手術室看護師(オペナース)とは?役割とその後のキャリアプラン、求人情報について

2021.04.19看護 , 看護の仕事
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「手術室看護師」と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?手術室に入ったことがない看護師さんを始め、具体的な仕事内容が分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回のコラムでは、手術室での仕事に興味をお持ちの方に向け、手術室看護師の役割やその後のキャリア、求人情報についてご紹介します。

手術室看護師(オペナース)とは

手術室の中で働く看護師のことを手術室看護師(オペナース)と言います。職場によって呼び方は様々で、オペ看、オペ室ナース、スクラブナースとも呼ばれます。患者が安全かつスムーズな手術を受けられるよう医師のサポートと患者のケアを行うことが主な業務です。

手術室看護師に必要な資格は?

手術室看護師になるために特別な資格は必要なく、看護師の国家資格を持っている方なら誰でも配属される可能性のある職業です。新卒で配属される看護師の方もいるため、性別・経験に関わらず挑戦できるようです。手術頻度が少ない手術室の場合、他の部署と兼任になる場合もあります。転職を検討されている方にとっては、手術がない日が続く場合の働き方や兼任の有無は必ず確認しておきたいポイントと言えます。

手術室看護師の役割

手術室看護師の役割は「器械出し看護」と「外回り看護」の大きくわけて二つあります。

器械出し看護(直接介助)

医療系のテレビドラマで医師に「メス」と言われてメスを渡す方をよく見ますが、この役割を担うのが器械出しを担当する看護師の方です。手術に必要な器械の事前準備、医師への手渡し、整理整頓を行います。手術中は医師や患者の様子を把握し、スムーズな手術ができるよう先回りするスキルが必要だと言われています。また、命に関わる状況の中、いかなる状況にも対応できる精神力とスキルが求められます。そのため、手術や手術の器械に関する最新情報を常に吸収し続けることが重要なようです。

外回り看護(間接介助)

前述した器械出し以外の手術に関する業務を担当します。医療機器の準備や温度調整、患者のバイタルチェックや手術記録の作成を行います。その他、手術前に患者の病室を訪問し、手術の最終確認(オリエンテーション)を実施し、患者の不安を取り除くことも外回り看護師の大切な役割です。手術室の中だけでなく、病室でも手術室看護師の業務は存在しています。

手術室看護師の求人情報

看護専門の転職支援サービス「キララサポート」で取り扱っている求人を例に、給与や勤務時間をチェックしてみましょう。

① 大阪府大阪市
一般病院の手術室看護師求人
年収:3,399,270円~5,100,900円
勤務時間:8:30~17:15
休日:週休2日(土曜・日曜・祝日休み)

② 福岡県福岡市
眼科専門病院の手術室看護師求人
年収:5,128,000円~
勤務時間:8:30~17:00
休日:4週7休+祝日

③ 東京都葛飾区
循環器・心臓疾患専門病院の手術室看護師求人
年収:4,575,550円~
勤務時間:日勤 8:00~17:00
夜勤 16:00~翌8:30
休日:月9休シフト制

上記求人は募集状況が変更になっている場合がございますのであらかじめご了承ください。最新情報をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください!

手術室看護師のメリット

日勤のみで土日祝休みというケースも多い

手術は平日の日中に予定されているため、日勤のみ・土日休みとしている職場も多いようです。※夜間の緊急手術対応もあるため、オンコールや当直が月数回ある場合もあります。

ワークライフバランスが比較的とりやすい

手術室看護師の仕事は手術スケジュールをベースとしているため、病棟の看護師と比べると残業や夜勤はかなり少ないようです。土日休み、残業少な目でプライベートを大切にしたい方におすすめの配属先です。

広い分野でのスキルアップが可能

手術室看護師は専門の科が決められていないため、分野を制限せずに経験を積むことができます。手術を行うにあたり、幅広い分野の知識が求められるため、手術室出身の看護師は他の科目が未経験でも転職がしやすいという利点があります。

チームワークを大切にしながら働くことができる

手術は医師と看護師、臨床工学技士といった複数の職種でチームとして行います。患者と1対1でコミュニケーションを取ることが多いのが病棟看護師ですが、手術室看護師はチームとして仕事を進め、やりがいを感じられる仕事といえます。

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手術室看護師の注意したいポイント

緊急手術に備えてオンコールとなっている場合は、急な呼び出しに供える必要があり、気が抜けない

虫眼鏡でよく見る
オンコールで待機しなければならない日は、出勤がない日とはいえ気が休まらないと感じる方が多いようです。

身体的にも精神的にも負担が大きい現場

手術中は集中力を必要とし、緊張が続く場所での勤務になります。準備や手順に不備があると、患者の命に関わるため精神的に負担が大きいといえます。また長丁場の手術となると数時間立ち続けることとなり、体力面で不安な方は注意したいポイントです。

常に知識や技術の学習が必要

特定の科目を専門とする外来や病棟の看護師と比べ、手術室看護師は幅広い知識が求められるため日々学ぶ姿勢が必要になります。術式や患者に合わせて器械や流れを把握しなければならないため、ベテランになっても学習が必要な職場は辛いと感じる方にはデメリットといえます。

転職先に困らない?手術室看護師のキャリアプラン

手術室を経験していると以下の3点を身に着けているとみなされるため、転職の際に有利になる職場が多いようです。
・特定の科目に限定されない知識と経験
・チーム医療のスキル
・即座に判断するスキル

手術室看護師は幅広い科目の知識が求められるため、未経験の診療科でも病棟への転職でアドバンテージがあります。

手術室勤務という経験から活かせるキャリアプラン

ICU

ICUで働く看護師は「ミニドクター」と言われているように、患者の容体やモニターの数値を即座にアセスメントする能力が求められます。手術室看護師よりも患者のケアをする業務と自分で判断する機会が増えるため、手術室看護師を経てよりスキルアップしたい方におすすめのキャリアパスです。

特定の診療科目の病棟看護師

手術介助により実際の臓器を見ているため、患者の状態や検査値データから体内の様子がイメージしやすいのが手術室看護師の強みといえます。また、手術室看護師は幅広い診療科目の学習を欠かさず行っているため、未経験の科目でも挑戦が可能です。

例:腹部手術の経験が十分にある方が消化器内科に転職、眼科手術の経験から眼科に興味を持ち、眼科クリニックに転職 等

手術室

同じ手術室看護師の仕事でも、病院によって症例数やレベルは様々です。小さな病院から大きな大学病院へ転職しスキルアップを目指す方も多いようです。

手術室看護師が向いている方

勉強熱心で成長意欲が高い方
冷静な状況判断ができる方

医師の考えや手術の流れを先読みし、スムーズな手術介助を行うことが手術室看護師の仕事です。常に勉強を怠らず、冷静な判断ができる方が向いているといえます

まとめ

手術室看護師について、仕事内容やキャリアプラン、求人情報をご紹介しました。未経験で手術室看護師への転職を検討している方は、看護専門の転職支援サービス「キララサポート」へのご相談がおすすめです。条件にあった求人はもちろん、好条件の非公開求人も多数取り扱っているため一人で情報収集をするよりも効率よく転職活動を行うことができます。

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