育休明けの復帰は不安が大きい!看護師が職場復帰前に行うべき事前準備とは

公開日: 看護 , 看護師の働き方・環境

育休を過ごす家族
育休が明けて、いざ職場に復帰となった際に「業務内容を覚えているか」「夜勤や残業を免除してもらえるか」「育児と両立できるか」など不安や悩みを抱く看護師は多いでしょう。

この記事では、育休・産休明けを控える看護師の方に向けて、安心して職場復帰するための事前準備をご紹介します。

育休を取得すると最長で2年間のブランクができる

産休・育児休業の申請書基本的に産休には「出産日を含む6週間以内の産前休業」、「出産日の翌日から8週間以内の産後休業」があり、合わせるとおよそ14週間の休暇があります。

その後、育休(育児休業)に移行し、原則として子どもが1歳を迎える前日まで休業することができます(父母ともに取得する場合は1歳2ヶ月まで)。

しかし保育園の空きがなく入園ができない場合や、配偶者が怪我や病気を患ってしまった場合などには延長することが可能です。同様の理由で再延長もでき、期間は最長で子どもが2歳になるまでとなっています。つまり、育休は最長で2年ほど取得できます。

また、近年は男性の育休取得も推進されており、男女ともに仕事と育児を両立できるように「育児・介護休業法」の改正が行われました。令和4年10月1日に改正された法律が段階的に施行され、男性でも育休を取りやすい環境が整いつつあります。そのため、将来的には育休明けで職場復帰する男性看護師の方も多くなってくると考えられるでしょう。

出典:育児・介護休業法について

育休明けの看護師が抱える悩みや不安とは?

育休明けの復帰に不安を抱く看護師育休明けの看護師の方が抱える悩みや不安にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは懸念される職場復帰前の不安や悩みについてご紹介します。

子育てと仕事の両立

日勤、準夜勤、夜勤といったシフト制が多い看護師の仕事。いつ何が起こるかわからない子育てにおいて、不規則なシフト制に不安を感じる方も多いです。特に、二代交代制の夜勤となると拘束時間が長く、子どもとの時間を確保しづらくなる懸念があります。そのほか保育園の急な呼び出しにも対応しなければならず、悩みの種が尽きない方は多いでしょう。

職場の子育てに対する理解

子どもが急に熱を出して保育園へ迎えに行かなければならなかったり、保育園に預けることができず自宅保育をしなければならなかったり、育児による早退や欠勤などのシフト調整は珍しいことではありません。このように柔軟な対応が必要な子育てに対して、職場が理解を示してくれるか不安に感じる方も少なくないようです。

看護師としての技術力の低下

産休・育休で長期離脱することにより、採血や注射などの手技を休暇前と同じようにできるか不安になる方もいます。また医療技術は日々進歩しており、休暇前と復帰後でギャップを感じることもあるでしょう。

医療現場で仕事をする看護師にとって、技術力・知識の低下は避けなければいけないため、産休・育休によるブランクを懸念される方も多いです。

配属先が変わる可能性

育休中に職場内で「人事異動」や「体制変更」などが起こることも考えられます。そのため、休暇前と異なる部署に配属されないか、もしくは新しく人間関係を築くことに不安を抱える方もいるでしょう。もちろん、育児と両立するための部署異動も考えられますが、配属されることを避けたい部署などがあれば事前に相談しておくことが必要です。

看護師が育休明け前にしておきたい事前準備とは?

育児と勉強を両立する女性育休明けの看護師には悩みがつきものですが、少しでも気持ちを楽にして復帰するためにも事前に準備しておくことがおすすめです。

ここでは、看護師が育休明け前にしておきたい事前準備をご紹介します。

仕事内容をおさらいする

手技(採血・注射など)の手順やカルテ・データの見方など、不安に感じる業務があれば事前に復習をしておきましょう。現在働いている同僚に相談して、アドバイスを貰うことも1つの手段です。また、配属先の診療科目によっても業務内容は異なるため、職場の環境に適した知識を中心におさらいすると効率が良いです。

とはいえ、育休中に勉強時間を確保することが難しい場合もあります。子どもが寝ている間の数十分間だけ集中する、家族に子どもを見てもらう時間を設けて勉強に充てるなど、無理のない範囲で継続的に準備しておくと良いでしょう。

