保育士の求人はハローワークで見つかる？メリット・デメリットをご紹介

公開日：2024.04.22 更新日：2024.04.23 保育 , 保育の仕事 , 保育士転職マニュアル

保育士さんの転職先を探す方法の1つにハローワークで求人を探す方法があります。
厚生労働省が管轄している公的機関として多くの保育士さんが利用しており、保育士以外にも多くの求人が掲載されています。

今回はそんなハローワークで保育士さんが求人を探すメリット・デメリットをご紹介します。

1 ハローワークの保育士求人とは
2 保育士がハローワークで求人を探すメリット
3 保育士がハローワークで求人を探すデメリット
4 ハローワーク求人が合う保育士さん
5 ハローワーク求人が合わない保育士さん
6 保育士の就職・転職にはエージェントの利用もオススメ
7 まとめ

ハローワークの保育士求人とは

昨今インターネット上では様々な求人が掲載されており、大手企業が運営する保育園はおもに求人サイトや転職エージェントへ求人を掲載して保育士さんを集めています。
ハローワークではそんなWEB上では見つからないような求人や郊外のレアな求人などが掲載されていることがあります。
ハローワークでの就職活動、またハローワークで掲載されている求人から再就職することで保育士さんへのメリットもありますので、注意点と合わせてご紹介していきます。

保育士がハローワークで求人を探すメリット

保育士がハローワークで求人を探すメリットとしては以下が上げられます。

職員に就職の相談ができる

ハローワークでは就職のプロの職員による相談窓口があります。
求人情報に関する内容だけでなくキャリアプランの相談や選考対策も行ってくれます。
またハローワークは公的に求人紹介を行っている機関であり、報酬目的の求人紹介ではない為、民間企業に比べて就職へのプレッシャーは少ないです。

地元の求人を豊富に取り扱っている

ハローワークは求人を掲載する側も無料で掲載が可能な為、大手転職エージェントには掲載されていないような地域密着型の求人情報も扱っています。
またハローワークは全国に拠点があり都市圏以外の郊外でも求人が見つけやすい場合もあります。

就職活動に役立つセミナーに無料で参加できる

就職活動で必ず必要になってくる履歴書や職務経歴書などの書類の作成方法や自分のキャリアプランにあった求人の探し方、企業・業界研究など様々なセミナーにほとんど無料で参加できます。
※テキスト代など一部有料の場合もあるので事前にしっかり確認しましょう

再就職手当がもらえる

再就職手当はハローワークで失業手当の受給資格を満たしている人で、安定した職業に早期に就けた場合にもらえる手当です。
以下の条件を満たしていればハローワークへ申請することにより、支給されます。

1.雇用保険に加入していること
2.失業手当の支給残日数が、3分の1以上残っていること
3.再就職先に、1年を超えて勤務することが確実であること
4.失業保険受給手続き後、7日間の待期期間満了後の再就職または事業開始であること
5.再就職先と前職との間に、密接な関わりがないこと
6.自己都合による離職で、原則2カ月の給付制限がある場合、1カ月目はハローワークまたは厚生労働省が許可した職業紹介事業者からの紹介で決定した再就職先であること
7.過去3年以内に、再就職手当または常用就職支度手当を受給していないこと
8.受給資格決定前から、採用が内定していた再就職先でないこと

保育士がハローワークで求人を探すデメリット

自分で行動する必要がある

ハローワークでは就職に関する様々なアドバイスを受けることができますが、あくまで再就職へのサポートという面が強く、
就職への圧力は強くありませんが同様に背中を押してくれるという事もないので、
強くアドバイスしてほしいというほいくしさんにはハローワークのスタンスは合わないかもしれません。

利用時間に限りがある

ハローワークは公的機関の為、利用時間は基本的に月曜日から金曜日の平日、8:30～17:15までとなっています。
一部土日や夜間でも利用できるところもありますが、ハローワークの窓口の利用は働いている方にとっては使いづらいかもしれません。
利用する際は最寄りの施設の利用時間を事前にご確認ください。

相談員の対応にばらつきがある

ハローワークは様々な種類の求人を掲載しており、
保育士は特に専門職の為対応してくれる担当者がその業界について精通しているとは限りません。
また相談員は公務員の為、就職が成功しても給与などには反映されません。
そのため民間のエージェントに比べればモチベーションが低い場合があり、熱心に対応してくれるかは担当者次第になることがあります。

募集がすでに終了している場合がある

ハローワークは企業が無料で求人掲載が可能なため、すでに募集終了している求人がそのまま掲載されていたり、求人の契約内容が変更されている場合があります。
実際に選考を進めてからトラブルにならないように事前にしっかりと確認を取りましょう。

ハローワーク求人が合う保育士さん

積極的に自分から行動する人

ハローワークは民間の転職エージェントよりも、最終的には保育士本人の意思に任せるというスタンスが強いので、自分から積極的にハローワークが開いているセミナーなどに参加する積極性のある人が向いていると言えます。

地元で働きたい人

ハローワークは全国に拠点を持っている為、都市圏だけでなく限られたエリアでの就職・転職を考えている人に向いています。また都市圏で働いていたが地元に戻ってきたいという方にとってもハローワークは利用できます。

選択肢を広く持っている人

ハローワークは様々な求人を多数掲載していおり保育士以外もたくさんの選択肢があります。職業訓練として資格取得の講座も開いている為、保育士以外の選択肢を考えている人にも向いていると言えるでしょう。

ハローワーク求人が合わない保育士さん

専門的なサポートを受けたい人

ハローワークでは担当になった人が保育業界に精通しているかは運次第となります。また就職成功しても報酬は発生しない為、就職を強く勧めることはありません。もし専門的な知識で自分の背中を押してほしいという場合は転職エージェントの利用をお勧めします。

好条件の求人に狙いを定めている人

ハローワークの求人は数が多く給与や休日など幅が大きいです。条件を絞って次の就職先を探したいのであれば、WEB上で「高給与」「福利厚生充実」などの特集記事をみて応募した方が良いかもしれません。

平日昼間に時間が取れない人

ハローワークの利用時間は基本的に平日8:30～17:15までの為、働きながら窓口を利用する場合は有給休暇などを利用して時間を作る必要があります。
離職済で時間がある場合でも混雑している拠点もありますので事前の確認が必要となってきます。

保育士の就職・転職にはエージェントの利用もオススメ

保育士の就職・転職では保育業界への理解の深い専門の転職エージェントを利用することをオススメします。転職エージェントを利用すれば、希望条件を伝えればエージェントが求人を探してきてくれるので、働きながらでも希望に沿った求人が見つけられます。また転職エージェントはほとんどが実際に紹介先の園に足を運んでいる為、園の雰囲気やWEB上の求人だけでは伝えきれない内情なども教えてくれる場合があります。選考に関しても履歴書の作成から面接対策まで実施してくれるエージェントもありますので、一人での就職活動に不安のある人はぜひ利用をご検討ください。

キララサポート保育では元保育園の採用担当者もエージェントとして在籍しており、面接での受け答えやどんな職場が合っているか等、保育業界を熟知しております。転職活動でお悩みの際は、ぜひキララサポートにご相談ください。

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まとめ

今回は、ハローワークで保育士さんが求人を探すメリット・デメリットについてご紹介しました。
あくまでもハローワークで求人を探すことは選択肢の一つで、何より大切なのは自分に合った就職・転職活動を行うことが重要です。
複数併用してお仕事探しをしている保育士さんもたくさんいますので自分に合った就職・転職活動を見つけましょう！

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kiralike編集部

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