保育学生に人気な保育園ボランティアとは?その活動内容や仕事内容をご紹介します。
公開日: 更新日: 保育 , 保育士になるには , 保育士の働き方・環境近年、保育園では保育補助や保育園ボランティア、シニアの方、高校生や大学生など、保育士の資格がなくても、保育園での保育活動に興味があり、保育園で働いてみたい方が増えてきました。また保育園側も夫婦共働きなどで保育のニーズが多様化し、保育業界全体での保育士不足から、保育補助や保育園ボランティアをしていただける方を積極的に受け入れる保育園も増えてきました。本記事では、保育園ボランティアについて、その活動内容や仕事内容についてご紹介します。
目次
保育園ボランティアとは?
保育園ボランティアは、地域の保育園で子供たちの遊び相手となって一緒に遊んだり、絵本を読んだり、清掃活動などといった保育士の資格や保育の専門知識がなくても、誰でも参加できるボランティア活動です。保育士や指導員の指示のもと、無償で保育園での様々な保育活動に参加できます。短期的なボランティア活動以外にも、長期的に保育園などの保育施設に携わり、子供たちの成長と発達を支援するため、保育カリキュラムを計画・作成し、一緒に実施していくボランティア活動など様々あります。
保育園ボランティアは、高校生や大学生などの学生にも人気!
高校生や大学生の中には、将来の保育施設への就職活動や保育士の資格取得を目指すために、まずボランティア学生として保育の職場体験をする方も増えています。東京都の高校生には、東京都保育人材・保育所支援センターが「保育の仕事の意義や専門性、魅力ややりがいを伝える」ことを目的に、保育施設への職場体験を実施しています。これは専門学校や大学など進学先を検討している高校生に、こうした保育職場体験を通じて保育のお仕事に対する魅力ややりがいを伝えながら、保育士への理解と自己理解によるキャリア開発の支援をしています。こうした支援もあり、高校生の時から保育士を目指す方も増えてきました。
保育士や栄養士、看護師を目指す大学生や保育学生においても、学童インターンやボランティア学生として、保育の勉強や実習体験を通じ、保育園で働くイメージや保育業務への理解を深めるために参加する学生も増えています。夏休みや冬休みだけなど、学生が参加しやすい時期だけ、ボランティアをする学生や、単に子供好きな方や地域に貢献したい方が、社会人ボランティアとして人手不足の保育園で、無償で働いていることもあります。
保育園ボランティアの活動内容について
保育園ボランティアの主な活動内容は以下の通りです。
保育業務のサポート
子供たちと実際に関わる業務としてイメージしやすいですが、子供たちの遊び相手やお散歩の同行、体操の補助、歌を一緒に歌うことなど、保育士のサポートを行うことが業務です。保育園の中には英会話を一緒にする保育園もあったりします。またピアノの演奏などは担任の保育士が実施することが多いので、タンバリンなどの違う楽器で参加するなど、ピアノができないボランティアの方でも安心です。他にも保育園の教育方針毎で英語の話し相手や将棋などの日本文化の体験など様々な保育業務のサポートがあるので、ぜひ探してみてください。
保育園での清掃活動や食事の配膳、イベント毎のお手伝いといった業務
実際に子供たちと関わる業務以外にも、保育園で実施する催しやイベントのために花飾りや掲示物などの制作のお手伝いなどもあります。園内の点検や遊具の消毒作業、イベントの準備は、子供たちが保育園で安心安全に過ごせるように、また保育園での生活を楽しめるように行う大切な業務です。入園式や卒園式、クリスマスなど大きな行事の前は、保育士も通常業務に加えて、飾り付けなどの準備を行うので大忙しになります。このクリスマスの期間だけ保育学生のボランティアを募集する保育施設もあったりします。
保育園ボランティアの募集を探す方法
保育園ボランティアを探す方法をご紹介します。
ボランティアセンターの活用
東京都はもちろん、各都道府県や地方自治体の社会福祉協議会がボランティアセンターを運営しています。そこでボランティアを募集する保育園の施設情報と募集するボランティアにしてほしい業務内容や過去の活動内容など様々な情報が掲載されています。また社会福祉協議会のボランティアセンターでは「ボランティア保険」に入ることができるので、しばらく運動していなかった方には万が一の怪我等にも安心です。
他にも大学やNPO、NGOが運営しているボランティアセンターも全国にあり、中にはボランティアコーディネーターがボランティアをしたい学生や社会人への相談対応や詳細なボランティアに関する情報を提供しているところもあるので、働いてみたい分野や活動時期、場所など気軽に相談するのもよいでしょう。
地域の保育園や幼稚園から探す
お住まいの近くや好きな地域でボランティアをしたい方もいらっしゃると思います。そうした方は、その地域の保育園や幼稚園のホームページを見てみるのもよいでしょう。近年、保育園の情報や保育士の採用情報以外にも、保育園ボランティアの募集情報が掲載されていることがあります。ホームページの掲載情報から園内の雰囲気や働く保育士や遊ぶ子供たちなど、保育園ボランティアとして働くイメージがしやすいはずです。
インターネットで検索してみる
まずインターネットで保育園ボランティア募集情報を検索してみましょう。
保育園や幼稚園のホームページ以外にも、ボランティア情報を集めたサイトは多数掲載されています。住まいの地域や職種、業務内容など様々な希望条件から自分にあった保育園ボランティアを探してみましょう。子供の遊び相手や保育園の清掃活動などといった短期的なボランティア活動から、長期的に保育園に携わり保育業務をサポートするボランティア活動、保育園以外にも子育て支援センターや児童養護施設などボランテイアの活動内容や種類も多いので、自分にあった保育園ボランティアを探してみてください。
保育園ボランティアで気をつけること
保育園でボランテイアを行う際に気を付けなければいけないことがあります。
けがをしない
子供たちもですが、ご自身もケガをしないように注意しましょう。
子供たちの遊び相手をしていると、子供たちの予期せぬ行動ではっとすることが起こることもあります。他人の子供たちを保育園で預かっているので、ケガをさせてはいけません。子供たちに細心の注意をする必要がありますが、ボランテイアの方もケガをしないようにしてください。日頃運動していない方が、急に子供たちと一緒に遊ぶと張り切ってしまいケガをすることが多く、園の方々にも迷惑がかかってしまいます。子供たちにけがをさせないことは重要ですが、同時に自分もケガをしないように注意しましょう。
保育士や指導員の意見や指示に従う
保育園の保育士や指導員の指示は絶対に従いましょう。保育園ボランティアとして伺っているので、保育園に迷惑をかけることは絶対にしてはいけません。保育園の中には個人情報の管理や監査など書類管理、子供たちのアレルギー情報など重要な情報に気を付けなければいけないことも多いです。初めて保育園ボランティアをする方には、わからないこともきっと多いはずです。わからない時は自分で判断せず、保育士や指導員に聞いてみましょう。
まとめ
保育園ボランティアに興味がある方は、お住まいの地域にある保育園ボランティアにぜひ応募してみましょう。人手不足な保育園が多いので、少しでも保育園に役立つはずです。子供たちの関わる保育園ボランティアは、楽しい活動です。保育園のルールや保育士からの注意事項をしっかり守ってボランティアをしてみましょう。
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