さによって金額に幅があるため、リーズナブルな物件も見つけられるかもしれません。

品川区の保育環境

品川区では「子どもの笑顔があふれるまちの実現」を基本理念とし、地域全体で子育てしやすい環境の整備に取り組んでいます。子育て支援が充実しているのが一つの特長で、児童手当、子どものため教育・保育給付、子育てのための施設等利用給付といった子ども・子育て支援給付が行われています。

その結果、令和4年4月時点で品川区内の待機児童ゼロを実現しています。これに伴い、保育人材を確保するべく「保育従事職員宿舎借り上げ補助」や「資格取得支援補助金制度」などさまざまな施策を行っています。これらを踏まえて品川区では、保育環境の整備とともに、保育士の確保や定着・離職防止に向けて取り組んでいることが分かります。

品川区の借り上げ社宅制度

ここからは、品川区の借り上げ社宅制度について見ていきましょう。

借り上げ社宅制度とは

借り上げ社宅制度とは、企業が賃貸物件を借りて社宅として貸し出す制度のことです。物件探しから契約、家賃の振り込みなど、不動産会社とのやり取りはすべて企業が行ってくれます。

引っ越しや家賃の負担を軽減させられるなどさまざまなメリットを得られるので、福利厚生の中でも人気の高い制度です。近年導入している保育施設は増加しているため、借り上げ社宅制度がある保育園への転職を検討してみるのはおすすめです。

借り上げ社宅の詳細は以下の記事でもご紹介しております。

借り上げ社宅とは？家賃負担を軽減できる制度のメリット・デメリット

都心で一人暮らしをしたい保育士さん・看護師さんの中には、借り上げ社宅制度が利用できる職場かどうかを転職の条件に入れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。近年様々な職場で導入されている借り上げ社宅制度について、制度の内容や利用するメリットなどを詳...

品川区の借り上げ社宅制度・家賃補助

品川区は、区域内で設置者が借り上げている施設、または区域外で設置者が借り上げており保育施設まで1時間未満で通勤可能な施設を対象に、借り上げ住宅制度・家賃補助が設けられています。

補助額の上限は8万2,000円と決まっており、家賃・共益費（管理費）・礼金・更新料、品川区長が認める経費を対象に補助されます。そのほか、保育園側で別途規定を設けている場合があるため事前の確認が必要です。

品川区の借り上げ社宅制度の概要は以下の通りです。

品川区の補助額

品川区では借り上げ社宅制度を利用すると、8万2,000円を上限として家賃補助が支給されます。また、契約更新料は契約者である企業が負担してくれます。ただし、引っ越しにかかる初期費用（敷金・仲介手数料・火災保険料・鍵の交換費用・引っ越し費用）については基本自己負担です。

各保育園の運営法人によって独自の規定が設けられている場合があり、家賃がすべて補助されるケースもあれば自己負担額がかかるケースもあります。そのため、どの程度の金額を自己負担することになるのかは事前に確認しておきましょう。

物件選びは、大きく以下の3パターンがあります。

• 自分で自由に物件を探せる
• 提携の不動産会社がある
• 保育園指定の物件に入居

各保育園の運営法人によって別途規定が設けられている場合があるため、どのような物件が選べるのかは保育園の規定によって異なります。

補助対象者

品川区の借り上げ住宅制度を利用できるのは、品川区内にある国および地方公共団体以外のものが設置する保育施設で勤務する施設長、保育士、保育補助者、栄養士、調理員、看護師です。

そのほかの対象条件としては、以下が挙げられます。

1. 1日6時間以上勤務する常勤の保育従事職員
2. 保育施設等を適用事業所とする社会保険の被保険者
3. 本人も同居人も住宅手当を受けていない

品川区内にある借り上げ社宅制度が利用できる保育園に就職しよう

借り上げ住宅制度を利用する場合は就職先の保育園を通して申し込みを行うため、そもそも制度を導入していない保育園では利用できません。そのため、品川区内の借り上げ住宅制度を利用するためには、希望する保育園に借り上げ住宅制度が導入されているかどうかを事前に必ず確認しましょう。

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保育士で借り上げ住宅制度を利用したい方、品川区内で転職を検討している保育士の方は、まずは借り上げ住宅制度が利用可能な求人を探すことから始めましょう。

キララサポートは保育士業界に特化した転職エージェントだからこそ、品川区内にある借り上げ住宅制度が利用できる保育園のほか、さまざまな希望条件に合った求人のご紹介が可能です。また、履歴書作成や面接対策など転職に関するさまざまなサポートを行っています。

「希望に合った求人が見つからない」「現職が忙しくて転職活動の時間がとれない」という場合は、キララサポートへお気軽にご相談ください。

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まとめ

今回は、東京都品川区の借り上げ社宅制度について解説しました。品川区はビジネス街というイメージが強い一方で子育て環境が整っているエリアであり、保育士にとって嬉しい制度・施策を導入している施設が増えています。品川区内でも各運営法人によって規定が異なるため、借り上げ住宅制度の利用を検討している保育士は、希望する職場の規定についてよく確認しておくことが大切です。ぜひ転職エージェントを利用して効率的に情報収集や求人探しをし、自身の理想に合った職場を見つけましょう。

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キララサポート編集部

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