東京都の保育士事情とは?求人状況や支援・補助制度を紹介

公開日: 更新日: 保育 , 保育士の働き方・環境

東京都は、人口約13,900,000人と日本で最も人口が多く、保育士の需要が多いエリアです。今回のコラムでは、そんな東京都で働く保育士の給与情報や、実際の給与などをメインに転職事情をご紹介します。

東京都の保育士事情

まずは東京都の保育士事情を見てみましょう。

東京都の保育士就業状況

厚生労働省発表の資料(※1)によると、東京都の保育士の平均的な勤務時間は170時間/月程度です。稼働日数は一か月あたり22日程ですので、一日あたり7.7時間勤務が平均的なようです。全国の平均残業時間は169時間/月ですので、東京都の勤務時間は一般的と言えそうです。ただし、残業や持ち帰り仕事が多い環境で働く方は、職場によっては1日7.7時間以上勤務する保育士さんもいます。転職に伴う職場選びの際は、勤務時間と残業時間の実態を調べた上で選択することが大切です。

東京都の保育士給料相場は?

東京都の保育士(女性)の平均年収は4,313,600円でした(※2)。全国の保育士(女性)の平均年収が3,563,900円でしたので、東京都の保育士の給与水準は高い傾向にあります。給与の高さの背景には、物価や保育士の需要の高さが影響しているといえそうです。
保育士の給与は経験年数や役職によって変化します。給与水準の高い東京都でスキルアップ・キャリアアップしていくことにより、高収入を目指すことが可能です。

待機児童問題の解消や保育需要の高まりによる慢性的な保育士不足対策として、国が処遇改善の施策を取り組み始めて11年が経過しました。保育現場で働く保育士へ支払われる手当などの待遇は、どのように改善されたのでしょうか。今回は、保育士の処遇改善について詳し...

保育士の給与水準は地域によって異なる?

他の職業と同様、保育士の給与水準はエリアによって異なります。東京都をはじめ、保育士不足による待機児童問題が深刻化している地域においては、保育士の給与補助に関する制度を積極的に採用しているようです。

保育士さんが途中退職してしまう理由の1つには「お給料が低い」ことが挙げられるといわれています。しかし実際に、保育士さんの給料は他の資格職と比較して低いのでしょうか、もしそうであれば今後の給与水準も低いまま推移するのでしょうか。今回は、東京都の保育士...

東京都の保育士求人状況

連絡帳を書く保育士東京都によると(※3)、2020年7月時点での東京都の待機児童数は2,343人でした。待機児童数は全国でもトップの数字で、保育士の需要はまだまだ高い状態です。毎年多くの新規園がオープンしており、オープニング求人が他のエリアよりも多数見つけられる状況です。

おすすめの東京都内保育士求人

保育専門の転職支援サービス「キララサポート」で取り扱っている求人の中からおすすめのものをご紹介します。

求人例1 認可保育園 副園長求人

雇用形態:正社員
エリア:東京都 江戸川区
月給: 334,000 ~ 458,300円

副園長ポジションの募集で、高給与の求人です。高収入を目指す方には、園長・副園長といった役職のある求人にチャレンジ頂くこともおすすめです。

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求人例2 認可保育園 園長求人

雇用形態:正社員
エリア:東京都江東区
月給:366,000円 ~

求人例1と同様役職ありの求人です。2021年6月時点ではオープニング園としての募集がされており、新規開園の職場で働きたい方に人気です。

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求人例3 認可保育園 一般保育士求人

雇用形態:正社員
エリア:東京都大田区
月給:240,000 ~ 300,000円

月給300,000円が目指せる高給与求人です!経験が浅い方もしっかりサポートしてもらえる環境です。

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上記求人は募集が終了している場合がございます。あらかじめご了承ください。最新の東京都の保育士求人はこちらからチェック!

地方で保育士として活躍中の方の中には、「保育士の資格とスキルを生かして、いつか上京したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。東京などの首都圏には、保育士として働ける職場がたくさんあります。しかし、「東京で暮らしていけるか心配…」「初めての1...

東京都の保育士支援制度

勤務する地域(市・区)によっては、自治体外から就職する保育士さんに向け「家賃補助制度」を設けている場合があります。東京は家賃が高い傾向にありますが、自治体がその一部を補助することで保育士の離職を防ぐねらいがあるようです。

例えば、世田谷区では保育士向け家賃補助制度(借り上げ社宅制度)が用意されており、月額最大82,000円までの家賃が補助されます。家賃が多少高い東京都ですが、保育士向けの補助が手厚いため東京での一人暮らしもしやすいと感じる方が多いようです。また、自治体だけでなく、保育園が独自で住宅手当を用意している場合もあります。寮や社宅を完備している職場を選ぶことで、補助を受けることが可能です。

住宅補助の受けられる東京都保育士求人を見る

※上記でご紹介した自治体の支援制度は2021年6月時点の内容です。制度は変更になる場合がございますのでご注意ください。

東京都で転職した保育士の体験談

保育専門の転職支援サービス「キララサポート」のコンサルタントから、東京都の職場に転職した方のエピソードを教えてもらいました!

コンサルタントによる体験談
保育士さんより、給与アップしたいとご相談きました。経歴や保育に対する想いを伺ったところ、園長業務が向いている方だと判断し、役職求人を一緒に探しました。役職のあるお仕事は初めてで不安とのことで、こちらから提案したのは研修・フォロー体制のある職場でした。現在は園長としてご活躍中です。

キララサポート保育では東京都の求人に詳しいコンサルタントが多数在籍しています。興味を持って頂けた方は気軽にお問い合わせください。

東京都の保育士就職なら転職エージェントの利用もおすすめ

転職エージェントを使うことで、自分1人では見つけられない好条件の非公開求人を見つけられることが期待できます。また、東京都にオフィスを構えている転職エージェントであれば、エリア毎の詳細情報まで把握しているためより効率よく仕事探しができるかもしれません。
さらに、転職エージェントの利用により待遇面の交渉などご自身では遠慮がちになってしまう事も代行してもらうことができます。うまく利用することでより好条件の保育士求人に出会うことが可能です。

転職エージェントとは転職エージェントとは人材紹介会社のことであり、転職を希望する方に担当者が付き求人を紹介してくれるサービスです。基本的に求職者は無料で利用できるサービスが多く、転職に関する相談に乗ってもらえる点が特徴です。転職サイトとどう違う?...

まとめ

東京都の保育士について、求人数、給料等をご紹介しました。東京都は求人数が多く、様々な選択肢の中から希望に合った職場を選べる点が大きなメリットです。給与アップ、キャリアアップを目指す方は東京都での求人探しを検討してみてはいかがでしょうか。

保育専門の転職支援サービス「キララサポート」では、地方からの上京をご希望の方も大歓迎です!WEB面談・WEB面接の対応も可能ですので、遠方の方も負担を軽減して転職活動を行うことができます。
上京を検討している保育士さんも、是非お気軽にお問い合わせください。

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参考(キラライク以外のサイトへ移動します):
※1、2 賃金構造基本統計調査
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001113395&tclass2=000001113397&tclass3=000001113406&tclass4val=0

※3 東京都
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/07/29/08.html

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タグ : キャリアアップ
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キララサポート編集部

キララサポート編集部

保育士・看護師専門の転職支援サービス「キララサポート」がお役立ち情報を発信中!運営会社である株式会社モード・プランニング・ジャパンは全国で保育施設「雲母保育園」を展開しており、医療と保育現場、そして転職活動のプロフェッショナルとして情報を提供しています。