保育園に転職したい栄養士向け!志望動機と自己PRのポイントと例文を解説
公開日: 保育士になるには , 保育士転職マニュアル保育園では、管理栄養士・栄養士の採用を行っています。子どもたちに提供する給食や食育に携わっていきます。子どもの食育に興味のある方や、子どもが好きという栄養士の方は、保育園への転職を考えているかもしれません。そこで悩むのが、志望動機や自己PRの書き方ではないでしょうか。
この記事では、保育園に転職したい栄養士向け志望動機と自己PRのポイントと例文を解説します。
目次
保育園の栄養士とは
保育園で勤務する栄養士は、子どもたちが食べる給食やおやつ調理、栄養管理から献立作成、食材発注などを行います。それだけではなく、栄養士は子どもたちに食育指導をしたり、保育士や保護者の方に、プロの観点から食に関するアドバイスを行ったりすることも仕事のうちの1つです。また、保育園に通う子どもの中には、食物アレルギーを持つ子もいるため、食物アレルギーの子ども向け代替食の提案や調理も行います。
栄養士であっても、保育園では子どもと触れ合うことが多いため、子どもが好きな栄養士さんは保育園への転職を考えているという方も多いのではないでしょうか。
保育園の管理栄養士・栄養士の詳しい役割や仕事内容は以下のコラムで解説しています。
保育園栄養士の志望動機で見られるポイント
保育園の栄養士が志望動機で、見られるポイントについて解説します。
子どもが好きかどうか
まず、子どもが好きかどうかをチェックします。保育園の栄養士は、食育での指導で子どもと触れ合うことがあります。そのため、子どもが好きであることがとても重要となります。
子どもとの触れ合った経験や子どもが好きになった具体的なエピソードなどがあれば、そのエピソードも志望動機に加えると良いでしょう。
保育園を選んだ理由
保育園以外にも栄養士が働ける場所がある中で、保育園を選んだ理由を聞かれることがあります。子どもと関わる仕事に就きたいと思った理由や保育園を選んだきっかけなどをまとめておきましょう。
どんな栄養士を目指すか
保育園で、どのような栄養士になりたいのかも採用担当者は気になる点です。例えば、子どもに食事の大切さや楽しさなどに触れてもらいたいなど、もし採用されたらどのような栄養士を目指していきたいか、自分が理想とする姿を明確にしましょう。保育園の方針にマッチしているビジョンだと、採用担当者からの印象が良くなると考えられます。
保育園栄養士の自己PRのポイント
自己PRは、自分の強みや、その強みをどう生かしていきたいかをまとめます。ここでは、保育園栄養士の自己PRのポイントを解説します。
自分の長所と短所をまとめておく
自己PRは、自分の強みをアピールします。そのため、まずは自分の長所・短所をリスト化しましょう。責任感、コミュニケーション能力、主体性などを自分の長所・短所をまとめます。自分の強みや弱みを把握し、どのように業務に生かしていきたいかをまとめておきましょう。
成功体験や創意工夫したことを洗い出す
これまで仕事で評価されたことや工夫したことも強みとなります。自己PRに役立つため、成功体験や創意工夫をしたことをまとめておきましょう。栄養士であれば、前職で献立に工夫した点や、栄養指導する際にどのようなことに気を付けたのかなどのエピソードがあれば、自己PRに書くことができます。
保育園の栄養士へ転職する際の志望動機の例文
保育園栄養士へ転職する際の志望動機の例文を未経験・経験別にご紹介します。
未経験の場合の志望動機
まずは、保育園未経験の場合の志望動機の例文をご紹介します。
【保育園未経験の場合】
私は、子どもが好きであったことから、子どもたちに食の楽しみを知ってもらえる仕事に就きたいと考え、保育園の栄養士を志望しました。貴園に採用していただけましたら、保育園栄養士として、子どもたちに食の楽しみや大切さを伝えられるように努めていきたいと考えています。 また、子どもたちにとって給食やおやつといった食事の時間が楽しみになるよう、味はもちろんのこと、見た目も楽しめるように日々の献立を作成したいと考えています。 |
経験ありの場合の志望動機
次に保育園での実務経験がある場合の志望動機の例文をご紹介します。
【保育園での実務経験がある場合】
前職の保育園では、献立作成から調理業務、食育指導を行っておりました。定員が多い保育園であったことから、一人ひとりの個性に寄り添いたいと考えるようになり転職を決意しました。貴園の定員を増やさず、子どもたちを深く見守る方針に共感し、今回志望いたしました。 また、貴園の園庭にはさまざまな野菜を栽培していて、子どもと一緒に野菜を育てたり調理を楽しんだりしているのが恒例行事となっている旨をホームページで拝見し、大変魅力的に感じました。 栄養士として園庭で育った食材を使ったメニューを考案し、子どもたち一人ひとりが食の大切さに気づけるように食育の機会をたくさん作っていきたいと思っています。 |
保育園の栄養士へ転職する際の自己PRの例文
ここからは保育園栄養士へ転職する際の自己PRの例文を未経験・経験別にご紹介します。
未経験の場合の自己PR
保育園での実務が未経験の場合の自己PRの例文をご紹介します。
未経験の場合は、実務に役立つエピソードを織り交ぜましょう。
【保育園での実務が未経験の場合】
私の強みは、協調性です。前職の病院では、調理員の方と積極的にコミュニケーションをとるために調理する上での悩みや困っていること、要望などを聞き出しました。話を聞いてみると、これまでに調理したことがない食材の調理方法に悩んでいる方が多くいることがわかりました。 そのため、珍しい食材や料理を採用した際は、調理方法に関する資料を作成したり調理指示書に簡潔に記載したりなど調理員の方の負担軽減に努めてきました。調理員の方からも感謝の言葉をいただきました。貴園では、この経験を生かして、調理員さんに寄り添って給食作りを行い、子どもたちに喜んでもらいたいと考えています。 |
経験ありの場合の自己PR
保育園での実務経験がある場合の自己PRの例文をご紹介します。
実務経験から学んだこと、得たものを具体的に伝えると良いでしょう。
【保育園での実務経験がある場合】
私の強みは、創造力です。前職では、子どもたちが苦手な食材でもおいしく食べてもらうために、献立は工夫して作成していました。例えば、トマトが苦手な子どもでも食べられるような特製スープを作ったり、にんじん嫌いな子どもでも食べられるよう、ケーキにしたりしていました。その甲斐もあり、子どもたちに喜んでもらえ、嫌いな食べ物を克服したと報告してくれる人が増えました。そのときの喜びは、今でも大きな糧になっています。この経験を生かして、貴園でも子どもたちがおいしくさまざまな食材が楽しめるような給食作りを行いたいと考えています。 |
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まとめ
今回は、保育園に転職したい栄養士向けの志望動機と自己PRのポイントの例文を解説しました。志望動機では、どうして保育園を選んだのか、今後の目標などを盛り込むのがポイントです。自己PRは自分の強みや、自分の強みを生かした経験を入れるようにしましょう。
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