【第111回】2022年看護師国家試験結果!合格率や受験者数について
公開日: 更新日: 看護 , 看護師の資格取得2022年2月13日(日)に「第111回看護師国家試験」が実施され、2022年3月25日(金)に厚生労働省のホームページにて合格発表が行われました。
今回の記事では、第111回看護師国家試験の気になる合格率や合格者数、概要について解説します。受験された方は、ご自身が受けた試験がどのようなものだったか確認頂き、2023年の受験を予定している方は目安として、是非ご確認ください!
2021年の看護師国家試験結果は以下記事よりチェック頂けます!
目次
第111回 看護師国家試験概要
まずは第111回 看護師国家試験の概要をみてみましょう。
試験日
2022年2月13日(日)
合格発表
2022年3月25日(金)
試験地
北海道・青森県・宮城県・東京都・新潟県・愛知県・石川県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・沖縄県
受験科目
人体の構造と機能
疾病の成り立ちと回復の促進
健康支援と社会保障制度
基礎看護学
成人看護学
老年看護学
小児看護学
母性看護学
精神看護学
在宅看護論及び看護の統合と実践
第111回 看護師国家試験合格状況
第111回看護師国家試験の合格率は91.3%でした。過去5年間のデータとともに、第111回看護師国家試験の合格状況をご紹介します。
過去5年間の看護師国家試験合格率
開催回 | 107回 | 108回 | 109回 | 110回 | 111回 |
合格率 | 91.0% | 89.3% | 89.2% | 90.4% | 91.3% |
データ:厚生労働省HPより
第110回看護師国家試験で90%台に上がった合格率ですが、第111回も90%台をキープする結果となりました。
過去5年間の看護師国家試験受験者数と合格者数
107回 | 108回 | 109回 | 110回 | 111回 | |
受験者数 | 64,488 | 63,603 | 65,568 | 66,124 | 65,025 |
合格者数 | 58,682 | 56,767 | 58,513 | 59,769 | 59,344 |
データ:厚生労働省HPより
受験者数・合格者数は第110回が66,000人を超える多さとなりましたが、111回は受験者数が減少しました。
看護師国家試験合格後の手続きについて
看護師国家試験に合格しただけでは有資格者として業務を行うことはできません。免許申請を行い、免許登録手続きをする必要がありますので、合格証が届き次第速やかに免許申請を行うことをおすすめします。免許申請・登録が完了しないまま看護師業務を行った場合は行政処分の対象となるため、注意が必要です。
これから看護師として活躍する皆さまへ
2022年もコロナウイルスの感染拡大がメディアなどで報じられる中、看護師国家試験を乗り越えた皆さま、本当におめでとうございます。ご入職後、看護師としてだけでなく社会人として、働くことの難しさに直面する方もいらっしゃるかもしれません。この先看護師の仕事を続けていけるか不安になった際、覚えておいて頂きたいのは「看護師を辞める」という選択肢以外にも「職場を変える」「働き方を変える」という手段があることです。職場で悩んだ看護師の先輩方の中には、職場を変えることで問題を解消できた方も多くいます。
今後、看護師を続けていく自信がないと感じた際は、看護専門の転職支援サービス「キララサポート」にご相談ください。転職をお考えの看護師さんであれば誰でも無料でお仕事に関するご相談をお受けしています。
まとめ
第111回看護師国家試験の結果をご紹介しました。
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