保育園の卒園式の準備をしよう!壁面装飾やプログラム表、歌選びのヒント

2020.02.07保育の仕事
Pocket

卒園式に出席する男児初めて年長さんを担任した保育士さんは、いよいよ卒園が近づくと万感の思いがあることでしょう。もちろん2度3度と園児たちの卒園を経験しても、その思いに変わりはありません。子どもたちを無事に送り出すためにも、卒園式の計画と準備はしっかり取り組みたいですね。

今回は、卒園式までにするべきことを整理して、準備をスムーズに進めるヒントをご紹介します。

卒園式は保育園の一大イベント!

卒園式に出席する女児卒園式は、保育園の1年を締めくくる大事なセレモニーです。

入園式をしない園はありますが、卒園式はどの園でも必ず行われる一大イベントです。小学校へと旅立つ年長さんを、保護者・在園児・保育士みんなが笑顔で送ります。

卒園式ではなく、修了式と呼ぶ園もありますね。

卒園式は、子どもの人生において大きな節目になります。そして、保護者や担任保育士にとっての節目でもあります。卒園式というターニングポイントを境に、みんなが新しい道を歩き始めるのです。

保育園の卒園式までに何を準備するか

卒園式は、準備が必要なものが数多くあります。卒園式の準備が初めての担任保育士さんは、当日までに必要なものを書き出して、上司や先輩保育士に確認してから準備を始めるようにしましょう。

準備するもの①「卒園証書・記念品・胸につける花やリボン」

卒園証書とリボン卒園証書の「名前書き」は園長や主任が行う園が多いです。担任保育士は、卒園証書に書かれた卒園児の名前に間違いがないか必ずチェックしましょう。

記念品についても、卒園証書と同じようにダブルチェックが必要です。たとえば、個人の名前や写真が入ったマグカップなどの記念品は、誰のものかすぐに分かるよう表に名前をつけておきます。

卒園式当日に子どもたちの胸につける花やリボンなどの飾りは、市販されているものを使う園も多いですね。手作りする場合は、卒園児の体の大きさとのバランスを考えて「大きさ・重さ」に配慮しましょう。

準備するもの②「卒園式のプログラム表」

卒園式のプログラム表は、保育園によって個性があります。毎年担当者が変わらない園では、同じデザインで統一していることが多いですが、担当者が変わる園では年ごとにデザインが変化します。中には凝ったプログラム表を作る保育士さんもいますね。

プログラム表には「卒園式の式次第」が書かれています。式次第の内容については多くの園で共通しているので、下記のプログラム例を参考にしてください。

【卒園式のプログラム(式次第)の例】

  1. 開式の言葉
  2. 卒園児入場
  3. 卒園証書授与
  4. 園長先生のお話
  5. 来賓よりお祝いの言葉
  6. 保護者代表(またはPTA会長)よりお祝いの言葉
  7. 在園児よりお祝いの言葉
  8. 卒園児よりお別れの言葉
  9. 園歌
  10. 閉式の言葉

準備するもの③「園内の装飾」

保育園では、卒園式までに「園内の装飾」を新しくして、お祝いムードをさらに盛り上げます。

【卒園式の装飾をする場所】

  • ステージ
  • 卒園式の会場
  • 玄関
  • 階段
  • 出入口
  • 年長児の保育室

以上の場所にどんな装飾が必要なのかは、最後にまとめてご紹介しますね。

準備するもの④「保育士の寄せ書き」

職員全員からの「寄せ書き」を卒園児にプレゼントする園では、担任保育士が土台となる色紙を卒園児の人数分準備します。職員には順番に回すことを事前に伝え協力をお願いします。寄せ書きを集めるのには時間が掛かるため、早めにスタートするようにしましょう。

保育園の卒園式に向けて準備すること

プログラムの式次第が決まったら、卒園式までのスケジュールを立てて、次のような「具体的な準備」を進めていきます。

 

卒園式の準備①「保育士全員の役割を決める」

ピアノを弾く保育士職員会議やミーティングで、保育士たちの「卒園式での役割」を決めます。

【保育士が分担する役割】

  • 司会者
  • ピアノ伴奏者
  • 出席者の受付&案内係
  • 在園児の誘導係
  • プログラムの担当者
  • 装飾の担当者

役割が決まったら分担表を作成して保育士全員に配っておくと「卒園式での自分の任務」を意識してもらえます。

卒園式の準備②「卒園式で歌う歌とBGMを決める」

担任保育士が準備するのは「卒園式に取り入れる歌」です。プログラムの「卒園児よりお別れの言葉」の構成を考え、導入する歌を何にするか決めていきます。思い出の歌、子どもたちが大好きな歌、定番の卒園ソングなどの中から、クラスの個性に合った歌を選びましょう。

