保育士試験合格者インタビュー!保育士未経験・子育てをしながら一発合格のコツとは?
公開日: 保育 , 保育士になるには , 保育士の資格取得
保育関連の専門学校を卒業せずに、社会人になってから保育士の資格を取得する方法があります。別の仕事をしていたものの、改めて保育士への道を検討している方も多いのではないでしょうか?今回のコラムではそんな方のために、保育士未経験から資格を取得した宮崎さんの合格体験記をご紹介します。子育てをしながら一発合格に繋がった勉強方法やポイントを教えていただきましたのでお見逃しなく!
目次
保育士資格を取ろうと思ったきっかけ
大学を卒業後、演劇や司会の仕事をしていて、保育士の仕事を目指したことはありませんでした。そんな私が保育士資格に興味を持ったのはコロナウイルスの感染拡大がきっかけでした。
2019年に出産し、年度初めに育休から復帰予定でしたがコロナにより演劇や司会関連の仕事が来なくなりました。夫も飲食の仕事をしておりコロナの影響を受けていて、何かしなくてはと思いました。
当時一律でもらえた給付金を活かし、今後使える資格を取ろうと考えたときに保育士試験が目に留まりました。演劇の仕事でベイビーシアターや子ども向けのワークショップをしていたほか、自分自身も子育てをスタートしていたのでもともと保育には興味がありました。ただあくまでも演劇の一部として子どもと関わっていただけなので、保育現場は全くの未経験でした。
働きながらの保育士試験勉強
試験勉強をしていた当時は税理士事務所でパート事務として働いていました。子育てとパートをしながらの勉強だったので、とにかくスキマ時間と通勤時間で勉強することを意識していました。子どもの寝かしつけの時間も、YouTubeの試験対策動画を聞いたり、法律を自分で音読して音声にしたり、手が離せないときも耳だけで勉強できるように工夫していましたね。また勤務先に税理士志望の方向けの自習室があり、私も利用できたので仕事前と昼休みに勉強し、1日2時間くらいは試験勉強に充てていました。
通信講座も活用
私は完全に独学というわけではなく、通信講座を活用していました。送られてきた教材や動画を使い、自分のタイミングで学んでいました。
実技試験対策もできる通信講座を取っていたので、一度自分が言語試験を想定してお話しているところを動画撮影し、通信講座の先生に送りフィードバックをもらったこともあります。
コロナ渦の保育士実技試験
私が受けた保育士試験の実技はコロナ渦で、音楽試験がない上に1科目のみの受検で良く、言語試験のみ対策しました。
選んだのは「おおきなかぶ」で、自分で3分に収まるよう台本を作り覚えました。もともと演劇をしていたのもあり台本を覚えることや人前で話すことに苦労はしませんでした。
言語試験中にちょっとしたミスが
言語試験にて「おおきなかぶ」実演最中に「今かぶをひっぱっているのは誰だったかな・・・?」と分からなくなってしまいました。焦らず「ごめんねみんな、今先生誰がかぶをひっぱっているか分からなくなっちゃって。まずおじいさんでしょ、おばあさんでしょ・・・」と子ども達に話しているという前提を利用して軌道修正しました。減点に繋がったかもしれませんが、私の場合はミスをしても機転を利かせられたので不合格とはならなかったです。
保育士試験合格後
保育士資格を取った後すぐに保育士になることを考えていなかった私でしたが、ご縁があり保育園で働くことになりました。以前演劇でベイビーシアターのために訪れていた保育園の園長と繋がりがあり、保育士試験の合格を報告したところパート職員にスカウトしてもらい保育士デビューが決まりました。
合格したときの気持ち
率直に「よかった!」と安心しました。一回で合格できると思っていなかったので嬉しかったです。
保育士の経験は他のところでも活きる
保育士として働き始めてから、演劇の仕事にも良い影響が出ました。試験勉強や業務を通して子どもの年齢毎の発達を理解できたので、演劇の際に観客として座っている子どもに対し、どう接するのが良いか分かるようになりました。保育士資格を取ったあとは、保育園内だけでなく演劇の場でも、より自信を持って仕事ができています。
上記のように保育士試験の勉強を通じて自分のスキルアップに繋がったことが多々ありますし、現場で勤務してみて保育士さんのマルチタスク能力・知識はすごいなと感じました。
子育てしながらの合格!ポイントは?
合格に繋がったと感じるポイントをまとめてみました。
1日10分でもいいので勉強は毎日継続する
忙しくても毎日必ず何かしらの勉強に手を付けていました。短時間でも継続することが大切だと思います。
予想問題集をやりこむ
「間違えたところは次こそ正解する」を意識して勉強していました。予想問題で100点取れるまで繰り返しました。
実技では審査員を意識しない
審査員の方は受験者が何をしても無反応です。意識してしまうと緊張するので、子ども(子どもを想定したパネル・置物が当日置かれます)に対してのみ集中することをおすすめします。また私のようにミスをしても乗り切ることができれば問題ないです!
保育士試験を検討している方にひとこと
もし一度目の試験が不合格でも諦めないでください。不合格になった友人がいますが諦めずに再度受験し、見事資格を取得しています。保育士資格は様々なところで役に立つので、ぜひ頑張って合格してほしいなと思います。
給与アップを目指して次の職場に
保育士資格取得後に入職した保育園では4年程勤務しましたが、給与を上げて次の仕事ができないかと考えるようになりました。ちょうどその頃SNSで「キララサポートの代替派遣保育士」という仕事を見つけ応募、今に至ります。
キララサポートの派遣スタッフの方がお休みを取る際に、ヘルプ保育士として現場へ行くのですがキララサポートの担当者の方が毎回親身にお話を聞いてくださり問題なく楽しく勤務できています。
まとめ
子育てやお仕事をしながら保育士試験を一発合格した宮崎さんのお話でした。これから保育士資格取得を目指すみなさんの参考になれば幸いです!
保育士資格取得後はキララサポートへ
キララサポートでは保育士資格を取得したばかり・保育士未経験の方も勤務できる求人を多数ご用意しています。常勤だけでなく派遣の求人もご用意しておりライフスタイルに合わせた働き方が可能です。まずはキララサポートに登録いただき、コンサルタントに希望の条件をお伝えください。ご経験、希望条件にあった求人をご紹介します。
忙しいあなたに寄り添った転職サポートをします。
LINEでも気軽に無料相談できます
給与や残業時間、職場の人間関係などリアルな情報をお届け
履歴書作成や面接対策、条件交渉など安心しておまかせ

キララサポート編集部

最新記事 by キララサポート編集部 (全て見る)
- 保育士試験合格者インタビュー!保育士未経験・子育てをしながら一発合格のコツとは? - 2025年8月28日
- 【保育園】お泊まり保育とは?ねらいやアイデア、注意点などを解説 ! - 2025年8月14日
- 年代別に考える看護師のキャリアプラン|20代・30代・40代・50代の働き方 - 2025年8月12日