転職者向け履歴書の書き方【保育士・看護師・介護士】

2020.04.10お役立ちコンテンツ
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履歴書の書き方履歴書は転職時に企業へ提出する重要な書類です。

「初めての転職で不安」、「キャリアアップを目指したいけどどう書けばいいのかわからない」など履歴書の書き方で悩まれる方もいらっしゃることと思います。

ここでは、履歴書の基本的な書き方から職種ごとのアピールすべきポイントなど、役立つポイントを解説します。

 

履歴書を書く前に確認すべきポイント

履歴書を書き始める前に、確認しておくべきポイントをいくつかご紹介いたします。

① 手書き作成かPC作成どちらが望ましいかは職種で見極めましょう

以前は、履歴書は手書きで作成することが基本でしたが、最近ではPCで作成した履歴書も一般的になりつつあります。応募企業からの指定がなければ、履歴書は手書き作成とPC作成のどちらでも問題ありません。手書きの履歴書から人柄や熱意などをチェックしている採用担当者もいます。

例えば保育士の場合は、保護者と連絡をとるための連絡帳を手書きで書くことが多いため、読みやすく丁寧な字が求められます。一方で、PCスキルを求められる職場であれば、PCで作成するとアピールポイントになる場合もあります。

履歴書で失敗しないために、作成方法は望ましい方をしっかり見極めましょう。
 

② 自分に合った項目がある履歴書を選びましょう

市販の履歴書は、様々な記入項目の履歴書が用意されています。

資格をアピールしたい場合は資格記入欄が大きくとられているものや、自己PRをしっかり書きたい場合は自己PR欄が大きいものなど、ご自身のアピールに合わせた履歴書を選ぶようにしましょう。

逆に、避けるべき履歴書は、書くことが少ないなど、空白が目立ってしまう項目が多い履歴書です。

履歴書は現在インターネットでも手に入れることができますので、ご自身の書きたい内容に合った履歴書を探してみるのも1つの方法です。
 

③ 黒のボールペン、もしくはペンで記入しましょう

履歴書は鉛筆・シャープペンシル・消せるボールペンの使用を避け、黒のボールペンかペンで記入しましょう。自分のことを応募先へアピールする大切な資料を、簡単に修正できるペンで書くことはあまり良い印象を与えません。

