上京の際に知っておきたい!物件の探し方と選ぶ時のポイント

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上京や転職など、この春から新生活をスタートする方はそろそろ引っ越し先を探し始める時期。でも、何を基準に探せばいいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。「職場に近い」「家賃が安い」などなんとなくで決めてしまい、後で「こんなはずじゃなかった…」なんてことのないように、事前に大事なポイントをしっかりチェックしておきましょう!

初めて引っ越しする方も、失敗した経験のある方も、知っておくと成功間違いなしの引っ越し先の探し方をレクチャーします!

まずは場所から!住むエリアを決めるポイント

土地勘のない場所の場合は特に、職場へのアクセスの良さや家賃の安さでエリアを選びがち。しかし、そこばかりに気を取られると、後で思わぬ不便さを感じることになるかもしれません。仕事柄気を付けたいポイントも踏まえながら、収入やライフスタイルに合った街の候補を絞り込んでいきましょう。

必ず確認しておきたい、3つの条件

まず気になるのが職場との距離。楽に通勤できるかどうかで毎日の時間の使い方も変わってきます。当然、便利な場所ほど家賃は高いので、収入と見合った家賃相場の街を見定めることも大切。また安心して暮らせる環境であるかも、ひとり暮らしを始める上では重視したいポイントです。

【条件1】職場との距離

早番や夜勤がある場合は、通勤時間30分以内であれば理想的なエリア。ただ、あまり近すぎると仕事とプライベートの切り替えがしづらいというデメリットも。近さや所要時間だけで考えるのではなく、「実際に自分がここに住んだら…」という想像をしてみるといいですよ。

■車や自転車通勤の場合

車や自転車であれば小回りが利くので職場に向かう途中や帰り道に、買い物などに気軽に立ち寄ることができます。また、運転中はプライベートな時間。考え事をしたり、時には鼻歌を歌ったりして自分の時間を楽しめるのもいいですね。

■電車通勤の場合

所要時間を重視される方は多いと思いますが、意外と見落としがちなのは通勤時の混雑度合。混雑度が高い路線だと、職場に到着するまでに疲れてしまう…なんてことも。事前にしっかりとチェックしておきましょう。通勤路線の混雑率は国交省がデータを公開していますので、のぞいてみてください。 所要時間が長くなっても、座れる可能性が高い始発駅エリアに住んだり、乗り換えナシの路線を選んだりすることも、通勤を楽にするコツですよ。

【条件2】家賃

一般的に都心に近いほど家賃は高く、郊外へ向かうほど安くなりますが、郊外でも大きな商業施設がある駅や、特急や急行が停車する駅の近辺は高い傾向があります。住みたい街の家賃相場が自分のお給料に見合っているか確認しましょう。 よく「家賃の目安は収入の3割」といいますが、趣味やライフスタイルによって必要な出費は異なります。目安にとらわれず、無理をせずに支払えることが肝心です。

保育士さんは家賃補助などの優待制度を活用できるケースもあります。『保育士の手当・処遇改善の現状は?おお給料から借り上げ社宅、引っ越し費用負担まで』をぜひご覧ください!

【条件3】治安

住みたいエリアを絞り込んだら、実際に自分の目で確かめておきたいのが街の治安。可能であれば昼間だけでなく夜も訪れて、人通りの多さや街灯の数などをチェックしておきましょう。不安があれば、警視庁の犯罪情報マップなどで確認する方法もあります。

職種あるある!職場との距離感はとっても大切

保育士さんや看護師さん、介護職さんには、引っ越し先を選ぶポイントになる「あるある」がありました!

近くて楽!だけじゃない、近距離職場はプライベートの危機!

保育士さんが職場の近くに住んでいて困ること。それは、子どもたちやその保護者も同じ生活圏内に住んでいるため、買い物中に「〇〇先生!」と話しかけられたり、「この前〇〇で見ましたよ」なんて言われたりすること。プライベートを大切にしたい方は、職場と自宅との距離をある程度設けることをおすすめします。

●寝坊が怖い!新人のうちは近距離希望

夜勤のある看護師や介護職の方だと「新人のうちは家賃が安いし、寝坊が怖いから病院のすぐそばにある寮や社宅に住んでいる」というケースが多いですよね。そして入職から3~5年ほど経つと一人暮らしを始めたり、彼と一緒に住み始めたり、という方も増えて初めてのお部屋探しをする方も多いはず。この記事をよく読んで、後悔のないお引越しにしてくださいね。

●○○の音が気になるから幹線道路沿いはNG!

