【保育士さん向け】こどもの日は折り紙でこいのぼり工作♪難易度別の作り方をご紹介
公開日: 更新日: 保育の仕事5月5日は子どもの日。こいのぼり工作のマンネリに悩んでいる方や、さまざまな月齢の子どもたちを担当しているため、作業レベルに合わせて何パターンも工作の準備をしなければならない!大変!という方に耳よりな情報です。
今回キラライクがご紹介するのは、1度の準備で3種類の工作が楽しめるこいのぼり作り。カンタンなものからちょっと難しいものまで揃っているので、子どもたち月齢や作業レベルに合わせて選べます。さらに、月齢の違う子ども同士が一緒に作業することで、異年齢間のコミュニケーションを学ぶことができます。
目次
工作前に準備しておくこと
今回ご紹介する工作は、さまざまなベースにこいのぼりのうろこを貼り付けていきます。子どもたちと工作をする前に、必要なものを準備しておきましょう。内容はカンタンなので、はさみを上手に使える子どもたちと一緒に準備をすることもできます。
用意するもの
■画用紙(数色)
■折り紙(数色)
■はさみ
工作前の準備① うろこを作る
うろこ用に準備した画用紙や折り紙をはさみで切り出します。色や柄、大きさなど、いろんな種類がたくさんそろっていると、作品がカラフルに仕上がります。包装紙などを持ち寄ってもらってもいいですね。
工作前の準備② 目玉を作る
白い画用紙(コピー用紙でもOK)をはさみで丸く切り出します。子どもたちが好きに選べるよう、数パターンの大きさを準備しておきましょう。
【難易度★】画用紙をチョイ足し!こいのぼりタペストリー作り
こいのぼりの形をした色画用紙をベースに、準備したうろこを貼り付けます。完成した作品は、壁面に飾って楽しむこともできます。写真のように紐でつないで吊るすガーランド風にしたり、ひとつひとつをキレイに並べて貼ったりすれば、園内の雰囲気もにぎやかに!
追加で準備するもの
■画用紙(写真はA4サイズ)
■はさみ
■のり
■クレヨンやマジックペン
① 画用紙をこいのぼりの形に切ります。
ベースとなる画用紙の片側を三角に切り、こいのぼりの尾を作ります。
② うろこ用の紙を貼ります。
うろこ用の紙を選び、のりで貼り付けます。好きな色、大きさ、配置でOK。尾側から貼っていくとキレイに仕上がります。また、左上は目玉を付けるので、スペースを空けておくようにしましょう。
③ 目玉を貼って描いて完成!
準備した白い紙をのりで貼り、マジックペンやクレヨンなどで目玉を描きます。まつ毛を加えてみたり、目をつぶってみたり、いろんな表情を楽しんでください。
【難易度★★】1リットル紙パックをチョイ足し!4面こいのぼり作り
紙パックの4面を使い、4匹のこいのぼりを作ります。コロコロ転がしてみたり、気分によって飾る位置を変えてみたり、ひとつ作るだけで4個分のお楽しみが。
追加で準備するもの
■1リットルの紙パック
■画用紙(黒、赤、青、緑の4色/写真はA4サイズ)
■はさみ
■のり
■クレヨンやマジックペン
① 画用紙を紙パックの形に合うように切ります。
はさみで画用紙を切ります(A4サイズの画用紙からは3枚作れます)。4色すべて同様に切っておきます。
② 画用紙を紙パックに貼ります。
のりを使って、画用紙を紙パックの各面に貼ります。しっかり固定するためには、紙パック側にのりをていねいに塗り、画用紙を貼り付けましょう。
③ うろこ用の紙を貼ります。
うろこ用の紙を選び、のりで貼り付けます。好きな色、大きさ、配置でOK。尾側から貼っていくとキレイに仕上がります。また、左上は目玉を付けるので、スペースを空けておくようにしましょう。 貼り付け面からうろこが極端に飛び出てしまうと、ほかの面のうろこが貼りづらくなるので気をつけましょう。
④ 目玉を貼って描いて完成!
準備した白い紙をのりで貼り、マジックペンやクレヨンなどで目玉を描きます。まつ毛を加えてみたり、目をつぶってみたり、いろんな表情を楽しんでください。
【難易度★★★】紙コップをチョイ足し!ヒラヒラこいのぼり作り
ひらひらとした尾がキレイなこいのぼりです。ベースが立体でカーブもあるため、平面に貼り付ける工作よりもちょっと難易度が上がります。紙コップを立てて並べてもかわいいですし、紙コップの底に穴を開けてヒモを通し、割りばしなどにくくりつければ、ゆらゆら揺れる手持ちこいのぼりの完成!
追加で準備するもの
■紙コップ
■プリント用紙(A4サイズ)
■セロハンテープ(マスキングテープでもOK)
■のり
■クレヨンやマジックペン
① 紙コップにプリント用紙を固定し、ベースを作ります。
紙コップの中にプリント用紙をくるりと丸めて入れ、ずれないように数か所をテープで留めておきます。うろこを飾り付けていくと隠れてしまうので、用紙が左右均等になっていなくても大丈夫。
② うろこ用の紙を貼ります。
うろこ用の紙を選び、のりで貼り付けます。好きな色、大きさ、配置でOK。尾側から貼っていくとキレイに仕上がります。また、目玉を付けるスペースを空けておくようにしましょう。 カーブの影響で紙が浮いてしまうので、のり付けは丁寧に。紙コップの中に手を入れて支えるなどして、しっかりと固定しましょう。
③ 目玉を貼って描いて完成!
準備した白い紙を貼り、マジックペンやクレヨンなどで目玉を描きます。まつ毛を加えてみたり、目を閉じてウインクしているようにみせたり、子ども達の好きな表情を作ってみてもらいましょう。
まとめ
うろこを貼り付ける素材は違っても、作る工程はほとんど一緒。先生の業務の負担が軽くなるだけでなく、月齢の異なる子どもたちが一緒に作業することで、子どもたちにとってもうれしい効果が期待できます。年上の子が年下の子に道具の使い方や作り方を教えてあげる、年下の子にとっては教えてもらう中で、異年齢間のコミュニケーションを学ぶことができます。ぜひ、このこいのぼり工作に挑戦してみてくださいね!
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