【2022年版】過去問を使った看護師国家試験の直前対策と効率的な勉強法をご紹介!

公開日: 更新日: 看護 , 看護師になるには , 看護師の資格取得


看護師国家試験の問題は毎年変化しており、全体の基礎をしっかり学んでおくことが必要ですが、過去の試験と同じ分野の問が出ることも多いため、事前に過去問に取り組むことがおすすめの対策の一つです。今回のコラムでは、看護師国家試験の直前対策と効率的な勉強法をご紹介します!

看護師国家試験への対策

看護師国家試験の過去問を活用する

第108回、第109回看護師国家試験では人体構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進からの出題が増えました。これは2022年から看護基礎教育が見直されることを踏まえたためと予想されます。看護の現場で活用する基礎知識の強化が求められているとみられ、第110回看護師試験でこの傾向を引き継いだ場合に供え過去問には目を通しておくことをおすすめします。

過去問を活用するポイント

過去問を解いて正誤をチェックするのはもちろん、解説を読みその問題の内容を理解することが大切です。過去問がそっくりそのまま出題されるとは考えず、どのような形式、問われ方をしても回答できるレベルで学ぶことを意識してください。

基礎力をアップさせる

専門基礎分野からの出題が増えている傾向にあると本コラムでもご説明したように、応用的な問題に取り組むより、まずは基礎力をアップさせることが重要です。人体において、どのような状態が「正常」または「異常」なのか、対応はどうすべきかを深く理解しましょう。

あやふやな用語の定義をおさえる

例えば、第109回試験の問題89(午前)では、「終末期がん患者にみられる悪液質の兆候はどれか」という問題が出ました。「悪液質」の意味(低栄養や体重減少、筋力低下などが進行していく状態のこと)を知っていれば、正しい回答を選択できる問題です。しかし、液という漢字が含まれているため、体液に関する用語だと誤解してしまう受験生も中にはいらっしゃったようです。用語については特に注意が必要で、過去問を解く際にも不明な単語は調べて覚えておくと正答率アップに繋がります。

基準値を確実に覚える

検査値に関する問題を解く際に必須の知識が基準値です。重要な数値は分野ごとに取りこぼしなく押さえておくとより合格に近づくことができます。

ポイント:検査の意味を考えながら暗記すること
例1)高血糖・低血糖の見極めが大切な血糖値では、70~110mg/dLという基準値の上限・下限のどちらも覚える必要がある
例2)カリウム等中央値を覚えることで正常かどうか判断できる問題は基準値を知っておくだけで問題が解ける

看護師国試験対策!時間を有効に使う方法

試験勉強において、時間を有効に使うためのポイントをご紹介します。

考える時間を使いすぎないようにする

問題を解くときに1問あたり何秒時間をかけているか把握してみてください。
問題を読んだ後解き始める場合と、問題を読みながら答えを考える場合とでは、1問あたりの所要時間が大きく異なります。勉強の際は、問題を解く→解説を読む→分からないところを調べる→復習を繰り返すことで問題の傾向を掴むことができ、読みながら回答を予想できるようになる方が多いようです。

他のことに充てている時間を勉強時間に置き換える

1日は24時間しかないため、新たに勉強の時間を作ろうとすると、睡眠時間を削る等負担が大きくなってしまう場合も良そうされます。スマホを普段長く見る方やゲーム、SNSをよくする方は期間を決めてそれらをやめ、勉強時間に置き換えることで体調を崩さず勉強の時間を確保できます。

隙間時間を活用する

トイレやお風呂、電車移動など普段の生活の隙間時間に試験範囲の暗記用語などを見る、読み上げることで少しの時間でも用語の暗記ができるようになります。

看護師国家試験勉強のモチベーションを維持するためには

具体的な目標を立てる

「今日はこの分野の理解を深める」等スモールステップで具体的な目標を立てると、自分のやることが明確になり、モチベーションも保てるためおすすめです。

自分にご褒美を作る

試験に合格したらとご褒美を考えている方も多いようですが、「10問解けたら休憩・お菓子を1つ」など小さな目標にもささやかなご褒美をつけるとやる気の継続に繋がります。自分自身のモチベーションをコントロールすることが、試験勉強では大切といえます。

試験当日の忘れ物には注意

試験当日は緊張してしまい持ち物を忘れることもあるため、前日に用意しましょう。

いよいよ看護師国家試験が目前に迫ってきました。本ページをご覧の方の中には、受験を予定している方も多いのではないでしょうか?追い込みの勉強をしたり、当日の持ち物や会場への交通アクセスを何度も確認したりと、心の落ち着かない日々が続いているかと思います...

まとめ

看護師国家試験の対策方法をご紹介しました。資格を取得し看護師として勤務を開始した後は、様々なことに悩むこともあるかもしれません。転職を検討し始めた際は、是非看護専門の転職支援サービス「キララサポート」にご相談ください!

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タグ : 看護の資格 資格試験
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kiralike編集部

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