介護予防運動指導員とは?資格取得の方法やメリットについて

2021.01.18介護 , 介護の仕事
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介護の仕事の一つに「介護予防運動指導員」という職業があります。介護福祉士等の資格を取得し介護施設で働く人の中には、仕事の幅を広げ、スキルアップするために介護予防運動指導員を受講する方もいます。今回のコラムでは、介護予防運動指導員の資格取得の方法やメリットをご紹介します。

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介護予防運動指導員とは

介護予防運動指導員とは、高齢者向けの筋力向上トレーニングや介護予防のための運動指導を実施する仕事です。介護予防とは、65歳以上の高齢者が「要介護状態になることを可能な限り遅らせること」と「要介護の状態になることを防ぐこと」、また「既に介護が必要な方に対し、状態が悪化しないよう努め、改善を目指すこと」を目的とした取り組みです。運動以外にも、食生活の見直しによる栄養面での改善も予防介護の一環です。
介護予防運動指導員は、トレーニングを通じ、介護予防をサポートする役割を担っています。

介護予防運動指導員に必要なスキル

人体の骨格、筋肉機能を把握し、一人ひとりに合わせた介護予防プログラムを作成・実施する能力が求められます。また、プログラム作成にあたり、利用者の現状を知るためのコミュニケーション能力も必要といえます。

介護予防運動指導員の仕事内容

介護予防運動指導員の主な業務は下記のような内容が挙げられます。
・利用者一人ひとりに合わせた介護予防プログラムを立案
・軽い運動や筋力トレーニングの指導を行う
・実施した介護予防プログラムが効果を出せているかの評価

他にも、各自治体が主催する介護予防に関する講習会・イベントに講師として参加する場合もあります。

介護予防運動指導員の活躍の場

近年、介護サービスのクオリティ向上を目指す介護施設の多くで介護予防運動指導員の需要が高まっているようです。具体的には下記のような場所での活躍が期待できます。
・特別養護老人ホーム、デイサービスセンター
・訪問介護サービス
・病院のリハビリセンター
・介護予防運動プログラムを実施しているフィットネスセンター
・地域支援事業者が実施する介護予防教室

病院やフィットネスでも求人が出ているため、介護施設以外の場所で高齢者に貢献したいと考えている方にもおすすめです。

介護予防運動指導員の資格取得について

介護予防運動指導員の資格取得には講座の受講と修了試験の合格が必要です。

介護予防運動指導員講座の受講資格

介護予防運動指導員の資格を取得するためには、すでに医療・福祉関連の資格を持っていることが条件になっています。対象資格は下記の通りです。

・介護職員初任者研修またはホームヘルパー2級の修了者で実務経験2年以上
・実務者研修または介護職員基礎研修課程の修了者
・介護支援専門員
・健康運動指導士の資格保有者
・医療分野の国家資格保有者
医師、歯科医師、保健師、助産師、看護師、准看護師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、介護福祉士、歯科衛生士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士

取得にかかる費用と期間

受講する講座にもよりますが、資格取得にかかる費用は9万円程度と言われています。また、講座受講にかかる期間は約1か月で、この期間で介護に関する理論、実践方法の他、筋力トレーニングマシンを使ったプログラム実施方法が学べるとのことです。

資格の難易度

介護予防運動指導員の資格試験は講座の修了試験という形で実施されます。2021年1月時点では全て選択式のマークシート回答となっているようです。
※試験の詳細は今後変更になる場合があります。
講義の内容をしっかり理解していれば試験の難易度は高くなく、合格率は約9割と言われています(※1)。

資格の更新について

介護予防運動員の資格は3年に一度更新手続きが必要です。更新にかかる費用は毎回税別3,000円で、更新手続き後有効期限の記載された登録書が送られてくるようです。

介護予防運動指導員資格取得のメリット

介護のスキルアップにつながる

介護予防運動指導員の資格を取得すると、高齢者の介護予防に関する専門知識を身につけることができます。すぐに介護予防運動指導員になるつもりがなく、介護福祉士やヘルパーとして勤務を続けたい方でも、資格取得により介護職員としてのスキルアップが期待でき、利用者のQOL向上が可能になるでしょう。

介護現場において、近年重要視されつつある高齢者の「喜びや生きがい」。単なる機能的回復や予防介護といったサポートだけでなく、高齢者が楽しみながら日々を過ごせるようレクリエーションを用意することも介護士の業務の一環となっています。高齢者を笑顔にできる...

就職・転職の強みになる

利用者の身体機能の現状維持・改善は介護業界全体で取り組まれていることであり、今後も需要が高まっていくとされています。高齢者の自立支援や介護予防の取り組みに注目が集まっている今、介護予防プログラムの作成・実施が行える人材は転職において有利になる場合が多いようです。

まとめ

少子高齢化が進む中で、「介護が必要になる前に予防する」という考え方が広まっており、介護予防運動指導員の役割は年々大きくなってきています。現在介護の現場で働いている方の中で、身体介護や利用者のサポートだけでなく、予防にも貢献していきたいと考えている方は、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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参考(キラライク以外のサイトに移動します):
※1 日本介護予防協会
https://www.kaigoyobou.org/useful_blog/2054/

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タグ : トレーニング 介護の資格
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