保育士がやりがいを感じるときとは?保育の仕事の魅力

公開日: 更新日: 保育士の働き方・環境

保育士のやりがいと魅力
保育士は重労働で忙しい仕事ですが、年齢を重ねても長く働いている人や、いったん離職しても再び保育業界に戻ってくる人がたくさんいます。保育士という職業には、戻らずにはいられない大きな「魅力」と、現場にいなければ得られない「やりがい」があります。

今回は、具体的にどんな「魅力」や「やりがい」があるのかご紹介するとともに、保育士がやりがいを感じられなくなったときの対処の仕方についてお伝えします。

保育士の仕事には魅力がいっぱい

保育士の仕事の魅力保育士になって実際に働いてみると、資格取得前のイメージよりもたくさんの魅力があることに気づかされます。多くの人が実感している「保育士の魅力」を4つ挙げてみました。

たくさんの子どもとの出会いがある

子どもはひとりひとり違った個性を持っています。笑ったり、泣いたり、怒ったり、しょんぼりしたり、さまざまな表情を見せる子どもたちを見ていくうちに、保育士には深い愛情が育っていきます。
元々子どもが好きで保育士になった人にとっては、たくさんの子どもと出会い、関われることは何物にも代えがたい魅力でしょう。

さまざまな達成感を味わうことができる

保育園の仕事には「仕事の達成感」を感じる機会がたくさんあります。日々の保育に手応えがあると達成感につながり、行事をのりこえる度に大きな感動が保育士の心を満たしてくれます。
そして、保育士にとって何よりもうれしい「達成感」とは、子どもたちの成長です。さまざまな場面で成長を感じる度に、保育士でなければ得られない「特別な達成感」を感じることができます。

子どもと一緒に自分自身も成長できる

子どもがどんどん成長するように、保育士である自分も知らず知らずのうちに成長していることに気づくときがあります。それは保育士としての自信になり、子どものためにもっと良い保育士になりたいと思います。
子ども相手の対人職だからこそ、自分自身の成長は喜びになり、保育士という仕事の魅力を改めて実感します。

自分の得意なことが活かされる

保育士は「自分が得意なこと」を発揮できる職業です。絵画や工作、手芸、音楽、運動、ダンス、文章、司会、細かい作業が得意など、得意分野を活かして仕事をしている保育士がたくさんいます。
自分が好きなことで職場に貢献できるのは大きな魅力ですね。

保育士はどんなときにやりがいを感じるの?

保育士がやりがいを感じるとき保育士の「やりがい」は仕事の原動力となり、時には「ごほうび」にもなります。多くの保育士に共通する「やりがいを感じる瞬間」をご紹介しますね。

子どもの成長を感じるとき

子どもの成長には「身体的発達の成長」と「心の成長」があり、どちらも保育士のやりがいになります。
何かができるようになったという身体的発達の成長は、子どもとともに喜び合うことができます。思いやりや譲り合いの気持ちなど「心の成長」が垣間見えた瞬間は、保育士としてのやりがいを強く感じる瞬間のひとつでしょう。

子どもや保護者が喜んでくれたとき

保育士が作ったものや出し物などを、子どもが喜んでくれたときは、がんばったかいがあったとうれしくなりますね。
また、保護者と一緒に子どもの成長を喜び合うときや、日々の保育や行事でねぎらいの言葉をもらったときは、今後のやりがいにつながります。

行事をやりとげたとき

保育園の1年は行事の連続です。大変なのは「準備と練習」で、保育士の負担はとても大きく、当日まで時間と手間をかけて仕事をこなします。
それだけに、行事が無事に終わったときの達成感と充実感は、がんばった保育士だけが味わうことのできるもの。準備や練習に要した時間や労苦はその瞬間に報われて、「やりがい」が心を満たします。

子どもに「大好き」って言ってもらう瞬間

「せんせい、だいすき」と言われることは、保育士にとってサプライズプレゼントのような「やりがい」です。大好きという言葉は宝物であり、言われたとたんストレスが解消するようなパワーを持っています。

保育士がやりがいを感じられなくなったら

やりがいを感じられなくなったら保育士の仕事を続けていると、時には「やりがい」が見えなくなってしまうこともあるでしょう。
そんなときはどうすれば、モチベーションを上げることができるのでしょうか。

気分転換を図る

自分の状態が「一次的な気分の落ちこみ」であれば、プライベートで気分転換を図ることがおすすめです。
友人と思いきりおしゃべりをすることで、心が晴れるかもしれません。趣味やスポーツなど何かに夢中になったり、おいしいものを食べたり、旅行に行くのもリフレッシュできそうですね。

「就労意欲には波がある」と認識する

仕事に対するモチベーションは常に変化します。朝、意欲的に仕事をスタートさせた日でも、昼すぎには気分が低下していることもよくあることです。
保育士に限らず、誰にとってもモチベーションは安定したものではないということを覚えておきましょう。

なぜやりがいを感じられないのかじっくり考えてみる

今の「やりがいを感じられない状態」は、一時的なものなのか、解消は難しいのか、自分を客観的に分析してみることも必要です。下記の2点について、じっくり考えてみましょう。

  • 今の職場に感じている不満は何か
  • 自分は仕事に何を求めているのか

自分の状態が明らかになれば、やりがいを感じることができない原因がはっきりして、どう対処すればいいのかわかってきます。

他の保育園に転職する

やりがいを感じなくなったのが「今の職場に不満がある」という理由なら、働く場所を変えてみることを検討してみましょう。
自分の希望が叶えられる職場を見つけて新たな仕事人生に踏み出せば、きっと「やりがい」が戻ってきますよ。

まとめ

今回は保育士のやりがいや仕事の魅力についてご紹介しました。

保育士の仕事にはさまざまなやりがいがあり、魅力にあふれた職業です。しかし、やりがいを感じられない状態が続くと保育士の仕事を楽しむことができず、だんだん苦しくなってきます。
気分転換をしてもスッキリしないときは、職場へのストレスがかなりたまっている可能性があるので、転職を含めて今後どんな風に働いていきたいのかを考えてみましょう。いろいろな保育士の求人をチェックしてみれば、それだけでも気持ちが前向きになるかもしれませんよ。

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kiralike編集部

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