【1歳児・2月】月案・週案の例文!ねらい、養護、子どもの姿、食育など書き方をご紹介
公開日: 保育お役立ち情報立春を迎え、暦のうえでは春を迎えますが、まだまだ寒い2月。そんな2月の月案・週案作成に悩んでいる保育士の方もいらっしゃるでしょう。もうすぐ2歳児クラスになる子どもたちは、身の回りのことや発語などできることが増えているのではないでしょうか。とはいえ、まだまだ見守りや援助が必要になります。2月の月案・週案にも、こうした見守りや援助に関する内容を入れるのがポイントです。
そこで今回は、1歳児向け2月の月案・週案の例文をご紹介します。ぜひ、2月の月案・週案の参考にしてください。
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目次
今月の保育のポイント【1歳児・2月】
この時期の子どもたちは、上手に歩ける子もいれば、まだ安定した歩行ができない子どももいます。そのため、保育者は危険を回避するなどケガをしないよう見守ることが大切です。
身の回りのことがいろいろできてくる時期でもあるので、自分でやりたいという気持ちを大切にしながら、引き続き援助するようにしましょう。また、気持ちが不安定になることもあるため、気持ちを落ち着かせられるよう配慮することも大切です。
他にも、2月の行事として、節分があります。5歳未満は豆を食べるのは避けたほうが良いとされるため、豆まきは豆の代わりに別のものを使い、誤飲を防ぐなどして事故防止を行うようにしましょう。
※参考:硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせないで!(消費者庁)
1歳児 2月のねらい
- 自分でやるという気持ちを持ち、身の回りのことを自らやろうとする
- 気温が低く寒いので、引き続き体調を崩さないように配慮する
- 友だちと簡単なやり取りをしながら、一緒に遊びを楽しむ
1歳児 2月の週のねらい(養護・教育)
1週目:
- 豆まきに参加して節分行事を楽しむ(教育)
- 体調に配慮しながら健康に過ごす(養護)
2週目:
- 手先・指先を使った感触遊びを製作や遊びに取り入れて楽しむ(教育)
- 安心できる環境のなかで、遊びを楽しむ(養護)
3週目:
- 戸外遊びで、さまざまな冬の自然や生き物に触れて発見を楽しむ(教育)
- 一人ひとりの体調に留意して、健康的に過ごす(養護)
4週目:
- 身の回りのことを自らやってみようとする(教育)
- 安定的な生活リズムで、落ち着いて生活をする(養護)
前月の子どもの姿
- 戸外遊びや散歩から帰ってきたあとの手洗いや上着の着脱に関心を持っていた
- 休み明けで疲れていた子どももいて、体調を崩し落ち着かない子が多かった
- 積極的に食事を進め、スプーンやフォークを少しずつ使えるようになってきた
- 好き嫌いがはっきりとしてきて、嫌なことはきちんと言葉や仕草で表現する子どももいた
1歳児 2月の活動内容(五領域対応)
養護
・健康
- 手洗い・うがいの方法を知って、自らやってみようとする
- 寒さに負けずに健康的に過ごす
- 衣服の着脱など身の回りのことを自分からやる
教育
・人間関係、言葉、表現
- 友だちや保育者と一緒にごっこ遊びを楽しむ
- 節分に関する製作を行ったり絵本を読み聞かせたりすることで、行事に興味を持つ
- 自分の気持ちを簡単な言葉や仕草で表す
・環境
- 戸外遊びで、氷や霜柱など冬ならではの自然に触れる
- 粘土遊びなど、指先を使う遊びをして、指の使い方を知る
- 節分に関する製作を行い、行事に親しむ
1歳児 2月環境構成と援助
養護
- 手洗い・うがいのやり方を繰り返し教え、子どもが意欲的にできるよう援助する
- 豆まきを行う際は、異年齢児クラスの職員と連携をとって、安全に行えるよう工夫する
- 室内の温度や湿度、換気などに留意し、過ごしやすい環境をつくる
教育
- 子どもが簡単な言葉や仕草でも自分の気持ちを表現できたら褒め、気持ちを伝える大切さを知れるよう工夫する
- 冬の自然に触れて遊べるように、保育者が積極的に声がけをする
- クレヨンや工作用紙などの消耗品は常にチェックし、なくなっていたら補充する
1歳児 2月の健康、安全面で配慮すべき事項
- 豆は誤飲などの事故につながる恐れがあるため、豆まきはボールなどを使って行う
- 手洗い・うがいをしっかりと行い、感染症対策を行う
- 室内の気温や湿度、換気に気をつけ、快適に過ごせるよう配慮する
1歳児 2月の行事・食育
行事
- 節分(2/3)
- 建国記念の日(2/11)
- バレンタインデー(2/14)
- 誕生日会
食育
- 食器に手を添えて食べることを伝える
- 旬の食べ物が出てくる絵本を読むなどして、冬の食材に興味が持てるように伝える
- 節分のオリジナルメニューを通して行事食を知る
地域、家庭との連携
- 子どもが自ら着替えたがることを伝え、自分で着脱しやすい衣服を用意してもらう
- 2月も寒く体調を崩しやすい時期のため、家庭での様子を聞き、子どもの体調について保護者と共有する
- 保護者にも子どもの成長を感じられるよう、友だちや保育者とのやりとりの様子を伝えるようにする
1歳児 2月の自己評価
- 戸外遊びでは、冬の自然に触れて楽しく遊べた
- 簡単な言葉を使い子どもが自分の気持ちを表現することができた
- 日本の伝統行事を子どもなりに理解し、行事を楽しむことができた
- 嫌いな食べ物でも食べてみようとする姿勢が見られた
2月の1歳児保育のポイント
2月の月案に活用できる1歳児クラスの保育のポイントとして、寒い日が続くことから、健康的に過ごせるよう室温や湿度などの配慮が必要です。
また、身の回りのことを自分から積極的にやりたいと感じるため、その尊重して見守り、援助するようにしましょう。
2月は、節分の行事もあるため、子どもたちが安全に楽しめる環境をつくることが大切です。3月に入るとすぐにひな祭があるので、2月の終わりから、準備するのも良いのではないでしょうか。これらのポイントを踏まえて、月案・週案を作成すると良いでしょう。
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まとめ
今回は、1歳児向け2月の月案・週案の例文をご紹介しました。
2月も寒い日が続くため、子どもたちが体調を崩さないよう室温や湿度には配慮し、過ごしやすくすることが大切です。また、身の回りのことを自分でできるようになってくるため、援助しながらも見守ると良いでしょう。行事は、安全に楽しめるような計画を立てることをおすすめします。今回ご紹介した例文を参考にぜひ、月案・週案を作成してみてください。
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