復帰後の働き方を職場に相談する

保育園の入園が決まり、職場復帰の目処がついたのであれば、一度職場の上司や人事に今後の働き方について相談しましょう。時短勤務や夜勤免除などの制度や、配属先の状況などの確認、子どもが体調不良時の対応方法など、育児と両立できる働き方について話し合ってみてください。

家族と仕事・育児について相談する

仕事と育児の両立する場合、家族のサポートが大きな力となります。職場復帰前に家族ときちんと話し合い、仕事と家庭を両立していく方法を相談しましょう。

具体的には、保育園の送迎や家事の割り振り、保育園からの呼び出しへの対応方法、職場のシフトや時間帯の共有などがあります。

復帰直前になって話し合うのではなく、時間をかけて家族全員が納得して過ごせるような家庭を模索しましょう。

転職することも検討する

家族で話し合いを行った結果、復帰する職場環境で育児との両立が難しいと判断した場合は、転職することも検討しましょう。現職と他の職場環境・待遇などを比較して、可能な限り最善の環境で働けるように調べておくことが必要です。

近年は育休が推進される傾向にあるので、育児と両立できる環境を整えている職場も少なくありません。転職という視野を広げてみるのも良いでしょう。

子育てと両立しやすい看護師の職場の特徴

子育てと両立しやすい看護師の職場育休明けに転職することを検討している方は、子育てと両立しやすい職場を中心に応募してみましょう。ここでは子育てと両立しやすい看護師職場の特徴をご紹介します。

子育てに対して理解がある

子育てに対して理解のある職場は、育児と両立するのに理想的な環境です。急な欠勤や早退にも嫌な顔せず了承し対応してくれたり、残業やシフトを配慮してくれたり、理解のある職場では精神的な負担が軽減されます。求人から把握しづらいポイントですが、面接担当者や職場見学を活用して現場のスタッフにヒアリングを行い、職場の雰囲気を判断すると良いでしょう。

保育施設がある

規模の大きい病院であれば、院内に保育施設を設けていることがあります。また、一般的な保育園とは異なり、夜間保育を行っている施設も少なくありません。

同じ施設内に子どもがいることは安心感があり、急な呼び出しにも迅速に対応することができます。また、院内保育施設の利用者は病院内の医師や看護師であることがほとんどなので、親同士の交流もしやすくなるメリットがあります。

子育てと両立している従業員がいる

実際に子育てと両立している、またはその経験があるスタッフが働いている職場を探してみても良いでしょう。子育てと両立できる環境が整っている可能性が高いですし、先輩ママ・パパさんがいれば育児についてのアドバイスも貰いやすいです。共感してくれる同僚がいる環境は精神的な助けにもなるので、自身と同じ境遇のスタッフがいるか人事担当者に聞いてみましょう。

深夜勤務がない

「育児・介護休業法」では、小学校就学前までの子を養育する労働者から申請が合った場合は、深夜勤務をさせてはならないと定められています。しかし、勤続年数1年未満の方や、深夜に保育できる同居の家族がいる方など、一定の労働者は対象外です。

そのため深夜勤務をどうしても避けたいという方は、「日勤のみ」の勤務形態で募集している施設を転職先候補として探してみると良いでしょう。

出典:e-Gov「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律

育休明けの看護師の職場探しは「キララサポート」

理想的な職場を見つけた看護師転職活動は何かと労力を必要とします。時間も余裕もない育休中に転職活動をする際は尚のことでしょう。そこで、活用してほしいのが転職エージェントサービスです。

看護師転職専門サービスの「キララサポート」では専門のコンサルタントが育児と両立できる働き方を一緒に考え、理想的な職場を提案いたします。

また職場に伝えづらい時短勤務・深夜免除の可否なども、コンサルタントを通じて相談可能です。

転職は履歴書や面接対策などさまざまな準備が必要です。そんな時は、コンサルタントを活用しましょう。履歴書作成のサポートや面接対策、面接後のアフターフォローなど、育児と仕事を両立したい子育て看護師をキララサポートは全力でお手伝いいたします。ぜひお気軽に相談してください。

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まとめ

育休明けの職場復帰にはさまざまな不安や悩みがともないます。しかし、あらかじめ準備や心構えをしておくことで、多少なりとも不安を解消することが可能です。育児と仕事の両立は大変ですが、家族や職場としっかりと話し合い、無理なく続けられる働き方を実現しましょう。

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kiralike編集部

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