同期がいない…新人保育士が抱える悩みと解決方法とは?

公開日: 更新日: 保育 , 保育士の働き方・環境

新人の保育士の方にとって、話しやすく相談できる同期は心強い存在です。しかし、保育園が採用する保育士の数には限りがあり、職場によっては同期入社の仲間がいない場合もあります。今回のコラムでは、新人保育士の抱える悩みの中で、今回は「同期がいない」方にフォーカスして解決方法をご紹介します。

保育士は同期がいない場合も多い

同期は職場の中で一番仲が良くなりやすい存在ですが、保育士の場合は同期がいないケースもよくあります。基本的に、保育園は人員配置基準をもとに保育士を雇っており、配置基準の不足分に応じて新卒または中途の保育士を採用しています。そのため、規模の小さな園では毎年1~2名程しか新しい保育士が入職しない場合がほとんどです。また、企業が運営する園などで大規模な採用を行うことはありますが、新卒からベテランまでバランスよく採用するところが多いため、配属先の保育園に同年代の同期が必ずいるとはいえないのが現状です。

同期がいない悩みは意外と多い

新人保育士にとって、同期がいないことが悩みになっている方は多いようですが同期の存在はどのような影響があるのでしょうか。

保育園で同期がいるメリット

分からないことも共有できる
先輩に理不尽なことを言われても同期がいると心強い
仕事の悩みを相談しやすい

保育士として働き始めたばかりの頃は、業務についての疑問が多く出てきますが、忙しそうにしている先輩には聞きづらいと感じる方も多いでしょう。仲の良い同期が同じ職場内にいれば、気軽に相談でき、分からないことだらけの期間も一緒に乗り切れるというメリットがあります。

保育園で同期がいないデメリット

新人が1人のみだと雑用や事務作業を分担できる相手がいない
先輩の輪に溶け込めなくて孤立してしまう
同じ立ち位置で相談しあえる人がいない

特に新卒の保育士は毎日忙しく、仕事を覚える・雑用をこなすなどで精一杯でストレスを感じやすいようです。同期がいれば分担ができる仕事も、一人で行わなければならない場合もあります。

逆に同期がいないことのメリットも

新人同士で比較されることがない
同期飲みなどの付き合いが無いため貯金がしやすい
新人が自分だけのため、丁寧に教えてもらえる場合もある

新人保育士の悩みの一つに、「職場の先輩達に同期と能力を比べられて辛い」というものがあります。同期がいると働きやすい環境が作りやすい一方で、同期よりも仕事ができないと自分は保育士に向いていないのではないかと落ち込んでしまうケースも考えられます。同期がいない職場=「新人が働きづらい職場」ではないようです。

同期がいない新人保育士の悩みを解決するには?

同期がいなくても悩みを解決できる方法はあります。

先輩に分からないことは聞く

分からないことは積極的に先輩に聞きに行きましょう。もし先輩が忙しそうな時は時間のありそうな隙を狙い、「質問したいのですが今お時間よろしいでしょうか」と断りをいれてから声をかけてみてください。

園長や主任に相談する

悩んだ時は1人で抱え込まず、とにかくまわりに頼ってみることが大切です。先輩保育士に相談することが難しい場合は、園長や主任に話すのも一つの手段です。

園内で仲良くなれそうな人を見つける

同期でなくても年の近い先輩など、職場の人と何でも言える関係性を作ることをおすすめします。いきなり先輩と親しくなることは難しいかもしれないため、まずは日々の挨拶やコミュニケーションを大切にし、業務の相談ができる相手を見つけましょう。

オープニング求人に応募する

同期がいなくて辛いと感じている方は、新規オープンの園へ転職することもおすすめです。働く人全員が同年代とは限りませんが、新規オープンの園であれば全員がゼロからのスタートのため、関係構築がしやすい場合が多いようです。

オープニング求人を見る

ただし、オープニング求人に応募する場合も情報収集をしっかり行うことが重要です。心配な方は保育専門の転職支援サービスに相談してみても良いかもしれません。

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まとめ

同期がいない保育士の悩みと対策をご紹介しました。一般企業に比べ、同期がいるケースが少ない保育士ですが、同期の存在がなくとも先輩と良好な関係を築くことで働きやすい職場作りは可能といえます。また、実際に同期がいないことで辛いのは最初の頃だけで、仕事や環境に慣れれば解決するというパターンも沢山あります。職場の人とのコミュニケーションを大切にしながら、保育士の仕事に慣れていけるといいですね。

時間が経っても問題解決しない場合や、精神的負担が大きい場合には解決策を考える必要があります。きついことを言われる職場で働いている場合やパワハラだと感じた際には、他の職場にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

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kiralike編集部

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