従来型特養の仕事はきついの?仕事内容や平均給与について解説!

公開日: 介護士の働き方・環境 , 介護士の給与・年収

特別養護老人ホームには、「従来型」と「ユニット型」があり、この2つは形態が大きく異なります。「従来型特養は仕事がきつい」といわれることがありますが、果たして本当なのでしょうか?

ここでは、従来型特養の特徴や、従来型特養で働く人の1日の業務スケジュールといった基本情報のほか、やりがいやメリット、平均給与などもご紹介します。従来型特養での介護の仕事に興味を持っている方は、ぜひご参考になさってください。

従来型特養はどんな施設?

介護施設の廊下従来型特養(従来型特別養護老人ホーム)とは、文字通り従来からある形式の特別養護老人ホームを指します。

「従来型」と呼ばれているのは、居室の配置や共有スペースへの動線などが、近年増加している「ユニット型」と異なるためです。

「従来型」と「ユニット型」の違い

談笑するおじいちゃん「従来型」の居室は個室もありますが、基本的に複数人で相部屋として使用する前提のつくりとなっています。また、食堂やリビングといった共有スペースへは居室から廊下を渡って移動する形で、共有スペースは大人数で利用することがほとんどです。

一方「ユニット型」は、10名前後の「ユニット」という単位で介護を行い、入居者は基本的に個室、あるいは準個室を利用します。また、共有スペースの周りに居室を配置しているため、移動のための動線が短いことが特徴です。共有スペースは少人数で利用します。

ユニット型については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

特別養護老人ホームには「ユニット型」と「従来型」があり、職場選びの際に何が違うのか気になったことはありませんか?同じ特別養護老人ホームでもユニット型と従来型では担当する利用者さんの範囲が異なるため、大変さや必要とされるスキルも違うようです。今回の...

「従来型」はどんな人が利用している?

「ユニット型」は入居者のプライバシーが守られやすく、また、居室から共有スペースへのアクセスなども良いためメリットが多く感じられます。しかし「従来型」ならではのメリットもあります。「従来型」のメリットのなかでも特に大きなものは入居費用です。

一般的に「ユニット型」は個室であるのに対し、「従来型」は相部屋が基本なので、その分必要な費用が少ない傾向にあります。また、相部屋では、他の入居者とのコミュニケーションが発生しやすいといえます。

このようなメリットから、「従来型」は費用を安く抑えたい方や、他の入居者と積極的にコミュニケーションをとりたい方が利用するケースが多いようです。

従来型特養で働く1日のスケジュール

ここからは、従来型特養で働くイメージがしやすいよう、一般的な従来型特養で働く職員の日勤スケジュール例をご紹介します。

9:00 出勤
夜勤からの申し送りなど、入居者の情報を引き継ぎ共有します。
9:30 入浴介助
入居者の入浴介助を行います。
11:30 昼食準備
昼食の配膳や、薬が必要な入居者への配薬を行います。
12:00 入居者の昼食
食事の介助や見守りなどを行います。
13:00 休憩
基本的に休憩は交代制です。
14:00 レクリエーション
ラジオ体操やカラオケなど、入居者向けのレクリエーションを行います。
15:00 コミュニケーションタイム
入居者とおしゃべりなどをして、コミュニケーションをとります。施設によっては、この時間におやつなどを楽しみます。
17:00 夕食準備
夕食の配膳や、薬が必要な入居者への配薬を行います。
17:30 夕食
食事の介助や見守りなどを行います。
17:45 夜勤への引き継ぎ
夜勤スタッフへ入居者の情報共有を行います。
18:00 業務終了

従来型特養の仕事に向いている人の特徴や働くメリットは?

