レクリエーション介護士とは?仕事内容や資格の取り方についてご紹介!

2020.07.20介護の仕事
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介護現場において、近年重要視されつつある高齢者の「喜びや生きがい」。単なる機能的回復や予防介護といったサポートだけでなく、高齢者が楽しみながら日々を過ごせるようレクリエーションを用意することも介護士の業務の一環となっています。高齢者を笑顔にできる介護職員の育成を目的とし、レクリエーション知識や実行スキルを身に着けられる資格が「レクリエーション介護士」です。
今回は、レクリエーション介護士の仕事内容や資格取得方法についてご紹介します。

レクリエーション介護士とは

笑顔で働く介護スタッフレクリエーション介護士は、介護知識や自分の特技を取り入れながら楽しく安全なレクリエーションを高齢者に提供する仕事です。レクリエーションの企画から実施までを担当します。

主な活躍の場

介護施設全般でレクリエーション介護士の資格を生かすことができます。ただ、レクリエーション介護士のみの求人は少なく、介護職員と兼務しての募集が多いようです。
また、お笑い芸人の方でレクリエーション介護士の資格を取り、介護施設を訪問される方もいるなど、介護以外の仕事に就きながら高齢者と交流する働き方もあります。

レクリエーション介護士の資格

レクリエーション介護士の資格には2級と1級があります。2級は2014年、1級は2016年に創設され、それぞれの資格で受験条件と取得目標の能力に違いがあります。各資格の詳細をご説明します。

レクリエーション介護士2級とは

ベージュのスーツを着た女性介護の基本的な知識と、レクリエーションを通しての高齢者とのコミュニケーション方法を学びます。レクリエーションを実施するための基本的なスキルや考え方も身に着けることができます。

仕事内容

2級取得者は、趣味や職歴を生かし、介護現場やボランティアの場で活躍できることが望ましいとされています。特定の業務はなく、例えば、ヨガ講師をしている方が介護施設で高齢者向けのヨガ教室を実施するなど、内容に制限はありません。

レクリエーション介護士1級とは

2級の上級資格として、1級が設けられています。レクリエーションの企画・実施はもちろん、高齢者一人ひとりに合わせたアレンジの能力を学ぶことができます。また、各介護施設のレクリエーションに対する認識や方針に合わせて柔軟に対応する力の習得も可能です。

仕事内容

2級同様、具体的な業務は指定されていません。経験や特技を生かし介護現場のレクリエーションの時間を充実させる、他の職員にレクリエーションの大切さを共有することが望ましいとされています。自身のレクリエーション能力向上はもちろん、他のスタッフへの指導が求められる資格です。

レクリエーション介護士になるには

折り紙のお花レクリエーション介護士の資格はどのように取得できるのでしょうか。資格取得方法を見ていきましょう。

レクリエーション介護士2級のなり方

レクリエーション介護士2級は「一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会」の認定機関の講座を受け、試験に合格することで取得できます。

受験条件

必須資格や条件はありません。無資格から試験を受けることができます。

講座・試験について

3ヶ月程度の通信講座または通学講座のどちらかを受講します。カリキュラム修了後、自宅にて筆記試験を受け提出、60点以上の成績で合格となります。試験に不合格の場合でも、再試験を受けることで合格のチャンスがあるようです。

レクリエーション介護士1級のなり方

レクリエーション介護士2級を取得したのち、「一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会」の認定機関が開催する講座・研修を受け、試験に合格することで取得できます。

受験条件

レクリエーション介護士2級を取得していることが必須となります。経験は問われません。

講座・試験について

「一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会」によると、通学または動画視聴で必須講座を受講したのち、試験(筆記・実技)の合格と実習を経て資格が付与されます。

レクリエーション介護士の資格はこんな人におすすめ!

給料アップ介護士としてキャリアアップを考えている人 
レクを充実させたいと考えている介護施設責任者も多く、転職時に介護経験にプラスしてレクリエーション技術をPRできれば、面接で有利になる場合もあるでしょう。

家族を介護している人
介護施設の利用者だけでなく、介護サービスを受けている家族にもレクリエーションは役立ちます。高齢者の生活機能の向上や認知症予防にも繋がるケアの一環ですので、身近に要介護者がいる方にも必要なスキルを学ぶことができます。

高齢者を楽しませたいと考えている人
資格取得により、さらに利用者を楽しませるレクリエーション提供が可能になります。相手に合わせたアレンジもできるようになるため、目の前の高齢者を楽しませたい、喜ばせたいと考えている人におすすめです。

ボランティアをしたい人
レクリエーション介護士の資格を生かし、高齢者向けのボランティア活動をしている方はたくさんいます。介護福祉士などの専門的な資格がなくとも介護現場に携わることができるため、福祉活動の第一歩として興味を持つ方も多いようです。

レクリエーションの企画に興味がある人
介護施設でのレクリエーション企画に興味はあるものの、やり方が分からないという方は、資格取得を通して企画方法を学ぶことができます。

レクリエーション介護士の将来性

介護福祉士国家試験対策の勉強をする女性魅力の多いレクリエーション介護士ですが、今後どのような需要が出てくるのか見てみましょう。

レクリエーション介護士の現状

レクリエーション介護士の資格は創設から年数が浅く、まだ知名度が低いことが課題です。一方で、未経験でも取得できる介護の入門資格の一つとして興味を持つ方も多く、2級の資格保有者は25,000人以上(2019年3月現在)にまで増えています(※1)。

レクリエーション介護士の需要

介護職の人手不足の現状から、日々の介護を優先し、レクリエーションを後回しにしている施設が多いのが現状です。一方で、他施設との差別化をはかり、高付加価値の介護を提供する事業所では、レクリエーション介護士の存在を重視している職場もあるとのことです。
施設職員の質の向上を検討した際、レクリエーションの改善も課題となるため、今後需要は高まっていくといわれています。

まとめ

高齢者の生活を豊かにするレクリエーションは年々重要度が高まってきています。現在介護職として働いている方だけでなく、これから福祉分野で活躍したいと考えている方にも役立つ資格の一つですので、興味のある方は是非受講を検討してみてくださいね。

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参照(キラライク以外のサイトに移動します)
※1 一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会
https://www.japan-ac.jp/

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