美容外科クリニックの看護師のお仕事とは?メリット・デメリットをご紹介!

2020.06.29看護の仕事
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近年、美容系クリニックの数は増加傾向にあり、それに伴い看護師求人数も多くなりつつあります。中でも美容外科は、日勤のみで高収入が期待できるとして、働き方を見直したい看護師さんの注目が高まっている職場の一つです。今回は、美容外科クリニックのメリット、デメリットや仕事内容をご紹介致します。

美容外科クリニックとは?

美容医療を専門に扱う医療機関を「美容クリニック」といいます。病気やケガを直す目的で運営している病院とは異なり、機能面に問題はなくとも、審美的に改善を行うことが美容クリニックの主な目的です。
美容クリニックは大きく分けて美容外科と美容皮膚科の二種類があります。

美容外科クリニック
美容外科クリニックでは二重瞼の手術や豊胸手術、脂肪吸引などのいわゆる外科的な手術を行っています。クリニックによっては美容皮膚科で行う脱毛や美肌治療なども扱っている場合があります。
手術介助の経験を生かすことができるのは、美容皮膚科よりも美容外科クリニックといえるでしょう。

美容皮膚科クリニック
主にレーザー脱毛やシミ、シワとりといった肌質改善、ヒアルロン注射など、基本的にメスを使用しない美容医療を提供しています。
レーザー脱毛などは看護師が施術するケースが多く、「自分が担当して対応している」と感じられる機会が多いようです。

美容外科クリニックの仕事内容とは

1. 医療行為

美容外科の看護師の主な業務は手術介助や医療機器の操作です。豊胸手術や脂肪吸引など、医師が行う外科的手術のサポートを行います。執刀医のサポート以外にも、医療器具の滅菌やセッティングといった手術準備、術後のアフターケア等も看護師が担当します。

2. カウンセリング

クリニックを利用するお客様へのカウンセリングも業務の一部です。どのような悩みを抱えているか、どう改善していきたいか等を中心に要望の聞き取りを行います。カウンセリングは受付スタッフに任せているケースや、カウンセラーが別に勤務しているクリニックもあるため、職場によっては担当しなくてよい場合があります。

3. 受付や清掃

受付係を採用していないクリニックでは、受付や清掃、お客様の案内といった運営も看護師が担当する場合があります。

美容外科クリニックの看護師に求められることとは?

美容外科の求人を見てみると、看護師資格以外に必須となる資格は挙げられていないことがほとんどです。しかし、転職の際に有利なことや、業務に生かせるスキルは多くあります。美容外科への転職を考えている方は、以下のスキルを身に着けておくと良いでしょう。

転職したい看護師1. 接客力

サービス提供側として、高い接遇が求められるのが美容クリニック全体の特徴です。
一般の病院では、看護師が対応するのは患者さんですが、美容クリニックでは患者さんというよりも「お客様」という意識が高く、接客業の要素が強くなります。また、高い施術料を支払う余裕のある富裕層がメインのクリニックも多いため、細かな気遣いも必要といえます。

2.手術の介助経験

外科的手術の介助業務が中心となるため、手術の介助経験があれば生かすことができます。また、注射、点滴、採血のスキルは必要な条件なので、転職を検討する際は手技が衰えないよう意識しておく方が良いでしょう。

3.美容知識

美容に興味関心を持ち、積極的に知識をつけたいと考えている看護師の方が、美容外科クリニックで活躍できる可能性が高いでしょう。大きなクリニックでは毎月のように新しい美容機材や商品が導入されるところもあり、常に学習する姿勢が求められるようです。また、お客様とのコミュニケーションの中で美容に関する質問をされることもあるため、信頼される看護師になるためにも、美容知識は身につけておきたいスキルです。

美容外科クリニックにはノルマがある?

保育士は長期休暇をとりづらいのか美容外科クリニックは華やかな反面、個人ノルマ(売上目標)があってきつい、と聞いたことはありませんか?実際のところ、すべてのクリニックが個人ノルマを設けているわけではないようです。

美容外科クリニックのノルマは、大きく分けて以下の3パターンがあります。
A 個人に対しノルマが設定されている
B 個人ではなく、全体で売上目標が設定されている
C 明言はされないが雰囲気的にノルマ達成を求められる

Aは文字通り、個人に対し必ず達成しなければならない売上目標が課される場合です。Aのように、ノルマがあるクリニックは年収が高く設定されており、「年収1,000万以上」などと記載されている求人は個人ノルマを設けているケースが多いようです。
Aのように個人ノルマを設定しているクリニックは少なく、B、Cのパターンが多くみられます。Cの「雰囲気的にノルマ達成を求められる」とは、明確に目標設定はされていないものの個人の売上順位が発表されるなど、実質的に売上向上が職場から求められている状況を指します。
B、Cのようなケースでは、売上目標を達成した際に店舗全体または個人に対してインセンティブを与えられることがあり、基本給にプラスして報酬が得られるシステムになっているようです。
ノルマ達成が求められるかどうかは働き方や給与に大きく影響するポイントですので、職場選びの際には是非チェックしてみてください。求人票を見ただけでは実際の条件が分からない場合もあるため、プロの転職エージェントに相談するのも良いでしょう。

