派遣保育士の時給は高い?残業はどう?派遣で働くメリット・デメリット

2019.07.12保育士の働き方・環境

派遣保育士の時給や残業
保育士さんの多くは正規職員(正社員)やパートとして働いているかと思いますが、近年「派遣保育士」として働く方も増えています。
派遣保育士とは、派遣社員として働く保育士さんのこと。では、保育士が派遣で働くことによってどんなメリットがあるのでしょうか?また、時給相場や残業の実態はどのようになっているのでしょうか?

今回は、新しい働き方として注目されている「派遣保育士」についてご紹介します。

保育士の新しい働き方、派遣保育士とは?

これまで派遣として働いたことのない保育士の方にとっては、「派遣保育士として働く」ということはわからないことだらけかと思います。
ここでは、派遣の仕組みやどんな派遣先があるのかなど、派遣に関する基礎知識をご紹介します。

派遣保育士の仕組みについて紹介

派遣保育士の仕組み
正社員・パートとして働く場合には、勤務先の保育園と直接、雇用契約を結びます。
一方、派遣保育士は派遣先の保育園ではなく、派遣元である人材派遣会社や人材紹介会社と雇用契約をします。つまり保育士の雇用主は、派遣元の人材派遣会社や人材紹介会社です。
保育士への業務上の指示などは勤務先である保育園が行いますが、給与支払いや勤怠管理などは派遣会社が行います。福利厚生についても、派遣会社の制度が適用されます。

派遣保育士として働くまでの流れ

派遣保育士として働くまでの流れは下記のとおりです。条件が合えばスピーディに働き始めることができます。
①人材派遣会社に登録する

②担当者に希望条件を相談する

③担当者から求人の紹介を受ける

④条件に合った求人に応募

⑤施設見学・面接

⑥勤務スタート

保育士の派遣先はいろいろある

派遣保育士が活躍しているのは保育園だけではありません。下記のような施設も派遣先となります。

  • 認定こども園
  • 幼稚園
  • 院内保育園
  • 企業内保育所
  • 託児所
  • ショッピングセンターなどの託児施設
  • 児童福祉施設
  • 学童保育

1日限りの出張保育から年単位の派遣まで、保育士は自分に合った条件の派遣先を選んで働くことができます。

紹介予定派遣という働き方もある

紹介予定派遣とは、正規職員を目指す方のための働き方です。
先に派遣として一定期間(6カ月以下)働き、本人と派遣先の双方が良ければ正規職員として採用されます。実際に働いてみた結果、正職員になることを希望しない場合は、次の職場を探すことになります。
実際に勤務してみて、働きやすさや職場の雰囲気をしっかりつかんだ上で正規職員として働くことができるので、紹介予定派遣は人気があります。

お給料は高いの?派遣保育士の時給相場

派遣保育士の時給相場派遣保育士の給料は、雇用主である保育士派遣会社より支給されます。多くは時給で計算され、時給の設定については派遣会社の規定によるので、派遣保育士にも時給の個人差があります。
派遣保育士の時給は、1,000円~1,500円が相場です。最低賃金が低い県では、相場よりも時給は低くなることがあります。逆に、保育士の需要が高い東京都では、相場より300円~500円ほど時給は高くなります。
派遣保育士は「労働量に見合った給料」という点で、本人の満足度は高い傾向があります。正職員の保育士はたとえ派遣より収入は多くても、仕事量や残業が非常に多いので、割に合わないと不満を感じている人はとても多いのです。

派遣保育士も残業はあるの?残業手当は?

派遣保育士のお給料は時給計算なので、残って仕事をした分だけ残業代が支給されます。つまりサービス残業が発生することはまずありません。
そもそも派遣保育士には契約で決められた勤務時間があることから、なるべく残業をさせないようにしている園が多いため、派遣保育士は残業が少なめなことが特徴です。

派遣保育士のメリットを紹介

派遣保育士のメリットでは、保育士が派遣で働くメリットとはどんなことなのでしょうか。

自分のライフスタイルに合わせて仕事ができる

派遣保育士は、勤務日・勤務時間などを「自分のライフスタイル」に合わせて選べるので、特に子育て中の女性にとってはメリットが多い働き方です。無理をすることなく、好きな仕事が続けられるのはうれしいですね。

いろんな職場を経験できる

ひとつの職場で長く勤める保育士もいれば、さまざまな職場を見てみたいと考える保育士もいます。後者の考えを持つ保育士には、数年単位で職場を変えることができる派遣の働き方はぴったりです。保育園に限らず多くの保育現場を経験することは、保育士のキャリアを豊かにします。

補助的な仕事が多いのでプレッシャーが少ない

派遣保育士は正職員ではないので、クラスの担任やリーダーなどを任されることはほとんどありません。行事でも補助的な仕事を時間内にこなすだけで、事務作業も少ないので、仕事のプレッシャーが軽いのがメリットですね。

ブランクのある保育士に向いている

派遣保育士は有期雇用なので、少しずつ仕事に慣れていきたい保育士に最適の働き方です。補助的な立場で仕事をするので、ブランクがあって自信のない人でも無理せず働くことができます。

派遣会社の担当者に相談ができる

派遣保育士ならではのメリットといえば、派遣会社の担当者に悩みを相談できることです。派遣先への不満や、言いづらいことなども遠慮せずに話すことができるのは、派遣だからこそ得られるメリットですね。

派遣保育士のデメリットもチェックしておこう

派遣保育士のデメリット一方で、派遣という立場をマイナスに感じることもあります。派遣保育士として働くには、下記のデメリットを割り切って考えることが必要です。

ひとつの職場で長く続けることはできない

派遣保育士は「有期雇用」なので、派遣先に勤務できるのは最長でも3年になります。派遣先の園が気に入ったとしても、せっかく職員と仲良くなっても、そのまま居続けることができないのは派遣保育士のデメリットですね。

クラスを担任できない

どんなに仕事をがんばっても、派遣保育士はクラス担任になることはできません。正職員でなければ担任をもつことは諦めなければならないのです。自分のクラスをもちたいという希望がある保育士にとっては、大きなデメリットとなるでしょう。

キャリアアップが難しい

担任になることができなければ、もちろん主任や園長を目指すことはできません。キャリアアップ研修への参加についても、勤務先の保育園と派遣会社との連携が必要になることなどから、参加へのハードルが高いのが実情です。

まとめ

結婚や子育てで自分のライフスタイルが変わった人や、保育の仕事はしたいけれどフルタイムは無理だと思っている人は、派遣保育士として短い期間から働いてみることをおすすめします。
実際に保育現場に戻ってみれば、自分の体力やワークライフバランスがわかってきます。派遣保育士という働き方に興味をお持ちの方は、ぜひ保育士専門の派遣会社に登録・相談してみてくださいね。

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タグ : 派遣保育士
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kiralike編集部

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