また、ペンの太さによっても字の印象は変わってきます。細すぎてしまうと貧弱な印象になり、逆に太すぎると文字が潰れてしまい読みにくくなってしまいます。

読みやすく、堂々とした印象を与えるためには、ペンの太さは0.5mm~0.7mmがおすすめです。
 

④ 原則、誤字・脱字など書き間違えた場合は一から書き直しましょう

履歴書の記入で間違えてしまった場合、修正液や修正テープなどで修正するのではなく、原則新しい履歴書へ書き直します。

そういったことも踏まえ、履歴書は時間に余裕をもって作成することをおすすめします。
 

⑤ 履歴書の使い回しはNG!記述内容も応募先に向けた内容にしましょう

企業から返却された履歴書を、別の企業へ使う、所謂使い回しはやめましょう。

また、履歴書の内容もすべて共通にするのではなく、応募先の特色や求めている人物を汲み取った上で記入するよう心がけましょう。
 

履歴書の書き方

A3サイズの履歴書それでは、履歴書の書き方を解説していきます。

履歴書の大きさ・サイズについて

履歴書ですが、市販でよく見かける1枚にまとまったA3サイズ、A4の2枚綴りのものどちらでも問題ありません。

① 日付や氏名、連絡先の書き方

履歴書の氏名の書き方基本情報については、保育・介護・看護ともに共通です。
 

① 日付は記入日ではなく、提出日を記入

年号は西暦・和暦どちらでも構いませんが、生年月日や他欄と統一させましょう。

履歴書を郵送する場合は投函日を、直接持参する場合は提出する日付を記入します。
 

② 顔写真

顔写真は原則、3カ月以内に撮影した写真を貼ります。

貼り付ける前に、写真の裏に氏名を書き、剥がれないようしっかりのりで貼りましょう。
 

③ 氏名・生年月日

氏名は姓と名の間に1文字分スペースを空けると分かりやすいです。

ふりがなは履歴書の表記に合わせます。ふりがな欄に「ふりがな」と書いてある場合は平仮名、「フリガナ」と書いてある場合は片仮名で記入しましょう。

生年月日の年は西暦・和暦を提出日と揃えて記入します。また、提出日の前後に誕生日がある場合は、提出日時点の年齢を記入することに注意しましょう。
 

④ 住所

郵便番号を忘れずに記入しましょう。

住所は都道府県から省略せずに記入し、番地は「○-○-○」とハイフンでつなげず「○丁目○番地○号」と記入しましょう。

マンション・アパート名や部屋番号も省略せず、正式名称で記入します。

住所が長い場合は2行に分けて記入しても問題ありません。

住所のふりがな欄は都道府県と市区町村まで記入すれば問題ありませんが、もしマンション・アパート名に漢字が入っている場合はふりがなを記入しましょう。
 

⑤ 電話番号

自宅、もしくは自身の携帯番号を記入します。比較的連絡がつきやすい番号を記入しましょう。メールアドレスを記入する欄があれば、自身のメールアドレスも記入しましょう。
 

⑥ 他の連絡先

特にない場合は「同上」と記入しましょう。現住所を繰り返して記入する必要はありません。

必要な場合は、実家など緊急連絡先の住所、電話番号を記入します。
 

② 学歴・職歴の書き方

履歴書の学歴・職歴の書き方

①  学歴

1行目は「学歴」と中央に書き、その次の行から学歴を書き始めましょう。

年については、西暦・和暦を提出日や生年月日と統一します。

学校名は正式名称を記入しましょう。

✕「都立きらら高校」→ ◯「東京都立きらら高等学校」

大学については、学部名・学科名まで記載することが望ましいです。

②  職歴

最終学歴から1行空け、中央に「職歴」と書き、次の行から職歴を書き始めます。

時系列に沿って記入し、会社名は正式名称で記入しましょう。

✕「㈱ ○○○」→ ◯「株式会社 ○○○」

退社については、退社理由も記載します。

現職の退職日がすでに決定している場合は「株式会社○○○ 退職予定」と記載します。

最後の行に「現在に至る」と記入し、1行下げて右詰めで「以上」と記入します。

職別のポイント

職種学歴のポイント職歴のポイント
保育士の場合基本的には中学校卒業から記入します。もし中学校卒業からだと書ききれない場合は、最終学歴の1つ前から学歴を記入します。株式会社や有限会社に勤めていた場合は、「入社」「退社」と記入しますが、社会福祉法人やNPO法人の場合は、「入職」「退職」で統一します。
介護士の場合施設がある市区町村と同じ地元なら中学から書いても良いです。面接で親しみをもってもらいやすく、会話が広がる可能性もあります。会社名は正式名称で記入します。例:(株)→ 株式会社○○○、(福)→ 社会福祉法人○○○、(医)→ 医療法人○○○

所属していた部署や担当していた業務についても記入すると良いです。

看護師の場合看護学校や専門学校が多く、学歴が収まらない方は、高校卒業から書き始めても問題有りません。

看護学校や専門学校は必ず書きましょう。収まる場合は高校入学から書きましょう。

病院勤務の場合は「入社・退社」ではなく、「入職・退職」または「勤務・退職」と記入します。

 

免許・資格の書き方

履歴書の資格・免許の書き方免許・資格は取得が古いものから記述します。

アピールできそうな資格があれば記入しましょう。ただし趣味に関する資格などは書かなくても問題ありません。
 

取得済みの資格について

資格は正式名称で書くようにしましょう。

試験合格日ではなく、資格の証書に記載されている日付を記入します。
 

取得中、取得しようと勉強している資格について

取得の見込みがあるものは「○○○資格 取得見込み」と記入することができます。
 

職種別の資格の書き方ポイント

【保育の資格】

合格通知が来ていれば、証明書が手元になくても見込みとして書いても問題ありません。

多数の資格を取得しており、記入欄に書ききれない場合は保育に関係する資格を取得年順に記入します。

【介護の資格】

実務者研修など受講により取れる資格の場合は、見込みで書いて問題ありません。

介護福祉士は結果が出るまで分からないため、見込みとしては書きません。

全ての資格を記入欄に書ききれない場合は介護に関係する資格を取得年順に記入します。また、運転免許も訪問介護や送迎などで役立つので取得している場合は記入しましょう。

【看護の資格】

確実に取れるかわからないため、合格するまでは見込みは書きません。

また、認定や、看護関係の講習を受けている場合は書いても良いでしょう。免許ではないですがDMATも書いて良いでしょう。

保育や介護同様、全ての資格を記入欄に書ききれない場合は看護に関係する資格を取得年順に記入します。
 

志望動機や特技・自己PRの書き方

履歴書の志望動機・特技の書き方

志望動機の基本の書き方

志望動機の基本構成は、「応募企業を選んだ理由」「自身が活かせるスキル・経験」「入社後に実現したいこと」の3つです。

「なぜこの企業なのか?」に対する企業への思いを伝えることが重要です。応募企業の強みや求めている人材を理解し、自分が企業にどう貢献できるかを伝えましょう。

また、自分の将来のキャリアビジョンを明確に伝え、それが応募企業で達成できるかを伝えましょう。入社後の自分の活躍する姿をイメージしながらアピールすることがコツです。
 