美容外科クリニックのメリット

美容外科での勤務は、一般の病棟とは異なるメリットが多くあります。

1. 夜勤がない

一般病棟とは異なり、夜勤はなく日勤のみの求人がほとんどです。日勤と夜勤の繰り返しで辛いと感じている方にオススメです。また、基本的に予約制のクリニックばかりなので急患対応もレアケースで、残業が少ない傾向にあります。

2. 精神的な負担が軽くなる

自身の処置や対応が人の命に関わるため、病棟の看護師は大きなプレッシャーを抱えながら勤務することになります。一方で、美容外科クリニックは美容医療を提供する場所であり、重篤な患者のケアや治療を行うことはありません。もちろん手術介助や点滴、注射はミスの無いよう対応しなければなりませんが、病棟から美容外科クリニックに転職した方の中には、命に関わる業務という精神的負担は少なくなったと感じている方もいるようです。

3. 高給与が期待できる

美容外科クリニックは自由診療で利益率が高いため、一般の病院よりも収入が高めの職場が多いようです。また、ノルマの項目でご紹介したように、売上目標を達成した際にインセンティブが発生するクリニックもあり、業績によっては月収が大幅に上がることもあります。
4. ブランクからの復帰がしやすい
美容外科の採用では、高度な技術や医療知識よりも、接遇やマナー、美容への関心が求められる傾向にあります。そのため、少しのブランクであれば復職もしやすいと言われています。病棟の看護師として勤務後、結婚や子育てで離職していた方は、クリニックへの復職を検討してみてはいかがでしょうか。

5. 社割が受けられる

従業員は最新機器を無料で使用できる、施術を安く受けることができるといった福利厚生を用意しているクリニックがほとんどです。高額なドクターズコスメを割引価格で購入できるなど、美容に興味のある方にとっては嬉しい特典があります。

美容外科クリニックのデメリット

一方で、美容外科クリニックならではのデメリットもあります。

考えている女性看護師1. スキルアップが難しい

美容外科の業務は病棟での業務と異なる部分が多く、一般病棟での医療技術や知識・経験を身に着けたい方には物足りない環境かもしれません。看護学校で学んだ知識を活かせる機会も少ないため、「看護師としてスキルアップしたい」と考えている方にとってはデメリットといえます。

2. 他の診療科への転職がしにくい

デメリット1でもお伝えしたように、美容外科クリニックでの業務は、一般診療における医療スキルが身につかない可能性が高いと言われています。極端な例でいえば、病棟の看護師の採用基準で「美容外科クリニックでの勤務は臨床経験に含まない」としている求人もあります。美容外科に転職を検討しているものの、いつかはまた病棟勤務に戻りたいと考えている方は臨床経験をしっかり積んでからの転職をおすすめします。

3. クレーム対応がある

コンプレックスを抱えた方や、美容意識の高い方を相手にする美容外科では、高いレベルの接客やサービスが必要となります。カウンセリングや施術後のケアで、対応が不十分な場合はクレームに繋がり、その対応も業務に含まれる場合があります。

美容外科クリニックの給与

キララサポートの求人を例に、美容外科クリニックの看護師のお給料を見てみましょう。

例1)東京都中央区 正看護師 常勤求人
年収 4,440,000円~

例2)兵庫県姫路市 正看護師 常勤求人
年収 3,960,000円~

例3)兵庫県神戸市中央区 正看護師 常勤求人
年収 3,360,000~6,000,000円

例4)神奈川県横浜市西区 正看護師 常勤求人
年収 4,320,000~6,000,000円

インセンティブのある・なしにもよりますが、年収600万円を目指せる求人もあり、夜勤や交代勤務なしでも高給与というのが美容外科クリニックの特徴といえます。

下記にて、美容系クリニック全般の求人をご紹介しています。興味のある方は是非チェックしてみてくださいね。
美容クリニックの求人特集

まとめ

美容の幅広い知識と接客サービスが必要とされる美容外科クリニックについてまとめました。夜勤がない、高給与が期待できる、社割でコスメを購入できるなど、様々なメリットがある反面、スキルアップや転職に影響があるなど、人によってはデメリットと感じられる点もあるようです。美容外科クリニックへの転職について、不安や疑問のある方はプロの転職エージェントに一度相談してみてもいいかもしれません。

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