働く保育士を応援!東京都江東区の借り上げ社宅制度(家賃補助)を解説
公開日: 更新日: 保育士の福利厚生・待遇 , 保育士転職マニュアル借り上げ社宅制度は入居する物件の家賃を保育園が一部補助してくれるので、毎月の出費となる家賃負担を軽減させることができます。社員にとってはメリットが大きいため、福利厚生の中に借り上げ社宅制度を取り入れているかどうかを重要視している方は多いのではないでしょうか。ただし、借り上げ社宅制度の有無だけを見るのではなく、各保育園の独自の規定を把握しておくことがポイントです。
今回は、東京都江東区の借り上げ社宅制度(家賃補助)について解説します。江東区内の保育園への転職を考えている方は参考にしてください。
目次
東京都江東区はどんなエリア?
東京都23区の東部に位置している江東区は、隅田川・荒川・東京湾に面しています。都心に近いながらも豊かな水辺と緑に囲まれた水彩都市です。鉄道が10路線乗り入れており、交通の利便性の高さから、単身者やファミリー層の人気が集まっています。一方で、有明アリーナや夢の島公園、東京ビッグサイトといったイベント会場が多く、2020年の東京五輪・パラリンピックでは23区で最多の競技会場が設置されました。そんな江東区は古くから発展が著しく、まちづくりを目指した再開発・施設整備が計画されています。高層マンションや大型商業施設など開発が進む都会的な賑やかさがある街並みと、歴史ある建造物や情緒ある下町が共存している魅力溢れるエリアです。
江東区の家賃相場
江東区の家賃は、一人暮らし用物件の1Rや1Kで9~11万円、1DKや1LDKで11~15万円程度が相場となっており、23区の中では比較的住みやすい価格設定でしょう。エリアや間取りなど条件によって金額は変動しますが、江東区は再開発が進むエリアであるため、周辺環境や暮らしの利便性を考慮するとおすすめのエリアであるといえます。
江東区の保育環境
江東区は、令和2年に江東区こども・子育て支援事業計画を策定し、安心して子育てができる環境の実現を目指してさまざまな取り組みを行っています。その一つとして待機児童解消を課題に掲げ、平成30年度から令和2年度までの3年間で保育所の整備・拡大を進めたことで待機児童数を減らしていきました。その結果、令和4年4月1日時点で保育所等利用待機児童数ゼロを達成。これに伴い、保育士の需要は増加し、今後も充実した保育サービスの提供にあたって保育士の人材確保が必要な状況となっています。
江東区の借り上げ社宅制度
まずは、借り上げ社宅制度がどのような制度なのかを解説し、江東区の借り上げ社宅制度の概要についてご紹介します。
借り上げ社宅制度とは
借り上げ社宅制度とは、企業が借り上げた賃貸物件を社宅として社員に貸し出す制度のことです。家賃の一部が企業負担となり、不動産会社とのやりとりや契約手続きなどもすべて企業が行います。福利厚生としての社員満足度の向上や就業定着に影響するため、制度を導入している企業は多いです。
保育士における借り上げ社宅制度も同様に、保育園が借り上げた賃貸物件を保育士に貸し出し家賃を一部補助することで、保育士の経済的負担を軽減させるだけでなく、物件探しの手間を省くことができます。
借り上げ社宅制度について、詳しい概要はこちらの記事をご覧ください。
江東区の借り上げ社宅制度概要
江東区の借り上げ社宅制度の概要は以下のとおりです。
補助上限額 | 8万2,000円 |
---|---|
礼金の補助額 | あり(月額に含まれる) |
敷金の補助額 | なし |
物件の範囲 | 江東区内 |
その他の補助 | 共益費(管理費)や更新料も補助対象 |
江東区の補助額
江東区では、月額8万2,000円を上限に家賃補助として支給されます。礼金や公益費(管理費)、更新料も対象とされ、月額に含まれる形で補助を受けられます。保育園の運営法人や自治体によって支給される補助額は異なりますが、家計の大部分を占める家賃の負担を軽減できるのは大きなメリットです。希望する保育園ではどの程度家賃を負担してもらえるのか、事前に確認しておきましょう。
自己負担額
江東区の借り上げ社宅制度を利用すると、自己負担額は1~3万円となります。また、初期費用(敷金・仲介手数料・火災保険料・鍵の交換費用・引っ越し費用)についても基本的に自己負担です。
保育園の運営法人によっては独自の規定が設けられているケースがあり、実際に選べる物件は保育園によって異なります。保育園があらかじめ用意した物件に入居するため、物件の立地や間取りなどが限定される場合が多いです。
補助対象者
江東区で借り上げ社宅制度の補助を受けるためには、以下の条件を満たさなければなりません。
1. 江東区内の保育施設等に勤務する保育士または看護師であること 2. 1日6時間以上かつ20日以上勤務する常勤の保育従事職員であること 3. 保育施設等を適用事業所とする社会保険の被保険者であること 4. 本人も同居人も住宅手当を受けていないこと |
江東区で借り上げ社宅制度の補助を受けるには、江東区内の保育園に勤務していることが必須です。そして、1日6時間以上かつ20日以上勤務する常勤職員であること、保育園を適用事業所とする社会保険の被保険者であること、同居人とあわせて住宅手当を受けていないことが条件となっています。
借り上げ社宅制度の対象条件については保育園によって独自の規定が設けられていることがあるため、事前に保育園やエージェントに聞いて確認しておくのが良いでしょう。
江東区にある借り上げ社宅制度が利用できる保育園に就職しよう
江東区内の借り上げ社宅制度を利用するためには、利用可能な保育園で働くことが必須です。借り上げ社宅制度は主に福利厚生に含まれていますが、保育園によっては制度を導入していないところもあります。そのため、事前の企業研究の際に福利厚生の内容をしっかりと確認しておきましょう。しかし、借り上げ社宅制度の有無だけで決めると転職後の働き方にギャップを感じてしまう可能性があります。そのため、働く上で譲れない条件をしっかりと明確にすることが職場選びでの重要なポイントです。
江東区の保育士求人ならキララサポートにお任せ
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江東区の保育士求人を紹介してもらうまとめ
今回は、東京都江東区の借り上げ社宅制度について解説しました。
保育士の職場選びでは給料や休日数、福利厚生、職場の雰囲気などさまざまな条件を含めて決めるかと思います。その中で福利厚生にあたる借り上げ社宅制度は、日常生活で金銭面の余裕ができ、保育士として働く上で利用したい制度です。借り上げ社宅制度に関する情報を持つエージェントなどを利用し、自身の理想の職場を見つけましょう。
参考資料
江東区保育従事職員宿舎借り上げ支援事業補助金交付要綱(江東区)
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