【例文付き】外科の看護師に転職するためには？志望動機や面接のポイントを紹介

外科では幅広い部位の手術・治療を行っており、その中で看護師は、患者の状態回復に向けてサポートする重要な役割を担っています。「高度な医療に携わりたい」「スキルアップを目指したい」などさまざまな理由で転職したいと考えている方も少なくありません。

そこでこの記事では、外科の看護師に転職したい方向けに、外科の看護師の業務内容や志望動機の考え方について例文付きでご紹介します。

キララサポートでは、外科の看護師をはじめ、さまざまな条件に合った求人のご紹介が可能です。外科看護師への転職を検討している方はぜひ一度キララサポートへご相談ください。

外科とは？

外科とは、手術による治療を専門的に行う診療科です。食道、内臓、神経、骨、関節、皮膚、歯など幅広い部位の手術・治療を行います。外科にはさまざまな専門分野がありますが、大きく分けると一般外科と専門分科の2種類があります。

一般外科

一般外科は、外傷性疾患（擦り傷や切り傷）、頚部リンパ腺炎や甲状腺腫の頚部疾患、消化管（大腸、直腸、胃）の炎症性疾患、四肢の化膿性疾患（虫刺傷、咬傷、蜂窩織炎等）など多くの疾患に対して診察・治療を行っています。そのほか日常生活の中での火傷、打撲、捻挫、良性の腫瘍、感染症など幅広い病気やけがが診察の対象です。

専門分科

一般外科は幅広い疾患を対象としていますが、専門分科ではより専門性の高い疾患を対象として手術や治療を行います。主な診療科としては、脳神経外科・胸部外科・心臓血管外科・消化器外科・小児外科・整形外科・美容外科などが挙げられ、それぞれ高度な知識や技術を必要とされます。

外科の看護師の主な業務

外科看護師は、外科か病棟かによって業務内容が多少異なります。

外来で働く外科看護師の業務は、診察の案内や医師の診察補助がメインです。患者の歩行を補助したり、消毒液やガーゼなどを準備したりと診察治療をスムーズに行えるようサポートします。また、緊急度の高い患者が来院した場合に看護師の判断で優先順位を決めるため、状況に応じた判断力も求められます。

病棟で働く外科看護師の業務は、バイタルサインチェックや術前術後の処置・検温、患者や家族への説明、メンタルケア、入退院の準備のほかターミナルケアなどがあります。患者一人ひとりの状態を把握しつつ、急変時の迅速な対応も求められる仕事です。

志望動機の考え方

志望動機は、「なぜこの病院を志望したのか」「この病院でなければならない理由は何か」を伝えるものです。転職活動を行ううえで志望動機が思い浮かばないという場合は、まず以下の二点を洗い出してみましょう。

• 自己分析：自身の働く軸や将来の目標を明確にする
• 企業調査：業界知識を深め、希望する病院・施設の情報収集をする

自己分析と企業調査を行ったうえで、転職先と自身の強み・アピールポイントとの共通点を見つけることが重要です。

履歴書の書き方については以下の記事で詳しくご紹介しております。

看護師の履歴書マニュアル！転職の志望動機の書き方やパターン別の例文もご紹介

看護師に限らず、履歴書は転職活動で必ず作成する書類です。採用担当者に自分自身の魅力や熱意が伝わるよう、ルールを守って正しく作成することが大切です。この記事では、看護師の履歴書の書き方のルールやポイントを詳しく解説します。面接で必ず聞かれる志望動機...

外科看護師に転職時に考えられる志望動機

それでは、外科看護師の転職時に考えられる志望動機を3つご紹介します。

急性期看護・クリティカルケア看護領域でスキルアップしたい

外科看護師は急性期医療にかかわる場面が多く、急変への対処や迅速な対応力が求められます。また、重篤患者の手術前後のケアから回復期まで担当する機会もあるため、急性期看護やクリティカルケア看護の領域でスキルアップを目指せます。

最新の医療にかかわりたい

外科病棟では、転職先の病院の規模や診療科によっては最新の医療技術や医療機器に触れる機会が多くなります。最新医療に携わり、より高度で専門的な看護を学ぶことができるため看護師としてスキルアップすることができるでしょう。

患者の回復を助けられる看護にかかわりたい

外科病棟の看護師の業務の一つとして、術前術後の患者のケアがあります。手術前の患者に寄り添って不安を解消してあげたり、患者やご家族へ説明したりするのも大切な役割です。また、術後は患者の状態が回復していくのもサポートしてかかわることができます。

外科の志望動機を作成する上で気を付けるべきポイント

履歴書や面接では志望動機を分かりやすく端的にまとめて伝えなければなりません。ここでは、外科看護師の志望動機を作成する上でのポイントをご紹介します。

病院の理念や業務の特徴を確認すること

理念は、その病院の経営や事業の根底にある根本的な考え方であり、重要な指針です。志望動機を作成する際に確認しておくことで病院が掲げる理念に対しての理解を深めることができます。また、業務の特徴を把握して自身のスキルを活かせるかどうかも見極めましょう。

外科の診療科別の特徴を把握すること

冒頭で記載したとおり、外科には複数の診療科があります。そのため、具体的な診療科を決めておくと志望動機がより明確になります。特に、総合病院や大学病院のように規模の大きい病院は診療科の数が多いので、それぞれの診療科別の特徴を把握しておきましょう。

給与や待遇などを強調しない

職場選びにおいて、給与や待遇を比較してより良い条件の職場を選びたいと考える方は多いかと思います。しかし、志望動機で給与や待遇について触れると採用担当者にマイナスな印象を与えてしまうため、強調して書くのは避けた方が望ましいです。

給与や待遇について知りたい場合は、病院のHPや求人ページで調べるか、転職エージェントに相談してみると良いでしょう。

【タイプ別】外科看護師の志望動機例文

ここからは、外科経験者・未経験者の2パターンに分けて望動機の例文をご紹介します。ただし、例文を丸写しするのではなく、あくまで参考程度にしてください。

外科経験者の例文

【例文¹】

【例文²】

外科未経験者の例文

【例文1】

【例文²】

面接での志望動機の伝え方

面接では、限られた時間の中で志望動機を伝える必要があります。端的に分かりやすく伝えるためには、最初に結論から話すことがポイントです。結論を伝えないまま話し始めると話が回りくどくなり、何を一番伝えたいのかが分からなくなってしまいます。結論を述べた後に、その根拠やエピソードなどを簡潔に伝えましょう。

外科看護師の転職なら転職エージェントの活用がおすすめ

履歴書や面接での志望動機は、分かりやすく、かつ具体的な根拠を盛り込んでまとめることが重要です。そのためには、自身の看護師としての目標の明確化や医療施設の研究など一つひとつ丁寧に進めていく必要があります。しかし、現職で働きながら転職活動をしている方の中には、「なかなか時間をかけられない」「志望動機のまとめ方が分からない」という方もいらっしゃるでしょう。

そんな時は、転職エージェントに「キララサポート」をご活用ください。キララサポートは看護業界に特化した転職エージェントとして、外科看護師の求人探しだけでなく、履歴書添削や面接対策までさまざまなサポートを行っています。転職活動に関して分からないことがあれば、ぜひ一度キララサポートへご相談ください。

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おわりに

外科の看護師は、診療科別に必要な知識や業務内容は異なりますが、患者様の回復に向けてサポートするという役割は共通しています。外科の中でも幅広い領域があるため、働く軸をしっかりと明確にし、自身の強みやスキルを活かせる分野でスキルアップを目指してみると良いでしょう。転職に不安な場合は転職エージェントを活用しながら自身に合った転職先を見つけてください。

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