自己PR・特技の基本の書き方

自己PRは、企業が求める能力・スキルと合わせて自身の強みを伝えましょう。

ここでは、応募企業に対して貢献できる点をアピールします。その際に気を付けるべきことは、根拠を示すことです。ただ単に「○○ができます」と書くのではなく、「~という経験から○○ができます」と具体的に記載しましょう。経験を踏まえたエピソードは何よりも説得力があります。

特技については、自分の長けていることやできることを記入しましょう。書く際は、特技と説明文の2段落構成にすると分かりやすいです。もし採用担当者に興味を持ってもらえたら、面接の際に話題を広げることができます。特技がないという方もできるだけ空白を作らないよう、応募職種に関係のある特技を記入しましょう。ただし嘘を書いたり、誇張しすぎたりするのはNGです。面接時に上手く受け答えすることができなくなるので気を付けましょう。

職種別の自己PR・特技のコツ

【保育士の志望動機のポイント】

・何歳児を受け持ってきたか
・どういう保育がしたいか(見守る保育?教える保育?など)

上記2点については入れると良いでしょう。

どういう保育がしたいかを自分の中ではっきりさせていないと合わない企業に入社してしまったり、人材サービスを利用した際にマッチングがうまくいかないため注意しましょう。

特技については、ピアノや歌、運動など子供と一緒に楽しめる特技があるとアピールポイントになります。「◯年間ピアノを習っていました」など、特技欄に記入すると良いでしょう。

【看護師の志望動機のポイント】

・これまでの経験、実際の業務
・学んできたこと、大切にしているこ
・経験を生かして頑張りたいこと、未経験ながら成長していきたいこと

上記を順番に並べていくとスムーズな志望動機になります。履歴書のスペースが小さければ、大切にしていることにボリュームが来るように書きましょう。

特技について、看護師は多くの人と関わりを持つ職業なので、コミュニケーション能力が長けていると良い印象を与えます。また、英会話や資料作りのためのPCスキルなど、仕事に役立つ特技はアピールしましょう。

【介護士の志望動機のポイント】

・今までの介護の経験
・その法人、施設を選んだ理由、共感している考え方など
・今後どうしていきたいか

上記を順番に伝えます。

とくに3つ目の「今後どうしていきたいか」は、自分の頑張りで利用者さんにどのような良さを提供していきたいかを伝えると熱意が伝わります。
利用者さんにとって良い働きができるかを考えて志望動機を作成しましょう。

特技について、介護士は体力勝負な所もあるので、学生時代に運動部だった方やアウトドアが好きという方は特技としてアピールすると良いでしょう。部活の大会で優勝したなどの実績があれば、記入すると面接時に話題が広がるかもしれません。

志望動機など悩まれる場合は、まずは自己分析を行うとスムーズに書くことができます。履歴書の志望動機は採用に大きく関わる部分です。
転職コンサルタントサービスを利用して、添削してもらうのも方法の1つです。

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通勤時間・扶養家族などの書き方

履歴書の通勤時間・扶養家族の書き方

通勤時間

交通手段(電車・バス・自車)を記載します。

時間については片道の最短ルートでの所要時間を書きましょう。5分単位で計算し、1時間未満の場合は「0時間45分」と記載します。
 

扶養家族・配偶者

扶養家族がいない場合は、人数は0を書きます。
配偶者の有無については該当へマルをつけます。
 

その他 本人希望欄の書き方

本人希望欄には、なんでも書いて良いというわけではありません。
「給与や待遇、勤務地について」とあるので自身の要望を書くべき?と考えてしまいますが、ここでは「入社するにあたっての絶対条件」を書きます。
ですので、希望の給与額などはこの欄に記入をすることはあまりありません。

