どんな自分になっていたい?わたしの未来の歩き方【介護職編】

2018.11.21介護士の働き方・環境

社会人として、女性として生きていく中で、「これからどんなことが待ち受けているんだろう?」「どんな選択をしたらいいんだろう?」。慌ただしい毎日を過ごしていても、ふと、そんな不安がよぎることってありますよね。

実家からの独立や転職、結婚、出産、子育て。仕事はずっと続ける?辞める?行き当たりばったりの勢いに任せるのもいいけれど、10年後、20年後に「こんなはずじゃなかった!」なんて状況にならないよう、今から少しずつ未来について考えてみませんか?

 

今回お届けするのは、「介護職の未来の歩き方」です。未来の自分の姿を想像するきっかけにしてみてください。 ▶目次 ① 介護職を取り巻く環境 ② 施設形態によって異なる働き方 ③ 介護職の主な資格

① 介護職を取り巻く環境

2000年の介護保険制度施行、2019年厚生労働省による優良事業所の認定開始、勤続10年以上の介護職従事者の給与アップなど、近年、介護職を取り巻く環境は大きく変化しています。さらに高齢化社会を背景に、有効求人倍率がここ十数年で介護職員数が約3倍に増加するなど、介護職を選ぶ人たちが増えています。

介護職を選ぶ人たちが増えている中、「仕事がきつい」「給料が安い」「離職率が高い」など、ネガティブな側面があるのも事実です。そんな中で、あなたはどんな介護職人生を歩みたいでしょうか?そもそもなぜ、介護のお仕事を選んだのでしょうか?

「助けが必要な人の力になりたい」「専門的なスキルを身につけたい」「大黒柱として家計を支えたい」「65歳、70歳まで働きたい」。理由はさまざまだと思います。想いや願いを遂げるためにも、今一度立ち止まり、未来について考えてみませんか?

② 施設形態によって異なる働き方

働く施設や場所によって、利用者さんとの関係や理想としている介護を実践できるかどうかに違いがあります。さらに、出産や子育てといったライフステージの変化で臨む勤務形態も変わるもの。未来予想図に照らし合わせて、検討してみましょう。

働く施設や場所でどう違う?

大きく分けて、利用者さんが施設で生活している「入所系」、施設に通う「通所系」、在宅で介護を行う「訪問系」の3つがあり、介護レベルや利用者さんとの関わり方も大きく変わってきます。

  • 特別養護老人ホーム(入所系)

地方公共団体、社会福祉法人が運営。65歳以上で要介護3以上の人が対象。認知症や要介護の人が優先的に入居するため、排泄や食事、入浴などの介助作業も多い。給料や福利厚生面は比較的高い

  • 介護老人保健施設(入所系)

医療法人や社会福祉法人が主に運営。65歳以上で要介護1以上の人が対象となり、在宅復帰を目指すリハビリ中心の施設。医師やリハビリ専門スタッフの配置も義務付けられている。「できることは自分でする」という意識の利用者が多く、介護職の負担などはやや軽い

  • 有料老人ホーム(入所系)

主に民間企業が運営。「自立できる」「要介護5」など、施設の条件によって利用者の介護レベル、規模は異なる。施設の特性上サービス業のように見られることも多く、介護職員が多く配置される傾向にある。

  • グループホーム(入所系)

民間企業や社会福祉・医療・NPO法人などが運営。要支援2以上の認知症の人が対象で、自立した生活への支援・リハビリの場でもあり、寄り添った介護が目指せる。少人数制なのでアットホームな雰囲気のところも多い。

  • デイケア/デイサービス(通所系)

医療施設や福祉施設で受けられ、デイケアには医師も常駐。サービス内容は施設によって多岐に渡るが、生活の自立を目標に、様々な面からリハビリを行う。介護レベルが低い利用者が多く、談話やレクリエーションの機会が増える

  • 訪問介護(訪問系)

利用者さんの自宅を訪れ、身体介護から掃除や洗濯などの生活援助なども行う。利用者さんやその家族、ケアマネ―ジャーなどと相談の上で介助内容は決まっていて、本当に望む介護を行いやすい。朝だけなど、訪問時間が決まっていることも多く、自分の時間をつくりやすい

どんな働き方があるの?

「正社員」「臨時職員」「バイト・パート」「派遣」などが選択肢になります。そのほかにも時短勤務や夜勤専任の派遣、土日休みの正社員などもあります。 生きていく上でなにを大切にしたいか、これからの生活環境の変化を見据えた時にどのような働き方をすべきか・していきたいかを考えて働き方を選択していきましょう。

③ 介護職の主な資格

介護職の実務経験を重ねていくと、様々な資格取得ができるようになります。より高度な介護技術者を目指すのか、広い視点から介護サービスの向上を目指すのか、大きくは利用者さんとの関わり方、仕事内容に変化がでてきます。 また、それぞれの資格を取得しておくと、給与のアップをはじめ仕事の幅を広げたり、就職・転職時に優位になったり、仕事への熱意を伝えられるメリットも。 ステップアップの準備は早めが肝心。気になる資格があれば、取得しておくのも手です。

STEP1 介護職員初任者研修

身体介護をするために必要な民間資格で、以前のホームヘルパー2級研修に相当する研修として2013年に誕生。年齢や経験を問わず、3か月ほどで取得できます。また、一部の講座を通信教育で受けられるので、気軽にチャレンジできます。

STEP2 実務者研修

介護福祉士の受験資格(実務経験3年)の要件に必要な研修で、以前のホームヘルパー1級、介護職員基礎研修に相当する研修として、2013年に誕生。喀痰吸引等研修によって、たんの吸引や経管栄養など一部医療行為を行うことができるため就職・転職にも多少有利になりますが、さらに介護福祉士を目指した方が待遇もよくなります。

STEP3 介護福祉士

福祉系学校の教育課程、または3年以上の介護の実務経験などを経て受験資格が得られる国家資格。2015年に誕生した民間資格「認定介福祉士」の取得条件のひとつに、介護福祉士として5年以上の実務経験などがあります。処遇改善加算があるため給与アップも魅力で、介護の現場が好きな人はぜひ取得したい資格です。

STEP4 ケアマネージャー(介護支援専門員)

平成30年度に受験資格が変更になり、介護福祉士など国家資格の業務経験、各種相談員のなど経験を通算5年以上積んで受けられる民間資格。直接の介助ではなく、利用者さんや家族に合ったサービスを選定し、ケアプランを提案します。体力的な問題から現場での介護が難しい場合などでも、長く介護の仕事に従事できます

STEP5 さらに広がる選択肢

ケアマネージャーの経験を経て「主任ケアマネージャー」資格を取得したり、もっと福祉側から利用者さんたちを支える「社会福祉士」「社会福祉主事」を目指すこともできます。

まとめ

高齢化が加速する中、介護職はこれからますます必要とされるでしょう。また、介護サービスの内容は多様化・複雑化していくといわれています。変化し続ける状況の中で、できることを活かし、したいことを叶えるため、時には立ち止まり、将来を考える時間を大切にしていきたいですね!

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kiralike編集部

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