看護師の中には救急車の音が聞こえると職場の状況が気になって落ち着かないという理由で、幹線道路沿いを避ける人も。

間取りから部屋を想像してみよう!

エリアが決まれば、次は物件探し。インターネットに物件情報はあふれていますが、間取りから実際の部屋を想像するのって難しいですよね。まずは時間と体力の許す限り、たくさんの物件を見ることが重要です。多くの物件を見ているうちに情報の見方にも慣れ、イメージしやすくなっていきます。

何が違うの?間違えやすい用語はコレ!

聞きなれないものが多い不動産用語。同じようでも全然違うため、紛らわしい用語は事前にチェックしておきましょう。

●「1K」と「1R」は何が違う?

1K:キッチンと居室の間にドアがあり、目隠しやニオイ漏れを防げる。

1R:キッチンと居室が分かれていないので、自由なレイアウトが可能。

●「DK」と「LDK」は何が違う?

DK:「ダイニングキッチン」の略。キッチンスペースを含め4.5畳以上8畳未満の居室。

LDK:「リビングダイニングキッチン」の略。全体で8畳以上の居室で、キッチンが独立していることも。

●「バルコニー」と「ベランダ」は何が違う?

バルコニー:住戸から外に張り出した屋根のない手すりつきの台。

ベランダ:外に張り出したスペースで、屋根があるもの。

先輩たちは何を重視したの?生活に合わせた着眼例

失敗しない物件探しのポイントは、住みたい部屋や生活の様子をできるだけ具体的に思い描くこと。自分にとって何が重要で、こだわりたいことは何かが見えてきます。ここでは、先輩たちの重視したポイントをご紹介。ぜひ参考にしてください。

・料理が好きだから、2口ガスコンロは最低条件!

・3交代勤務なので、浴室乾燥機は絶対欲しい!

・お風呂はユニットバスでいいから、家賃が安くなるとうれしい♪

・ロングコートやワンピースも楽に収納できる広いクローゼットは必須!

・近くにコンビニや深夜営業の飲食店があると助かる!

・夜遅く帰宅することが多いから、セキュリティー対策が万全だと安心。

実際に物件を見に行こう!内見で見るべき場所とは?

内見では、間取りだけでは分からないところをしっかりチェック。後で確認や比較ができるよう、写真や動画を撮っておくことも重要。特に気を付けて見ておきたいポイントはココ!

TVやネット、コンセントなど配線位置

意外と見落としがちで、住んでから困るパターンが多いのがこの位置。思い描いた場所にインテリアを配置できないこともあるので、必ずメモしておきましょう。

ドアや窓はすべて開けてみる

すべてがスムーズに動くか確認しましょう。窓のサッシ周辺にカビがあれば、結露が発生する可能性も。窓を開けた状態で近隣の騒音の大きさを知っておくことも重要です。

共有スペースはキレイか

エントランス、ポスト、ゴミ置き場、エレベーターなどを見ておきましょう。マンション住人の暮らしぶりや、管理が行き届いているかを知る手がかりになります。

メジャー持参でしっかり計測

家具を持ち込みたい場合も、新しく購入する場合も、先にサイズを把握していれば事前に部屋のレイアウトを考えることができ無駄がありません。洗濯パン、冷蔵庫、カーテン用に窓の寸法、収納、玄関の幅などを測っておくと便利です。

まとめ

仕事で張り詰めた気持ちを癒してくれる場所だからこそ、事前チェックを怠らずに納得できる物件を選びたいもの。自分にぴったりのお部屋が見つかれば、仕事へのモチベーションも上がりますよ!過ごしやすい環境、お部屋で楽しい新生活を送りましょう!

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kiralike編集部

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