では、どういったパターンが当てはまるのか一例を示します。

パターン① 募集職種が複数ある場合
「○○○を希望いたします。」のように希望職種を書きます。

パターン② 現在働いていて連絡が取れない時間がある
いつごろであれば、(電話などで)連絡が取れやすいのかなど記入します。

パターン③ やむを得ない事情で勤務時間の希望がある場合
「子どもの送り迎えがあるため、◯時~◯時までの勤務を希望します。」と書きます。
 

原則は「貴園(貴院・貴社)の規定に従います」と記入

特にない場合などは規定に従う旨を書きましょう。
 

書き終えたら必ずチェックする

全て書き終えたら、必ず見直しをしましょう。履歴書に不備があると「仕事でもミスをするのではないか」と思われてしまい、良い印象を受けません。
誤字・脱字はないか、ふりがなの書き忘れはないかなど細かい部分までしっかりチェックしましょう。

また、面接準備のために履歴書のコピーをとっておきましょう。
 

履歴書の提出の仕方

履歴書を提出する際、郵送の場合と手渡しの場合ではルールが異なる部分があります。このルールをしっかり守ることで、受け取る側の印象が変わってきます。

では、郵送の場合と手渡しの場合、それぞれの提出の仕方をご紹介します。
 

郵送の場合

履歴書は必ずクリアファイルに挟み、封筒に入れて提出します。書類が届くまでに折れ目がついたり汚れたりしてしまうと、担当者に良い印象を与えません。

郵送の場合は封筒に送り先の住所、社名や部署名、担当者名などの宛名を書く必要があります。住所は郵便番号も忘れず、省略せずに正式名称で書きましょう。履歴書と同様、番地は「-(ハイフン)」を使わず「○丁目○番地○号」と書きましょう。

そして宛名は個人名と会社・組織名で使う敬称が異なるので、注意しましょう。

・会社や部署名あての場合は「御中」と付けます。
・担当者の氏名で個人あての場合は「様」と付けます。

正しい使い分けをして良い印象を与えましょう。

封筒の表面の左下に赤のボールペンで「履歴書在中」と書き、四角で囲みます。線を引く際は定規を使用して綺麗に囲みましょう。
封筒の裏面には、左上に提出する日付、そして左下に自分の住所と氏名を縦書きで書きます。住所は郵便番号から省略せずに正式名称で、バランスよく書きましょう。
書類は封筒の表面側から「送付状(添え状)→履歴書→ 職務経歴書→ その他」の順に重ねて入れましょう。

最後に封の糊付けも必要です。糊を付け過ぎると、中の応募書類が汚れてしまう可能性があるので気を付けましょう。切手を貼り、郵便料金が不足しないようにして郵送しましょう。
 

面接での手渡しの場合

手渡しの場合も郵送と同様、折れや汚れ防止の為、クリアファイルに挟み、封筒に入れます。ただし、履歴書はすぐ取り出すことがあるので、封をする必要はありません。

書類の入れ方は郵送の場合と変わりませんが、手渡しの場合は封筒に「宛名」の記入は必要ありません。手渡しの場合に記入することは、封筒の表面の左下に赤のボールペンで「履歴書在中」と書き、四角で囲みます。そして郵送の場合と同様、封筒の裏面に提出する日付、自分の住所と氏名を縦書きで書きます。

手渡す際は封筒から履歴書を取り出し、クリアファイルに入れたまま封筒の上に重ねて、両手で渡しましょう。書類は面接官の読みやすい向きで渡すと良いです。お辞儀をして「よろしくお願い致します」と一言添えるとさらに好印象です。
 

履歴書の書き方でよくある質問

Q1:住所の「○○方」の欄には何を書けばいいでしょうか。
A:誰かの家に下宿している場合、または氏名に記入した苗字と住所の表札の苗字が異なる場合に利用します。この場合に当てはまらなければ空欄で構いません。

 
Q2:職歴や資格がない時は空欄で良いですか。
A:履歴書は全て記入して提出するのが原則です。職歴や資格がない時は「特になし」と記入しましょう。空欄だと記入漏れと思われてしまう可能性があります。

 
Q3:職歴でブランクの期間については説明すべきですか。
A:離職期間が長引くと、企業側からはマイナスのイメージをとられてしまいます。前職から半年以上の空白がある場合は、なぜ期間が空いているのかを説明しましょう。
育児、介護、資格取得など、活動内容を記載することも可能です。履歴書にあらかじめ理由を記載しておくことで、空白期間の活動内容をプラスに捉えてもらえる可能性もあります。
 

まとめ

履歴書は採用担当者があなたを「どのような人材なのか」「入社後にどのような活躍が期待できるか」を知る重要な書類です。

単に自分の情報を記載するのではなく、応募先の企業が求めている能力と自分の能力を整理し、アピールできるポイントはきちんと記載し、読みやすく丁寧に記入することが大切です。

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kiralike編集部

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