「卒園児入場」や「卒園証書授与」のBGMは、落ち着いた雰囲気のクラシック曲または子どもの歌のインストゥルメンタルが向いています。卒園式向けの歌やBGMを集めたCDから選ぶと、ぴったりのものが見つかりますよ。

「卒園児退場」のBGMは、入場の時とは雰囲気を変えて、希望に満ちた明るい曲が向いています。また、BGMは使わず、出席者全員が手拍子をしながら、卒園児を歌って見送る園もあります。

卒園式の準備③「卒園児のメッセージを考える」

プログラムの「卒園児よりお別れの言葉」では、代表者または卒園児全員がメッセージを言います。メッセージには「保護者への思い・感謝」「園生活の思い出」などを盛り込んで、短くまとめます。できれば子どもと一緒に内容を考えるようにすると、リアリティーのある「生の言葉」が卒園のメッセージになります。

卒園式の準備④「担任からのメッセージを考える」

卒園児がメッセージを送る前に、保育士が先に名前を呼びます。その時、担任からのメッセージを添えることで、卒園児ひとりひとりの個性が出席者全員に伝わりますね。保育士は「その子の素晴らしさ」を分かりやすくまとめておき、卒園式では心を込めて本人にメッセージを伝えます。

卒園式では保育園の壁面をどう飾る?

カーテンの壁面飾り当日は、園内のさまざまな場所を装飾して卒園を祝います。保育士全員で「担当場所」を決め、卒園式の前日に飾りつけをします。

卒園式の装飾全体にテーマを持たせたい場合は、ベースにしたい色や、何にこだわるか(花・空・星など)を決めてから装飾を考えます。装飾のアイディア集から、テーマに合うものをピックアップしても良いですね。

次は、装飾を作る時のヒントと注意点を、飾る場所ごとに分けてお伝えします。

ステージ正面の装飾

壁面装飾のメインは、ステージ正面のバック部分です。多くの保育園では「子どもの自画像」を活かした壁面装飾を取り入れています。土台に「花・鳥・乗り物」などを作って、切り抜いた自画像を貼っていきます。壁面には必ず「そつえんおめでとう」という文字を入れるようにしたいですね。

自画像は大きめに書くと、客席からよく見えますね。画材はクレヨンよりも絵の具の方が、年長さんらしい個性が出て面白いですよ。

紅白幕にプラスする装飾

卒園式はお祝いのセレモニーなので、会場に紅白幕を張る園もありますね。花・小鳥・動物など小さめの装飾を紅白幕に飾ることで、保育園らしいほのぼのとした雰囲気が出ます。

玄関の装飾

玄関の装飾といえば、まず「看板」です。看板をバックに写真撮影をする保護者も多いので、「そつえんしき」や「しゅうりょうしき」などの文字を大きめにして、見やすいものを作りましょう。看板もまた園によって個性があり、学校のようにシンプルなものから、壁面装飾のように手が込んだものまでさまざまです。

玄関にあるホワイトボードを利用して、職員からの「卒園を祝うメッセージカード」を飾っても良いですね。保育士さんたちの写真がついていると、子どもたちがとても喜びますよ。カードの素材には「片段ボール紙」を使うと、変化があるポップな装飾になります。

出入り口の装飾

修了式の看板と男児会場への出入り口には、手作りのお花をたくさん飾りましょう。「そつえんおめでとう」の文字を、おしゃれなガーランドにしても良いですね。素材には布のリボンやフリルを使うと、雰囲気が優しくなります。

椅子の装飾

「卒園児が座る椅子」という特別感を出すために、下記のような椅子飾りを作る保育園も増えています。

【椅子飾りの例】

  • お花紙で作った花を飾る
  • 画用紙で背もたれのカバーを作る
  • 背もたれの中央にリボンを飾る
  • 座面と背もたれに赤い布を敷く

椅子の装飾で気を付けたいのは、立ち座りの時に飾りがずれてしまったり、床に落ちてしまったりする可能性があることです。卒園児が集中できなくなるので、椅子飾りはしっかり固定しましょう。

保育園の卒園式の準備についてのまとめ

保育園の卒園式は、卒園証書やプログラム表などの用意のほか、会場の装飾やメッセージの考案などさまざまな準備があります。年度末ということもあり年長児の担任保育士は大忙しになりますが、卒園児の担任保育士にとって、卒園式の準備は子どもたちのためにできる「最後の仕事」でもあります。子どもたちとの別れをかみしめながら、準備のひとつひとつに思いをこめて丁寧にこなしていきましょう。

キララサポート
キララサポートで見つかる職場
今すぐ医療・福祉の求人をさがす♪
コンサルタントに無料で転職相談♪
タグ : イベント・行事 お祝い 春の行事
Pocket

The following two tabs change content below.
kiralike編集部

kiralike編集部

kiralike(キラライク)編集部です。保育・介護・看護のお仕事がもっと楽しくなるような、今日も明日も笑顔が輝く情報を発信します!