保育士が転職の面接で使える逆質問をご紹介!覚えておきたいNG質問とは?
公開日: 更新日: 保育 , 保育士転職マニュアル就職時の面接同様、転職時の面接でも逆質問の時間が設けられます。逆質問は「転職志望者から面接官へ質問できる時間」であるため、自身をアピールする機会となる時間です。しかし、どのような質問をするのが適切なのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
当記事では転職活動中の保育士の方に向けて、転職時の面接で使える逆質問の例文5選をご紹介します。NG例も併せてご紹介するので、逆質問の内容にお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
目次
保育士は転職時の面接で逆質問はすべき?
逆質問をしないと内定が貰えないわけではありませんが、原則として質問できる機会があれば逆質問はするべきといえます。
逆質問は応募先のことを深掘りできる貴重な時間です。気になる点について質問することで、応募先とのミスマッチを防ぐことができます。
また、面接官は逆質問を通じて応募者のコミュニケーション能力の高さや、志望度・関心度の高さを確認します。「特に質問はありません」と答えてしまうと、志望意欲が低いという印象を与えてしまいかねないので、逆質問は行うべきでしょう。
逆質問はいくつくらい用意すれば良いのか
逆質問は最低でも2~3つほど用意しておくことが一般的です。ただし、逆質問は面接の終盤に行われる傾向にあります。面接時間の制限や、1つの質問に対する回答時間により質問できる回数は限られてくるでしょう。
そのため、逆質問を用意する際に優先順位を付けておき、自身が必ず聞いておきたい点を中心に質問することがおすすめです。
保育士が転職の面接で逆質問するときのポイント
では保育士志望の方はどのような逆質問をするべきなのでしょうか。ここでは、保育士が転職の面接で逆質問をするときのポイントをご紹介します。
保育園のWebサイトを見て興味を持ったことを質問する
保育士が活躍できる職場はいくつもあり、施設によって特色が異なります。そのため、まずは応募先のWebサイトを閲覧した上で、気になった点や不明点を質問すると良いでしょう。例えば、「保育において特に力を入れていること」「季節の行事について」など保育園について理解を深められる質問を行うと応募先への関心度が高いと見受けられ、面接官の心証も良くなります。
ただし、Webサイトや求人を見ればすぐに解決できる質問は避けましょう。リサーチ不足を疑われ、逆効果になる可能性があります。
面接官に志望意欲が伝わるような質問をする
応募先への志望意欲が伝わるような質問も面接官に好印象を抱かれやすいです。具体的には「必要とされる知識やスキルについて」、「働いている保育士の1日の勤務スケジュールについて」などです。業務に関するポジティブな質問をすることで、志望度が高いことをアピールできます。また業務関連の情報を深掘りすることで、入職後のギャップを抑えることにも繋がります。
自分の長所や向上心が伝わるような質問をする
逆質問は疑問点や不安点を解消できるのと同時に、自身の長所や向上心をアピールすることもできます。具体的には「〇〇の資格を勉強中だが、そのほか取得したほうが良いスキルや知識はあるか」などです。成長意欲の高い姿勢は良い印象を持ってもらいやすいですし、応募先で活躍するための必要な情報を得ることができます。
保育士の転職面接で使える逆質問の例文5選
保育士の転職面接で使える逆質問の例文を5つご紹介します。どの施設形態にも当てはまるような例文なので、逆質問の内容にお困りの方は参考にしてみてください。
質問例1.「ご縁を頂けた際、入職までに勉強または準備しておくことはありますか?」
志望意欲や向上心の高さをアピールできる質問です。入職までの準備事項を把握しておくことで、新しい職場でもスムーズに馴染むことができます。また共有してもらった勉強や準備事項を実際に対応しておけば、入職後に好印象を抱いて貰いやすくなるでしょう。ただし、一次面接では時期尚早なので最終面接の逆質問で行うことをおすすめします。
その他の質問例
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質問例2.「保育の1日の流れを詳しく教えてください」
保育士の職場は保育園だけではなく、病院内保育施設やベビーシッターなどいくつも考えられます。応募先によって保育士の1日のスケジュールは異なるので、確認しておくと良いでしょう。1日の流れを把握することで施設の忙しさや働き方をイメージしやすくなりますし、業務関連の質問は志望度の高さもアピールできます。
その他の質問例
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質問例3.「○○教育を実施されているとお聞き(拝見)しましたが、具体的に力を入れている活動はありますか?」
「モンテッソーリ教育法」や「ヨコミネ式教育法」など、保育施設によって教育法や保育方針は異なります。
そういった施設の特徴を踏まえた上で、具体的に行っている活動を質問するのも良いでしょう。教育方針が自身と異なる場合、早期退職につながることがあります。施設の教育方針を知ることでミスマッチを防ぐことができますし、応募先への関心度の高さも併せてアピールできます。
また、教育方針以外にも「食育」や「運動遊び」、「行事」など特色があれば、それらに関する質問を用意しても良いでしょう。
その他の質問例
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質問例4.「ご活躍されている方にはどのような特徴や共通点がありますか?」
応募先で実際に働いている保育士の雰囲気を知れる質問です。職場の人間関係や雰囲気を知りたい方は、優先的に質問すると良いでしょう。また働いている保育士の特徴や共通点を知ることで、応募先が求めている人物像もイメージしやすくなります。自身と共有事項が多いのであれば、馴染みやすい職場である可能性が高いです。
その他の質問例
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質問例5.「保育園で大切にしていることを教えてください」
保育施設で大切にしていることを聞くことで、求めている人物像や入職後に求められる働き方などを把握できます。自身の保育士における価値観や理念と照らし合わせれば、ミスマッチも防げるでしょう。
ただし、施設によってはWebサイトに「大切にしていること」を公表している場合があります。公表されている情報について質問することはリサーチ不足を疑われてしまう可能性があるため、注意してください。保育方針や目標の中で公表されていたり、大切にしていることとしてサイト上で公表されていたりする場合は、具体的な活動を聞くなど、深掘りできる質問にすることが望ましいです。
その他の質問例
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保育士の転職面接で避けるべき逆質問とは?
逆質問する内容は何でも良いわけではありません。以下のような質問は面接官の心証を悪くする可能性があるため、避けるようにしましょう。
- 給与や待遇のことばかり質問する
- 求人やWebサイトを見ればわかることを質問する
- 「特に質問はありません」と逆質問をしない
給与・待遇などの条件面に関する質問は、特に話題が出ない限りは早くても最終面接にすると良いでしょう。質問や交渉は内定後(承諾前)にもできるため、優先度は低くすることが望ましいです。どうしても妥協できない場合は、いくつか職場や業務に関する質問をした後に投げかけるようにしてください。
また「逆質問をしない」という選択は関心度が低い印象を面接官に与えてしまいます。気になることが全くないという状況は想定しづらいため、事前に逆質問を用意しましょう。
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まとめ
転職の面接での逆質問は、応募先とのミスマッチや入職後のギャップ軽減のために有効な時間です。また逆質問を通して、保育園に自身のアピールができる絶好の機会でもあります。対策を全くせず、逆質問を行わないのは非常にもったいないので、ぜひ当記事を参考に逆質問対策を行ってみてください。
また面接に苦手意識のある保育士の方は、転職エージェントに相談することもおすすめです。キララサポートは無料で利用できるので、保育士の転職活動にお悩みの方はぜひ活用してみてください。
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