ここからは、従来型特養の仕事に向いている人の特徴や、従来型特養で働くメリットをご紹介します。

上述したとおり、従来型特養とユニット型特養は特徴が異なっており、そのため業務スタイルにも違いが出てきます。特養で働こうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

従来型特養の仕事に向いている人の特徴

食事を補助する女性職員従来型特養は40~50名程度をケアすることが多く、多数の入居者と接します。そのため、担当している入居者の情報や引き継ぎ情報、目視で確認した情報など、多大な情報を把握・管理できる方は、従来型特養に向いているタイプといえます。

また、担当する入居者が多い分、各業務をスピーディーにこなせることも重要です。加えて、従来型特養は日勤・夜勤の区別なく、複数の職員が連携しなければ仕事をこなすことができません。「チーム」としての意識が強く、同僚や先輩からも仕事を教えてもらいやすい環境なので、介護士になって日が浅い方なども従来型特養の仕事に向いています。

一方、従来型特養に向いていないタイプは、入居者のペースを重視したい方でしょう。従来型特養では多数の入居者を担当するため、仕事の進み具合によっては業務スケジュールを優先させなければならない場面もあります。そのため、入居者一人ひとりのペースを重視する方は従来型特養に不向きで、ユニット型特養向きだといえます。

従来型特養で働くメリット

従来型特養は、上述のとおり担当する入居者の数が多いことから、仕事がきついといわれがちです。そうした背景から、チームには経験豊富なスタッフも数多く配置されており、優れた先輩から業務の指導を直接受けられる点は、従来型特養で働く大きなメリットといえるでしょう。

また、担当する人数が多い分、常に業務スケジュールを意識する必要が出てきます。そのため、多大な情報を意識しつつ、業務をスムーズにこなすための実践力も養えるのです。

従来型特養の仕事の「やりがい」とは?

散歩中の風景従来型特養の仕事のやりがいは人によって異なりますが、もっとも代表的なやりがいとして挙げられるのは「チームで働く」ことでしょう。

従来型特養は多くの入居者を担当しなければならず、一人ひとりが限られた業務時間のなかで職務を全うことが求められます。そのため、チームでどのように動けば効率が上がるか、入居者にかけられる時間の線引きや、その時間をどう使えば業務に支障をきたさず入居者に最大限寄り添えるかなど、チームで話し合って、トライアンドエラーで業務を改善していくのです。

このように、チームで業務を完成させていくことが従来型特養で働く醍醐味であり、やりがいであるともいえるでしょう。

従来型特養の平均給与

給料袋と電卓ここからは、従来型特養の雇用形態や平均給与について見ていきましょう。

まず、雇用形態から見ていきます。独立行政法人 福祉医療機構が発表した「2020年度 特別養護老人ホームの人材確保に関する調査について」によると、従来型特養における正規職員の割合は63.5%となっています。このことから、従来型特養は正規職員比率が高く、これまでパートやアルバイトとして介護福祉士が正職員を目指すにもおすすめの環境といえるでしょう。

次に、平均給与を見てみましょう。なお、ここでご紹介するのは従来型に限定しない、特別養護老人ホーム全体における平均給与です。厚生労働省が公表している「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)勤務者の平均給与は35万430円となっています。

この給与は介護施設のなかではトップの平均給与となっており、特別養護老人ホームに次いで平均給与が高い介護老人保健施設では33万8,920円、介護療養型医療施設の30万6,420円と比較すると、その高さが伺えます。

従来型特養のお仕事を探している方は「キララサポート」へ!

ここまでご紹介したとおり、従来型特養は平均給与が高く、仕事のやりがいやメリットも大いに感じられる施設といえるでしょう。とはいえ、同じ従来型特養でも、働き方や忙しさ、施設規模、休暇の日数などは職場によってさまざまです。

現在、従来型特養への転職を考えている方はもちろん、転職で給与や待遇を変えたいという方も、介護の仕事に特化した転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。スムーズに転職活動を進めるには、職場の体制や雰囲気を把握できる専門サイトを活用することをおすすめします。

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従来型特養への転職を検討している方は、お気軽に「キララサポート 介護」へご連絡ください。

まとめ

今回は、特別養護老人ホームの種類の1つである「従来型特養」について、施設の特徴や仕事内容などについてご紹介しました。

従来型特養は、多くの入居者を担当するため「仕事がきつい」と感じる面もありますが、その分チームでの業務を実感できるほか、経験豊富な先輩から直接業務や技術指導を受けられるなどのメリットややりがいも多くあります。また、平均給与が介護職の中でトップクラスな点も大きなメリットです。

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