介護施設のオープニングスタッフ求人について!おすすめポイントを解説!
公開日: 更新日: 介護 , 介護士の福利厚生・待遇新しくオープンする介護施設での職員募集は「オープニングスタッフ求人」とも呼ばれます。施設の新規開設に携わることができるほか、人間関係がゼロから構築される環境のため興味を持っている介護士の方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回のコラムでは、そんな介護施設のオープニングスタッフ求人について、おすすめポイントや求人情報をご紹介します!
目次
年々増加している介護施設
特別養護老人ホームや有料老人ホーム、介護老人保健施設やサービス付き高齢者向け住宅の利用者は2008年あたりから急速に増えており、今後も増加していくとみられています(※1)。利用者増加に伴い、介護施設の新規オープンの情報も多く見られるようになってきています。2025年には後期高齢者人口が約2,200万人に増加し、国民の4人に1人が75歳以上になるとされる「2025年問題」の提言もあり、日本全体で高齢者の受け入れ先を増やしていく動きがあるようです。
介護職員の需要について
施設数が増加傾向にある分、介護職員の需要は高く、2021年1月時点の介護サービスにおける有効求人倍率は3.87倍と、全業種の有効求人倍率1.04倍を大きく上回る結果となりました。
介護施設のオープニングスタッフ求人とは?
上記でご紹介した通り、介護サービスへの需要の高まりから介護施設が年々増加傾向にあります。新設の介護施設で立ち上げメンバーとして働く職員のことをオープニングスタッフといいます。
オープニングスタッフとして働くメリットとは?
介護施設でオープニングスタッフとして働くメリットをご紹介します。
人間関係を一から築くことができる
新規オープンの施設は人間関係が出来上がっていないため、派閥やグループなどがない状態です。「入職してみたら職員間の雰囲気がとても悪く、居心地が悪く感じた」といった転職後のエピソードなどもよく聞かれますので、始めから良い雰囲気を自分たちで作っていくことができる新規開設の施設は職場の人間関係が不安な方におすすめです。
綺麗で機能性の高い施設で働くことができる
新規オープンの施設の場合、ほとんどの施設が新築かつ最新の設備を用意しています。ベッドや車いす、入浴設備などに最新のものが取り入れられていると、体力的な負担の軽減にも繋がります。また、新規オープンの施設では海外の介護観を取り入れている職場もあり、新しい知識を身に付けてスキルアップしたい方にもメリットといえます。
職場のルールや決め事を作ることができる
新規開設の施設では、業務ルール等は現場で働くオープニングスタッフで決められる場合が多いようです。古いしきたりや暗黙のルール等もない状態ですので、介護職員や看護師と一緒に業務内容やスケジュールを決めていくことができます。ルール作りに参加できるとご自身の働きやすさにも繋がるため、これまでの職場で不便に感じたことがあれば、改善提案していくと良いでしょう。
オープニングスタッフならではの成長ができる
オープニング当初は様々な課題が山積みで、介護業務以外の仕事も必要となります。マニュアル作成や人材育成など、大変に感じることが多いようですが、その分スキルアップに繋がりますし、自分たちで作り上げていくという達成感を感じられるのではないでしょうか。
オープニングスタッフとして働く大変さとは?
オープニングスタッフとして働くにあたり、下記のような大変さもあるようです。
・慣れない施設、環境で業務がスタートする
・最初はマニュアルがないためイレギュラーな対応は手探りになる
・ルール化されていない内容についてはその場の判断が重要になる
・経験者の負担が大きい
マニュアル作り、施設づくりに携わるため、既存の施設にはない大変さがあります。しかし、施設のルール作り等に携われる機会は貴重な体験であるため、スキルアップが期待できます。オープニングスタッフの経験を通して臨機応変に対応できる力や、スタッフをまとめる力を身に付けることができれば、その後のキャリアも有利になるかもしれません。
介護施設のオープニングスタッフ求人を探す際のポイント
オープニングスタッフ募集の求人は施設オープン予定の時に募集が出るため一度で見つけられる案件数が少ないようです。オープニングスタッフの求人が出る度に情報を受け取ることができるよう、転職サイトや転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。介護に特化した転職エージェントと連絡が取れるようにしておくことで、求人サイトを常に見ておかなくても都度情報がもらえるため便利です。
まとめ
介護施設のオープニングスタッフ求人について、おすすめポイントをご紹介しました。オープニングスタッフとして働くことで、職場のルールを作る一員になることができる・人間関係をゼロから構築できるといったメリットがあります。また、最新の介護観を取り入れている職場が多いため、新しい知識を身に付けたいと考えている方にもおすすめです。
参照(キラライク以外のサイトに移動します):
※1 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000547178.pdf
※厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000743486.pdf
kiralike編集部
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