保育士の休憩時間はどれくらい?保育士が休憩時間を確保しにくい理由
公開日: 更新日: 保育士の働き方・環境 , 保育士の福利厚生・待遇保育士の仕事は、子どもたちの安全を守りながら、成長を支える大切な役割です。しかし、長時間の保育業務の中で「しっかり休憩を取れている」と感じている保育士は少なく、実際には十分な休息時間が確保できていないことも少なくありません。
では、保育士の休憩時間は法律でどのくらい定められているのでしょうか?また、なぜ休憩時間の確保が難しいのか、その理由についてもこの記事で詳しく解説します。
目次
保育士の休憩時間はどれくらい?
休憩時間は、労働基準法にて設けられていることが決まっています。これは、保育士も例外ではなく、法律に基づき休憩を取る必要があります。
労働基準法における休憩時間の規定
労働基準法では労働時間に応じた休憩時間が定められています。
- 労働時間が6時間以上の場合:45分
- 労働時間が8時間以上の場合:1時間の休憩が必要
基本的には、8時間勤務となることが多いため、1時間の休憩が必要です。
時短勤務・パートでも休憩が必要なケースがある
休憩に関する労働基準法は、雇用形態は問いません。そのため、時短勤務やパートでも労働時間が6時間以上働いている場合は、休憩時間を取ることができます。
現場での休憩時間の実態
休憩時間がしっかりと確保できないケースもあるかもしれません。例えば、休憩中でも子どもの対応が求められることもあるでしょう。人手不足で交代が難しい問題もあり、十分に休憩が確保できないと、悩んでいる保育士の方もいらっしゃるのではないしょうか。
保育士が休憩時間を確保しにくい理由
保育士は子どもたちの成長を見守り、安全を守る重要な役割を担っています。しかし、日々の業務の中で、十分な休憩時間を確保するのが難しいという課題があります。ここでは、保育士が休憩時間を確保しにくい主な理由について詳しく説明します。
子どもの安全管理のため
保育園では、子どもたちが安全に過ごせるよう、常に目を配る必要があります。
特に乳幼児の場合、わずかな隙間時間にも事故が起こる可能性があり、気が抜けません。子どもたちが遊んでいる間やお昼寝の時間も、万が一の事態に備えて見守りを続ける必要があります。
また、子ども同士でのケンカや体調不良などの突発的なトラブルにも対応しなければならないことがあります。そのため、保育士は交代で休憩を取ることが難しく、安心して離れる時間を確保するのが難しいとされています。
人員配置の問題で交代が難しい
保育士の人数は、子どもの年齢や人数によって厳密に定められています。そのため、必要最低限の人員で保育を行っている場合、交代で休憩を取る余裕がないことが多いのです。特に職員の欠勤や急な人手不足が発生した場合、さらに状況は厳しくなります。また、少人数の園では特に、交代要員が限られているため、結果的に保育士一人ひとりの負担が大きくなり、十分な休憩を取る余裕が生まれにくくなるでしょう。
休憩中でも業務が発生することがある
保育士は、子どもたちの直接的なケアだけではありません。連絡帳の記入や保護者対応、行事の準備など、さまざまな業務を抱えています。そのため、仮に休憩時間を確保しても、急な保護者からの連絡や書類作業などの業務が発生することがあります。これにより、物理的に休憩時間を取ることができても、心の面では落ち着いて休むことが難しい状況になっているのではないでしょうか。
いつでも対応できるよう外出が難しい
保育士は、万が一の事態に備えて常に園内にいる必要があります。外出してしまうと、緊急時に対応ができないため、結果的に園外での自由な休憩を取ることが難しくなります。
また、昼食を外で取ったり、リフレッシュのために一時的に外出したりすることも現実的には難しい状況です。こうした制約の中で、保育士は限られた時間と環境の中で自分自身の休息を取る必要があります。そのため、オンオフの切り替えができず、休憩中であっても対応してしまう保育士の方も多いのではないでしょうか。
保育士が休憩時間を確保するための工夫
保育士は、子どもたちの安全を守りながら日々多くの業務をこなしており、心身ともに負担が大きい仕事です。そのため、しっかりと休憩時間を確保することが大切です。しかし、現場では思うように休憩が取れないことも少なくありません。ここでは、保育士が休憩時間を確保するための工夫について紹介します。
配置や勤務体制について相談する
相談しやすい上司や先輩がいれば、休憩時間が取りやすい枠組みづくりを相談してみましょう。例えば、休憩時間が重ならないようにシフトを見直したり、補助保育士の配置を検討してもらったりといった案を出してみると良いでしょう。
また、業務が効率化できるようICTを導入して事務作業の時間を短縮し、休憩時間を確保しやすくするといった提案もあります。
休憩が取りやすい施設への転職も検討する
現在、休憩が取りにくく困っているようなら、転職を検討するのも1つの手段です。職員の人数が十分な施設や、勤務時間・シフトが明確な施設、職場の風通しが良い施設など、自分の働き方や生活スタイルに合った職場を見つけることで、心身の健康も保ちやすくなります。
休憩時間がしっかり確保できる施設選びのポイント
休憩時間をしっかり確保できる施設を選ぶためには、求人票の確認や見学・面接時のチェックが欠かせません。ここでは、休憩時間をしっかり取れる施設を見極めるポイントを解説します。
求人票で確認すべき事項
求人票には、休憩時間に関する情報が明記されていることがあります。以下の点を確認しましょう。
- 休憩時間の明記:勤務時間とともに、休憩時間が具体的に書かれているか確認する。
- シフトの交代制の有無:交代制の場合、休憩を取るタイミングが明確になりやすい。
- スタッフの配置人数:人員配置が手厚い園では、休憩時間の確保が比較的容易です。
また、「週休2日制」「残業なし」といった記載も、業務の負担軽減につながる要素として注目しましょう。
見学や面接でのチェックポイント
見学や面接の際には、実際の現場の雰囲気やスタッフの働き方を直接確認できます。以下のポイントを意識してチェックしましょう。
- スタッフの様子:余裕を持って仕事をしているか、疲れ切っていないかを観察する。
- 休憩場所の有無:リフレッシュできる休憩スペースが整っているか確認する。
- 勤務中の話題:面接時に「休憩はどのように取っていますか?」と直接質問することで、リアルな状況を知ることができます。
このように、事前の情報収集と見学・面接でのチェックを徹底することで、自分に合った環境を見つけることができます。
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まとめ
今回は、保育士の休憩時間について解説しました。
勤務中の休憩は、6時間以上働くのであれば休憩を取得することが義務付けられています。時間を分けて取得するのも問題ありません。しかし、人員配置の問題や子どもたちの安全のために、なかなか休憩時間が取れないケースもあるかもしれません。その場合は、配置や勤務体制について相談してみるようにしましょう。
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キララサポート編集部

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